2月28日に【北の道リサーチニュース:第17号(2005年2月)】を発行しました。
このメールニュースは、北海道開発土木研究所道路部が寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。
メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。
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* アンケートに答えてロードマップをもらおう!
このたび、携帯サイト、冬道の道路利用、峠情報について第6回目となる
アンケートを実施することといたしました。尚、アンケートにご協力
頂いた方には、ご希望の方全員に、ロードマップを差し上げます。
ご協力の程よろしくお願いいたします。
* 札幌圏の吹雪・降雪情報を提供する“吹雪の広域情報提供実験”がスタート!
(北海道開発土木研究所)
* 札幌圏の道路情報、アクセス情報、天気・雪情報などを提供する
“さっけん道しるべ”がスタート!(札幌開発建設部)
* 道内高速道路の気象情報提供中!(JH北海道支社)
高速道路上を対象とした気象情報であり冬期間のみのご提供となります。
* 官民連携で路線情報を提供する“しりべしe街道”が、しりべしiネット内で
スタート!各路線の情報も~国道 5号・229号・230号・276号・393号
*高速道路料金割引の社会実験(第2期:2/16~3/8)がいよいよスタート!
* 距離と時間検索に詳細検索(ベータ版)が新登場!
出発地・目的地に主要都市のほか観光地や空港・港、道の駅まで指定可能に!
空港,港からの道案内(新千歳・函館・旭川・釧路 函館・小樽・室蘭・苫小牧)
* 総合学習&自由研究にも最適な北の道倶楽部~カントリーサインシートも人気!
※北の道ナビは、北海道内の道路情報を総合案内するサイトで、北海道開発局をは
じめとする道内主要道路管理者で構成する「北海道道路情報化研究会」の監修の
もと、北海道開発土木研究所が運営を行っています。
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
[国内]
[海外]
・第5回舗装技術国際会議(2005年5月10日~12日韓国・ソウル)
http://www.icpt.or.kr/
・第7回道路・鉄道・空港舗装支持力国際会議(2005年6月27日~29日ノルウェイ)
http://www.bcra05.no/
・東アジア交通学会(EASTS: Eastern Asia Society for Transportation Studies)
第6回国際会議(2005年9月21日~24日タイ・バンコク)
http://easts-isc-ue.eng.hokudai.ac.jp/
・第12回ITS世界会議(2005年11月6~10日 米国サンフランシスコ)
http://www.itsworldcongress.org/
・第12回PIARC国際冬期道路会議(2006年3月27~30日イタリア)
http://www.aipcr2006.it/
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■編集後記
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最近、スキー場でスキーウェアではなく、普段着の観光客の集団を見かけます。
「キャー、キャー」歓声が聞こえて来るので、見てみると家族連れやカップルがソ
リ滑りや雪合戦で遊んでいました。国内観光客ではなさそうだと思っていたら、今
度はゴンドラに乗って頂上で雪山の景色を楽しんで記念撮影をしています。アジア
人、雪が珍しい、中国語のように聞こえる会話から察すると、台湾から来られた観
光客のようです。
北海道観光白書によると海外からの観光客数は平成15年度約25万人のうち台
湾からの観光客は約12万人にも上っています。台湾では数年前から北海道紹介の
テレビ番組が放送され、ちょっとした「北海道ブーム」となっているそうです。北
海道における冬の観光収入の中心であった本州からのスキー客が伸び悩む中で、明
るい材料です。
先月、私の故郷長崎から同級生が夫婦で北海道に旅行に来たのですが、雪まつり
前だったため、札幌でおすすめの観光スポットを聞かれて、少し悩みました。日本
でも暖かい地域の人にとっては、雪に対する憧れのようなものがあり、台湾の方々
と同じように雪の中でも童心に帰ってはしゃいでみたいという願望があると思いま
す。しかし、恥ずかしがり屋の日本人には混雑したスキー場のゲレンデでは人目を
気にして、実際に実行するのは難しいでしょう。それにふさわしいロケーションが
必要だと思います。国内からの観光についても「スキーをしない方々にとっても楽
しめる冬の北海道」を考えてみてはいかがでしょうか。
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Copyright(C)2003 北海道開発土木研究所 〒062-8602札幌市豊平区平岸1条3丁目1-34
道路部HP http://www2.ceri.go.jp/jpn/ 案内図 http://www2.ceri.go.jp/annaizu.gif
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本技術研究発表会は、北海道開発局が所掌する事業に係る技術的諸問題についての調査、研究等の成果を発表することにより、技術の向上とその普及を図ることを目的として毎年開催しており、今回で48回目を迎えます。
北海道開発土木研究所 道路部では、平成17年2月23日(水)~24日(木)に行われました「第48回 北海道開発局技術研究発表会」に参加しました。
(現在編集中)
ランブルストリップスのホームページの国道における設置状況に正面衝突事故減少率(速報値)を追加しました。
北海道開発局により平成14年7月に一般国道5号八雲町で初めて設置されてから平成15年11月までの1年4ヶ月の間に24ヶ所で総延長約39kmの区間に施工されました。
24ヶ所のランブルストリップス施工区間の正面衝突事故件数は、施工前の2年間に42件発生していましたが、施工後の2年間は 19件※となり、正面衝突事故件数は、約55%が減少しました。
なお、平成16年度末までに全道で約140km施工されています。
※計算に使用した事故件数は、平成16年12月31日までのデータです。施工前の事故件数は、各施工箇所の施工日より2年前の事故件数です。また 施工後の事後件数は、2年に満たないので、2年間に換算した値です。
北海道土木技術会 道路研究委員会
『寒地道路技術に関する国際会議報告会 第84回TRB総会参加報告』
拝啓 時事益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃より当委員会の活動につきまして、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、この度、下記の通り講演会を開催することとなりましたので、皆様にご案内申し上げます。
今回の報告会は、平成17年1月9日~13日に米国ワシントンで開催されたTRB(交通運輸研究会議)年次総会の参加報告として冬期道路、交通安全、景観に関連する最新の話題を提供いたしますので、皆様の多数の参加をお待ちしております。
参加は、無料ですが、会場準備の都合上、2月23日までに、当研究会事務局宛にFAX、または、E―Mailにて参加申し込み下さるようお願い致します。
日 時:平成17年2月28日(月)15:00~17:00
場 所:(独)北海道開発土木研究所 講堂 札幌市豊平区平岸1条3丁目
内 容:『寒地道路技術に関する国際会議報告会 第84回TRB総会参加報告』
開会 15:00
『霧発生時における道路標識視認性評価発表報告』 15:10~15:30
(独)北海道開発局開発土木研究所 交通研究室 宗広 一徳氏
『関連委員会参加報告(仮題)』 15:30~15:50
北海道大学大学院工学研究科 助教授 萩原 亨氏
『TRB冬期道路管理委員会と関連セッションの紹介』 15:50~16:10
(独)北海道開発局開発土木研究所 防災雪氷研究室 室長 加治屋 安彦氏
『TRB交通安全関係セッションの紹介』 16:10~16:30
(独)北海道開発局開発土木研究所 交通研究室 室長 浅野 基樹氏
『シーニックバイウエイ関係の情報紹介(仮題)』 16:30~16:50
(社)北海道開発技術センター 理事 原 文宏氏
閉会 16:50
主催:北海道土木技術会 道路研究委員会
共催:(独)北海道開発土木研究所
参加方法 会場準備の都合上、下記所定事項を記入し、FAXまたはE-mailにて2月23日(水)までに事務局宛に申込み下さい。氏名、企業団体名、所属、連絡先(TEL、FAX、E-mail)
尚、定員100名になり次第、締め切らせて頂きます。
参加申込み 道路研究委員会事務局 (株)ドーコン 交通部 太田、内藤、高橋
TEL:011-801-1520 FAX:011-801-1521 E-mail:dourokenkyu@jsb.ne.jp
北海道開発土木研究所道路部では、寒地道路に関する様々な課題について行政やコンサルタントの専門家や技術者、そして大学や他研究機関の方々との情報交換、意見交換の場として寒地道路連続セミナーを開催しています。
第8回目となる今回は、北海道大学大学院から長野克則先生を講師としてお招きし、地熱・地下水熱利用の基礎知識から消融雪施設への応用の可能性をご講演頂く他、維持管理研究室から鋼管杭による地熱・地下水熱利用型融雪槽の実証実験についてご報告します。また講習会終了後には、鋼管杭融雪槽の実証実験フィールド視察を行います。多数のご参加をいただけるようご案内いたします。
1. 日 時 平成17年3月11日(金) 13:30~15:00
2. 会 場 北海道開発土木研究所 1階講堂
札幌市豊平区平岸1条3丁目
地図はこちら→http://www.ceri.go.jp/map/syozai.htm
3. 演題/講演者
13:30-13:35 主催者挨拶
13:35-14:30 話題1「地中熱を利用した道路融雪の計画と環境性評価」
長野 克則 北海道大学大学院工学研究科 助教授
14:30-15:00 話題2 「鋼管杭融雪槽の実証実験」
植野 英睦 北海道開発土木研究所 維持管理研究室 研究員
15:00-15:15 質疑応答
(フィールド視察)
15:30 開土研発 (マイクロバスにて移動)
16:00 現地(石狩市)着 融雪実験視察
17:00 開土研着,解散
4. 参加費 無 料
5. 定 員 講習会100名程度 フィールド視察17名
6. 申込方法 参加を希望する方は、①氏名、②所属、③連絡先をメールまたはFAXでご連絡ください。
なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
7. 申込/問合せ先 iji@ceri.go.jp Fax: 011-841-9747 ℡: 011-841-1747
担当:石田 北海道開発土木研究所 道路部 維持管理研究室
http://northern-road.jp/navi/
ふゆトピアフェアとは、シンポジウム並びに研究発表会や展示会等を通して、克雪・利雪の現状や課題について幅広く情報や意見を交換することによって、雪国の未来を展望し、実現に向けての方法を探り、地域の活性化等に寄与していこうとするものです。
北海道開発土木研究所 道路部では、平成17年2月3日~2月5日に行われました「2005ふゆトピア フェア in 旭川」に参加しました。
北海道テレコム懇談会(事務局:(財)電気通信振興会北海道支部)では、調査・研究活動の一環として、情報通信分野における最新情報、役立つ情報をテーマとして選定し、講演やディスカッションを行う「ITサロン」を行っています。
第20回のITサロンとして、道路交通情報がテーマに選ばれ、加治屋室長が「北の道ナビ等による道路情報提供の取り組みについて」と題する講演を行いました。
北海道テレコム懇談会第20回ITサロンのページはこちら
→ http://www.tele-kon.gr.jp/main/chika/itsalon/itsalon20k/itsalon20k.html
【第20回ITサロン~北海道におけるITを活用した道路交通情報の高度化~】
・日 時 平成17年2月2日(水)13:30~14:50
・場 所 北海道総合通信局 第一会議室(札幌市)
・講演1 演題 「北の道ナビ等による道路情報提供の取り組みについて」
講師 加治屋安彦氏(独立行政法人北海道開発土木研究所
道路部防災雪氷(ITS担当)研究室室長)
・講演2 演題「北海道におけるプローブ調査の現状~公共交通機関を活用して~」
講師 伊藤 信之氏(社団法人北海道開発技術センター研究員)
・参加者数 57名