防雪柵・防雪林に関わる技術資料(案)を公表しました
雪氷チーム : 2023年3月31日
雪氷チームでは、吹雪による吹きだまりや視程障害を防ぎ、冬期道路交通の安全性を確保することを目的とし、雪氷災害を軽減するための技術開発を行っています。
そのうち、防雪柵・防雪林に関わる、調査研究結果から得られた知見をとりまとめた、以下の2編の技術資料(案)を公表しました。
多くの道路技術者の参考資料として、広くご活用いただけると幸いです。
■防雪柵開口部の対策施設に関する技術資料(案)
→ https://www2.ceri.go.jp/jpn/pdf2/202303-CERI_Document-Snow_Fences.pdf (3.3MB)
防雪柵は、道路交差部などに開口部を設けることで、局所的な視程障害が生じる場合があります。開口部の視程障害を緩和する対策として、副防雪柵の設置手法や、それに関わる技術的事項をとりまとめたものです。
■下枝の枯れ上がりが見られる
防雪林の管理手法に関する技術資料(案)
→ https://www2.ceri.go.jp/jpn/pdf2/202303-CERI_Document-Snowbreak_Woods.pdf (15.2MB)
防雪林造成を開始してから40年以上が経過し、下枝の枯れ上がりに伴う防雪機能の低下が懸念されています。防雪機能の低下を緩和する対策として、補助柵の設置や、防雪林の管理手法などの技術的事項をとりまとめたものです。
■使用許諾条件
著作権、および隣接する知的財産権などは(国研)土木研究所 寒地土木研究所が有します。
本技術資料(案)を使用した際に発生した損害や不利益ついて、一切責任を負いません。
全体あるいは一部をインターネット、電子媒体などで再配布・販売することを禁じます。
記載内容の複写、引用に承諾は不要です。自由に、ご活用いただいてかまいません。
引用元として「寒地土木研究所」+技術資料名称、およびURLの明示をお願いします。
掲載内容は、令和5年3月31日ドラフト版で、今後、予告せず変更する場合があります。
■問合せ先
国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所 寒地道路研究グループ 雪氷チーム
TEL:011-841-1746 (ダイヤルイン)