北海道内国道における冬期通行止めのうち吹雪による視程障害が4割を占めるなど、吹雪による冬期交通障害が非常に多く発生しています。
これまで防雪林や防雪柵などの吹雪対策施設が道路管理者によって整備されてきました。ここでは様々なタイプが用いられ、また新たな施設の日々開発されているところですが、それぞれの施設の定量的な効果は明らかとはなっていません。
このため、効率的な防雪計画の策定や性能規定による対策施設工の発注が困難となっており、積雪寒冷地における適正な社会資本整備の観点から問題となっています。
また、防雪林に関しては、樹木の生長に応じた適切な育成管理の方法を示すことが必要となっています。
そこで、視程障害あるいは吹きだまり対策手法の定量的な評価を行うとともに、効率的な吹雪対策手法について検討し、道路吹雪対策の計画、施工、維持管理に関わる技術的事項を網羅した「道路吹雪対策マニュアル」の改訂等を通じて、技術の普及を図ります。