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【北の道リサーチニュース:第17号(2005年2月)】を発行しました


 2月28日に【北の道リサーチニュース:第17号(2005年2月)】を発行しました。
 このメールニュースは、北海道開発土木研究所道路部が寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。

 皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。

 メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

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  → http://www2.ceri.go.jp/jpn/mailnews.htm


北の道リサーチニュース:第17号

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【北の道リサーチニュース:第17号(2005年2月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 独立行政法人北海道開発土木研究所道路部 発行 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■道路部ニュース
 01:第8回寒地道路連続セミナーを開催します
 02:寒地道路技術に関する国際会議報告会が開催されます
 03:北の道ナビ・ユーザーアンケートを実施中
 04:ランブルストリップスの設置箇所での事故減少を確認しました
 05:札幌圏 吹雪の広域情報提供実験を開始しました
 06:第4回「野生生物と交通」研究発表会にて発表します
 07:ふゆトピアフェアで「つるつる路面歩行者体験実験」を行いました
■研究紹介
 08:(報文)積雪寒冷地におけるアスファルト舗装の性能指標値の検討
 09:(技術資料)アスファルト舗装における設計期間20年の構造設計基準(案)
■リサーチ・パンフレット紹介
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■道路部ニュース
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01:第8回寒地道路連続セミナーを開催します(道路部)
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 3月11日に第8回寒地道路連続セミナー「未利用エネルギ-活用消融雪施設講習会」
を開催します。北海道大学大学院から長野克則先生を講師としてお招きし、地熱・地下
水熱利用の基礎知識から消融雪施設への応用の可能性をご講演頂く他、維持管理研究
室から鋼管杭による地熱・地下水熱利用型融雪槽の実証実験についてご報告します。
講習会終了後には、鋼管杭融雪槽の実証実験フィールド視察を行います。詳しくは、
上記サイトを参照下さい。
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02:寒地道路技術に関する国際会議報告会が開催されます(道路部)
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 2月28日に北海道土木技術会道路研究委員会と北海道開発土木研究所の共催により
「寒地道路技術に関する国際会議報告会」を開催します。
 この報告会は1月9~13日に米国ワシントン州で開催されたTRB(交通運輸研究会議)
年次総会の参加報告として、冬期道路、交通安全。景観に関する話題を提供するもの
です。詳しくは上記サイトを参照下さい。
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03:北の道ナビ・ユーザーアンケートを実施中(防災雪氷研究室)
~みなさまの声をお聞かせください~
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 北海道開発土木研究所では、「北の道ナビ」で提供している道路情報のより一層の
改善を目指して、コンテンツやサービスの利用状況把握や改善方策検討等のため、
ユーザーの皆様を対象にアンケートを継続的に実施しております。
 このたび、携帯サイト、冬道の道路利用、峠情報について第6回目となるアンケー
トを実施することといたしました。アンケートの主旨をご理解いただき、ご協力の程
よろしくお願いいたします。
 ※アンケート実施期間:2005年2月8日(火)から 3月11日(金)まで
  ご協力いただいた方に「カントリーサインマップ」を差し上げます
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04:ランブルストリップスの設置箇所での事故減少を確認しました (交通研究室)
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正面衝突事故対策として研究開発したランブルストリップスは、北海道開発局により
平成14年7月に一般国道5号八雲町で初めて設置されてから平成15年11月までの1年4ヶ月
の間に24ヶ所で総延長約39kmの区間に施工されました。
 24ヶ所のランブルストリップス施工区間の正面衝突事故件数は、施工前の2年間に
42件発生していましたが、施工後の平成16年末までの事故件数を2年分に換算するとは
19件となり、正面衝突事故件数は、約55%減少したことがわかりました。
 なお、ランブルストリップスはその後も全道で施工が進められており、平成16年度
末までに全道で約140kmが施工されます。
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05:札幌圏 吹雪の広域情報提供実験を開始しました(防災雪氷研究室)
 http://fubuki.its-win.jp/ (パソコン、携帯電話)
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 この実験は、吹雪時などの冬期道路における道路利用者の安全性向上を目的に、国
道の吹雪・降雪状況や経路情報、現在から6時間後までの降雪・視界状況を提供し
ています。また、登録モニタの方に道路気象情報を状況により自動的にメールで通
知するサービス「頼めーる」も行っています。どうぞご利用ください。
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06:第4回「野生生物と交通」研究発表会にて発表します。(防災雪氷研究室)
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 2月25日、(社)北海道開発技術センター主催する表記の研究発表会にて、「エゾシ
カとの事故防止対策に関する取組について -速報-」と題して報告を予定してい
ます。場所:ちえりあ、時間:10時~、参加費:無料です。プログラムなど詳しい内
容については、上記アドレスをご確認下さい。
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07:ふゆトピアフェアで「つるつる路面歩行者体験実験」を行いました(交通研究室)
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2月3日~5日にかけて開催された「ふゆトピア・フェア in 旭川」において体験
イベント「つるつる路面の歩行体験」を実施しました。
 体験コースでは、路面の凸凹、道幅、すべり止め材の有無の組合せによる8つの
「つるつる路面」を再現し、来場者にコースを実際に歩いてもらいました。
 道内外から700名以上の方が冬道の歩きやすさの違いなどを体験しました。
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■研究紹介
 北海道開発土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://www3.ceri.go.jp/jouhou.html
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08:(報文)積雪寒冷地におけるアスファルト舗装の性能指標値の検討
  安倍,丸山,岳本 (維持管理研究室)
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舗装の性能規定発注において設定される塑性変形輪数、ラベリング試験値、浸透水量
低温カンタブロ損失率及び平坦性等の性能指標値を設定した背景や根拠、更に今後
設定する必要があるわだちぼれ量、すべり摩擦抵抗値の検討について報告する。
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09:(技術資料)アスファルト舗装における設計期間20年の構造設計基準(案)について
  久保,岳本,安倍  (維持管理研究室)
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北海道における舗装の長寿命化によりライフサイクルコストの低減を図るために作成
したアスファルト舗装における設計期間20年の設計基準案を解説する。積雪寒冷地特
有の舗装の破損対策(凍上対策や融解期の支持力低下対策)を再検討し基準案に反映さ
せている。
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■リサーチ・パンフレット紹介 (http://www2.ceri.go.jp/jpn/pamphlet.htm)
 各研究室が作成したパンフを紹介します。 
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北の道ナビニュース(携帯版:http://n-rd.jp/)
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           ★ドライブに役立つ情報満載!★

* アンケートに答えてロードマップをもらおう!
 このたび、携帯サイト、冬道の道路利用、峠情報について第6回目となる
アンケートを実施することといたしました。尚、アンケートにご協力
頂いた方には、ご希望の方全員に、ロードマップを差し上げます。
 ご協力の程よろしくお願いいたします。

* 札幌圏の吹雪・降雪情報を提供する“吹雪の広域情報提供実験”がスタート!
 (北海道開発土木研究所)

* 札幌圏の道路情報、アクセス情報、天気・雪情報などを提供する
 “さっけん道しるべ”がスタート!
(札幌開発建設部)

* 道内高速道路の気象情報提供中!(JH北海道支社)
 高速道路上を対象とした気象情報であり冬期間のみのご提供となります。

* 官民連携で路線情報を提供する“しりべしe街道”が、しりべしiネット内で
 スタート!
各路線の情報も~国道 5号・229号・230号・276号・393号

*冬の安心ドライブチェック!

*高速道路料金割引の社会実験(第2期:2/16~3/8)がいよいよスタート!

* 距離と時間検索に詳細検索(ベータ版)が新登場!
 出発地・目的地に主要都市のほか観光地や空港・港、道の駅まで指定可能に!
 空港,港からの道案内(新千歳・函館・旭川・釧路 函館・小樽・室蘭・苫小牧)

* 総合学習&自由研究にも最適な北の道倶楽部~カントリーサインシートも人気!

※北の道ナビは、北海道内の道路情報を総合案内するサイトで、北海道開発局をは
 じめとする道内主要道路管理者で構成する「北海道道路情報化研究会」の監修の
 もと、北海道開発土木研究所が運営を行っています。
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
[国内]
[海外]
・第5回舗装技術国際会議(2005年5月10日~12日韓国・ソウル)
 http://www.icpt.or.kr/
・第7回道路・鉄道・空港舗装支持力国際会議(2005年6月27日~29日ノルウェイ)
 http://www.bcra05.no/
・東アジア交通学会(EASTS: Eastern Asia Society for Transportation Studies)
 第6回国際会議(2005年9月21日~24日タイ・バンコク)
 http://easts-isc-ue.eng.hokudai.ac.jp/
・第12回ITS世界会議(2005年11月6~10日 米国サンフランシスコ)
 http://www.itsworldcongress.org/
・第12回PIARC国際冬期道路会議(2006年3月27~30日イタリア)
 http://www.aipcr2006.it/
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■編集後記
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 最近、スキー場でスキーウェアではなく、普段着の観光客の集団を見かけます。
「キャー、キャー」歓声が聞こえて来るので、見てみると家族連れやカップルがソ
リ滑りや雪合戦で遊んでいました。国内観光客ではなさそうだと思っていたら、今
度はゴンドラに乗って頂上で雪山の景色を楽しんで記念撮影をしています。アジア
人、雪が珍しい、中国語のように聞こえる会話から察すると、台湾から来られた観
光客のようです。
 北海道観光白書によると海外からの観光客数は平成15年度約25万人のうち台
湾からの観光客は約12万人にも上っています。台湾では数年前から北海道紹介の
テレビ番組が放送され、ちょっとした「北海道ブーム」となっているそうです。北
海道における冬の観光収入の中心であった本州からのスキー客が伸び悩む中で、明
るい材料です。
 先月、私の故郷長崎から同級生が夫婦で北海道に旅行に来たのですが、雪まつり
前だったため、札幌でおすすめの観光スポットを聞かれて、少し悩みました。日本
でも暖かい地域の人にとっては、雪に対する憧れのようなものがあり、台湾の方々
と同じように雪の中でも童心に帰ってはしゃいでみたいという願望があると思いま
す。しかし、恥ずかしがり屋の日本人には混雑したスキー場のゲレンデでは人目を
気にして、実際に実行するのは難しいでしょう。それにふさわしいロケーションが
必要だと思います。国内からの観光についても「スキーをしない方々にとっても楽
しめる冬の北海道」を考えてみてはいかがでしょうか。

維持管理研究室長 岳本秀人

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道路部HP http://www2.ceri.go.jp/jpn/ 案内図 http://www2.ceri.go.jp/annaizu.gif
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