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  苫小牧寒地試験道路

(最終更新:2023/7/25) 

 

 「苫小牧寒地試験道路」は日高自動車道の苫東中央インターから国道235号を苫小牧方向に約2km進んだ苫小牧市の東部にあります。
 周回路は総延長2.7kmであり、高速で走行が可能な直線区間と2つの曲線区間からなっています。その他ワイヤロープ衝突試験路、ラウンドアバウト交差点試験路および路面冠水実験路等を備えており冬期道路に関する試験を行っています。


▲苫小牧寒地試験道路の航空写真(2022/9/30)

試験道路の概要
●所在地: 苫小牧市字柏原1-18
●諸 元: 敷地面積 約21ha
      全長 2,700m(直線区間 1,200m)
      舗装構成 旧A交通相当
●開 設: 平成11年度
  試験道路を活用する研究の目的
 1) 路面状態に応じた冬期道路維持管理作業の効率化
 2) 積雪による影響を考慮した道路構造の検討
 3) 交通安全施設の開発に関する試験
 4) 積雪寒冷地により適合した舗装構築技術の開発
                          他

リーフレット
苫小牧寒地試験道路(2022.11作成)
路面冠水試験道路(2022.11作成)

実験施設の一覧


▲苫小牧寒地試験道路の施設配置図


@ホームストレート

 

Aバックストレート

 

Bワイヤロープ衝突試験路

 

C横すべり試験路


 
 
 
 4車線道路の高規格道路仕様であり、高速走行、凍結防止・防滑材散布試験、一般貸付使用等で活用しています。    2車線道路の一般国道仕様であり、通常走行、舗装・路盤の新材性能試験、一般貸付使用等で活用しています。    ワイヤロープ式防護柵の製品及び設置方法の研究・開発について行います。    湿潤・凍結等の路面において曲線や速度を変化させて走行試験を行います。
             

Dラウンドアバウト交差点試験路

 

E路面冠水実験路

 

Fランブルストリップス

 

G自動運転試験(磁気マーカー設置)

     
 ヨーロッパを発祥とする信号機の無い円形交差点での走行試験を行います。    大雨・融雪時に起こる路面冠水の走行挙動、対策方法を研究を行います。    道路のはみ出し・逸脱防止の研究・開発を行います。    自動車・除雪機械の運転支援の研究を行います。
             
             

Hアスファルト混合物試験路

 

I凍上抑制試験路

 

J歩道舗装試験路

 

Kコンクリート舗装試験路

     
 舗装材の舗設試験などの研究を行います。    排水・遮水工法の研究を行います。    歩道舗装の耐久性の研究を行います。    コンクリート舗装の凍結深さを観測します。
             

L橋面舗装試験路

 

M凍上計測用土槽

 

N路肩舗装表面切削・研削溝

   
       
 橋面舗装材料の研究を行います。    凍上で起こる現象を観測します。    融雪水の車道部への流入抑制効果を研究しています。    

アクセス情報

 札幌・新千歳空港から道央道を苫小牧方面へ走行
  ⇒ @苫小牧東I.C.にて日高道へ進む
  ⇒ A苫東中央I.C.を下りる
  ⇒ B国道235号を右折
  ⇒ C約2km先の1つ目の信号交差点を左折
 ※既存のナビゲーションアプリでは試験道路付近で案内が終了する可能性があります。


▲苫小牧寒地試験道路までのアクセス


▲地図(GoogleMap)


問い合わせ

〒062-8602 札幌市豊平区平岸1条3丁目1番34号
国立研究開発法人 土木研究所寒地土木研究所

◎研究内容について
  寒地道路研究グループ 寒地交通チーム
   TEL 011-841-1738  FAX 011-841-9747
  寒地保全技術研究グループ 寒地道路保全チーム
   TEL 011-841-1747  FAX 011-841-9747

施設貸付について
  企画室 担当:第3グループ
   TEL 011-841-1636


 


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