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最新の情報

■■■現行の研究課題

■■■過年度の終了課題
○R5年度 終了
 ワイヤロープ式防護柵の設計・施工・維持管理に関する研究 (重点研究・令和3年度 ~ 令和5年度)
 積雪寒冷地におけるラウンドアバウトの設計技術の高度化と普及促進に関する研究 (重点研究・令和3年度 ~ 令和5年度)
 融雪期の路面冠水の実態把握と検知技術に関する研究 (基盤研究・令和3年度 ~ 令和5年度)
○R4年度 終了
 車両プローブデータによる雪氷路面推定技術の研究 (挑戦的調査研究・令和4年度)

■■■普及技術 紹介動画一覧

 

(最終更新:2024/07/10)

R5年度 終了課題
ワイヤロープ式防護柵の設計・施工・維持管理に関する研究 (令和3年度 ~ 令和5年度)

ワイヤロープ式防護柵大型車衝突試験

ワイヤロープ式防護柵大型車衝突試験

ワイヤロープ設置状況(道央自動車道)

ワイヤロープ設置状況(道央自動車道)

ワイヤロープ式防護柵は、二車線道路の中央に設置する分離柵として開発したもので、その特徴は衝突車両への衝撃緩和性能を有し、細い支柱の中央にワイヤロープを通すことで、表裏がなく、狭い幅で設置が可能なことです。令和3年度末に、全国で約1,286kmに設置され、急速に普及した反面、接触事故の多発や想定外の設置条件への対応等の課題が発生し、道路管理者、設計コンサルタント、施工業者等から技術開発を求められています。

本研究は、ワイヤロープ式防護柵が高速道路暫定2車線区間への普及拡大が進むなか、様々な道路環境条件に対して的確かつ効率的な設計・施工・維持管理方法を提案します。得られた技術情報は、当所が発刊している「ワイヤロープ式防護柵整備ガイドライン(案)」に反映します。

 

【研究報告書】

令和2年度 研究開発プログラム報告書

平成27年度 プロジェクト研究・重点研究報告書

 

【関連サイト・ページ】

寒地土木研究所 ワイヤロープ式防護柵

 

【パンフレット等】

ワイヤロープ式防護柵整備ガイドライン(案)

ワイヤロープ式防護柵の設計・施工・維持管理に関する研究(2022.11作成)

 

【代表的な報文など】

ワイヤロープ式防護柵の端部衝突事故対策としてのガードレール型緩衝装置の開発
寒地土木研究所月報 第854号,2024年3月10日:平澤匡介,伊東靖彦,鋼製防護柵協会 山田慶太

コンクリート舗装におけるワイヤロープ式防護柵の設置仕様の開発
寒地土木研究所月報 第843号,2023年4月19日:平澤匡介,伊東靖彦,鋼製防護柵協会 佐藤義悟

ワイヤロープ式防護柵の変形性能向上に関する研究開発
寒地土木研究所月報 第828号,2022年3月10日:平澤匡介,畠山乃,鋼製防護柵協会 佐藤義悟

暫定2車線区間におけるワイヤロープ式防護柵の導入可能性について
寒地土木研究所月報 第779号,2018年4月25日:平澤匡介,佐藤昌哉

 

【技術紹介動画】

 

 

【その他】

 

 

積雪寒冷地におけるラウンドアバウトの設計技術の高度化と普及促進に関する研究 (令和3年度 ~ 令和5年度)

苫小牧寒地試験道路ラウンドアバウト1

苫小牧寒地試験道路
ラウンドアバウト1

苫小牧寒地試験道路ラウンドアバウト2

苫小牧寒地試験道路
ラウンドアバウト2

上ノ国町大留交差点

上ノ国町大留交差点

浜頓別町浜頓別交差点

浜頓別町浜頓別交差点

災害に強い交差点構造としてラウンドアバウトの導入が進められています。災害時に機能する簡易型ラウンドアバウトや交通量の少ない地方道や狭小交差点においては、現行の基準に比べてより小型のサイズであるミニラウンドアバウトの導入も求められています。本研究においては積雪寒冷地におけるラウンドアバウト構造の導入決定手法の明確化、及び中央島ランドスケープ、除雪作業に配慮した構造・流入部の路面標示等の設計と管理技術の高度化・応用に資するため、導入決定の要件を明らかにしていきます。

 

【研究報告書】

 

 

【関連サイト・ページ】

積雪寒冷地におけるラウンドアバウト

 

【パンフレット等】

積雪寒冷地におけるラウンドアバウトの設計技術の高度化と普及促進に関する研究(2022.11作成)

 

【代表的な報文など】

除雪作業におけるラウンドアバウトエプロン端部の損傷軽減手法の検討
寒地土木研究所月報 第853号,2024年2月10日:吉田智,植野英睦,飯田美喜,宗広一徳,倉田和幸

ラウンドアバウトの環道外径の可変による運転挙動の変化について
第66回(2022年度) 北海道開発技術研究発表会論文,推進8 :倉田和幸,宗広一徳,伊東靖彦

積雪寒冷地のラウンドアバウトの冬期除雪の現況
寒地土木研究所月報 第830号,2022年4月10日:宗広一徳,布施浩司,吉田智,久慈直之,畠山乃

ラウンドアバウトにおける大型車ドライバーの 走行性・安全性評価の推移について
寒地土木研究所月報 第820号,2021年7月10日:倉田和幸,布施浩司,宗広一徳,畠山乃,金子恵造

上ノ国町ラウンドアバウト導入前後におけるドライバー評価の比較について
第64回(2020年度)北海道開発技術研究発表会,2021年2月16日:中村 直久,宗広 一徳,佐藤 昌哉

大型車ドライバーによるラウンドアバウト走行時の運転挙動と主観評価について
第64回(2020年度)北海道開発技術研究発表会,2021年2月16日:倉田 和幸,宗広 一徳,佐藤 昌哉

上ノ国町ラウンドアバウトにおける運転挙動と意識変化について
寒地土木研究所月報 第811号,2020年11月10日:中村直久,宗広一徳,佐藤昌哉

ラウンドアバウト導入前後における被験者評価実験について
第63回(2019年度)北海道開発技術研究発表会,2020年2月18日:倉田和幸,布施浩司,宗広一徳,畠山乃,金子恵造

ラウンドアバウト導入前後における被験者調査について
寒地土木研究所月報 第801号,2020年2月10日:中村直久,宗広一徳,佐藤昌哉

海外におけるラウンドアバウト緑化の事例調査
第35回寒地技術シンポジウム2019 / 寒地技術論文・報告集vol.35: 太田広,橋哲生,中村直久,宗広一徳,榎本碧,松田泰明

国道228号上ノ国町大留交差点の改良について
第60回土木計画学研究発表会 / 第60回土木計画学研究発表会論文集:宗広一徳,中村直久,中谷幸生,濱塚弘行,金子恵造,田名部一馬

 

【その他】

 

 

融雪期の路面冠水の実態把握と検知技術に関する研究 (令和3年度 ~ 令和5年度)

上空写真1

苫小牧寒地試験道路 路面冠水実験路 上空写真1

正面

苫小牧寒地試験道路 路面冠水実験路 正面

走行実験

苫小牧寒地試験道路 路面冠水実験路 走行実験

近年、国内各地で集中豪雨や台風による路面冠水被害が増加しており、北海道では融雪時期における同被害も散見されています。路面冠水発生の原因としては、雨水桝や排水溝が落ち葉で詰まっている状態や融雪期には路側堆雪・凍結による影響等が指摘されています。寒地土木研究所は、令和3年度に苫小牧寒地試験道路内に路面冠水実験路を新設し、本研究では冠水時の道路状態を再現し車両走行実験を行うことで路面冠水の実態を把握するとともに、路面冠水検知技術の整理を行うことを目的としています。

 

路面冠水実験路 上空写真2

 

【研究報告書】

 

 

【関連サイト・ページ】

 

 

【パンフレット等】

融雪期の路面冠水の実態把握と検知技術に関する研究(2022.11作成)

苫小牧寒地試験道路 路面冠水試験道路(2022.11作成)

 

【代表的な報文など】

苫小牧寒地試験道路における路面冠水走行実験
寒地土木研究所月報 第832号,2022年6月10日:倉田和幸,布施浩司,畠山乃

 

【その他】

 

 

R4年度 終了課題
車両プローブデータによる雪氷路面推定技術の研究 (令和4年度)

積雪わだち路面走行試験

積雪わだち路面走行試験

冬期の安全・快適な道路交通を維持する上で雪氷路面の把握は重要な課題です。雪氷路面では効率的な除雪や凍結防止剤散布の対策が必要であり、その出動の判断にはICT・AI技術及びビッグデータの活用が注目されています。また冬期の道路維持管理は雪氷路面を迅速かつ広域に把握する手法の開発が必要であるとされています。一方、国土交通省北海道開発局はETC2.0プローブデータを活用して凍結路面を客観的に管理できる可能性を示す等、既存のデバイスを使用した雪氷路面の把握によって維持管理がより効率的になることが期待されています。このように車両プローブデータを活用した冬期における路面評価について検討することは重要です。

本研究ではETC2.0プローブデータを含む様々な車両プローブデータを活用して冬期の路面におけるすべり抵抗値や積雪わだち深さ等の雪氷路面状態を推定する技術を検討します。

 

【研究報告書】

 

 

【関連サイト・ページ】

 

 

【パンフレット等】

 

 

【代表的な報文など】

・路面すべり摩擦係数別による車輪速度プローブデータの特徴と考察
令和5年度土木学会全国大会 第78回年次学術講演会:2023年9月14日:奥村航太,齊田光,大廣智則,伊東靖彦

・プローブデータの車両挙動を活用した冬期の路面すべり摩擦係数の推定
第67回土木計画学研究発表会・春大会 講演集(CD-ROM):2023年6月3日:奥村航太,大廣智則,齊田光,伊東靖彦

冬期の路面状態別の車両挙動に関する特徴
第66回(2022年度) 北海道開発技術研究発表会論文:奥村航太,齊田光,伊東靖彦

積雪わだち路面における走行時の主観的評価と車両挙動の関係
寒地土木研究所月報 第841号,2023年3月10日:奥村航太,大廣智則,齊田光,伊東靖彦

 

【その他】

 

 

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