http://northern-road.jp/navi/index_pamphlet.htm
7月27日に【北の道リサーチニュース:第10号(2004年7月)】を発行しました。
このメールニュースは、北海道開発土木研究所道路部が寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。
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→ http://www2.ceri.go.jp/jpn/mailnews.htm
北海道開発土木研究所では、北海道内の道路情報総合案内サイト「北の道ナビ」を北海道道路情報化研究会(北海道開発局・北海道・札幌市・JH北海道支社)の監修の下、運営しています。一方、北海道地区「道の駅」連絡会では、北海道内の道の駅を紹介するサイト「北の道の駅」を運営しています。
今般、北海道開発土木研究所では、北海道地区「道の駅」連絡会の事務局をつとめる(財)北海道道路管理技術センターと協力して、「北の道ナビ」と「北の道の駅」の携帯サイトを紹介する二次元コード対応の小ポスターを作成しました。
来週(7/20頃)より、道内各地の「道の駅」に順次このポスターを掲示いたします。現地から簡単にアクセスが可能になりますので、ぜひご利用いただければ幸いです。
※二次元コードは、スーパー等で用いられているバーコードを二次元化したものです。
コード内にWebサイトのURL情報が入っており、対応するカメラ付き携帯電話で読み
取ると、自動的にWebサイトに誘導してくれます。
→ 北の道ナビ(PC版)・(携帯版紹介ページ)~(二次元コード拡大画像)
→ 北の道の駅(PC版)・(携帯版紹介ページ)~(二次元コード拡大画像)
→ 紹介ポスターのPDF(221KB)~現地の掲示が遅れた場合はこちらをご利用ください。
○ 道の駅における紹介ポスターの掲示状況(国道274号長沼町道の駅「マオイの丘公園」)
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| ▲二次元コードに対応した北の道ナビ【携帯版】と北の道の駅【携帯版】の紹介ポスター | ||
ランブルストリップスのホームページの国道における設置状況に事故削減効果(速報値)を追加しました。
平成16年3月31日現在、24ヶ所のランブルストリップス設置区間の正面衝突事故件数は、設置前の2年間に42件発生していましたが、設置後の2年間は 25.8件となり、正面衝突事故件数は、38.7%が減少しました。なお、計算に使用した事故件数は、平成16年3月31日までのデータです。設置前の事故件数は、各設置箇所の施工日より2年前の事故件数です。また設置後の事後件数は、2年に満たないので、2年間に換算した値です。
北海道開発土木研究所道路部では、寒地道路に関する様々な課題について行政やコンサルタントの専門家や技術者、また大学や他研究機関の方々との情報交換及び意見交換の場として寒地道路連続セミナーを開催しています。第2回目となる今回は、舗装マネジメントシステムをテーマとして開催します。多数のご参加をいただけるようご案内いたします。
1. 日 時 平成16年7月30日(金) 13:30~17:00
2. 会 場 北海道開発土木研究所 1階講堂
札幌市豊平区平岸1条3丁目
http://www.ceri.go.jp/map/syozai.htm
3. 演題/講演者
基調講演「舗装マネジメントからアセットマネジメントへ」
笠原 篤 北海道工業大学 教授
話題1「HDM4を用いた利用者費用に関する考察」
川村 彰 北見工業大学 助教授
話題2「アセットマネジメントの必要性」
福本 淳 北海道開発局道路維持課 道路防災対策官
話題3「仮:舗装ライフサイクルコスト算定試行について」
谷口 聡 土木研究所 基礎道路技術研究グループ舗装チーム 研究員
話題4「札幌開発建設部における舗装ライフサイクルコスト算定試行結果」
沼館 聡 北海道開発局 札幌開発建設部道路維持課 補修係長
話題5「PMSに関する最近の研究事例紹介」
岳本 秀人 北海道開発土木研究所 道路部維持管理研究室 室長 他
質疑
4. 参加費 無料
5. 定 員 100名程度
6. 申込方法 参加を希望する方は、①氏名、②所属、③連絡先をメールまたはFAXでご連絡
ください。なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
7. 申込/問合せ先 iji@ceri.go.jp Fax: 011-841-9747 ℡: 011-841-1747
担当:石田 北海道開発土木研究所 道路部 維持管理研究室
平成16年7月6日(火)に(独)北海道開発土木研究所道路部、及び北海道土木技術会道路研究委員会の共催による寒地道路連続セミナー「欧米の冬期道路管理」を当研究所講堂にて開催しました。
寒地道路連続セミナーは、寒地道路に関する様々な課題について行政やコンサルタントの専門家や技術者、また大学や他研究機関の方々との情報交換及び意見交換の場として開催するもので、今回が第1回の開催です。
今回のセミナーでは、(財)日本気象協会北海道支社 石本敬志氏から「欧米の冬期路面管理の現状と日本の課題」と題して周辺環境への負荷を考慮した欧米の冬期道路管理の現状や冬期の道路管理を意識した道路設計、気象予報を活用した道路管理などについてご講演頂きました。
また、今年6月に米国ワシントン州で開催された「TRB除雪と雪氷対策技術に関する国際シンポジウム」の参加報告と、その際、ワシントン州の道路管理担当者から冬期道路管理についての聞き取りを行った結果の報告を、防災雪氷研究室の加治屋室長、山際主任研究員、交通研究室の浅野室長から行いました。
セミナーには全道から約100名の参加を頂き、海外事例の紹介が興味深かったなどの意見を数多く頂き好評でした。
次回セミナーは7月30日に「舗装マネジメントシステム」をテーマに開催します。

7月16,17日に毎年恒例の研究所一般公開が行われます。道路部では「安全・快適 北の道」という統一テーマのもとに、各室で個別テーマを設け趣向を凝らした展示を行ないますので、多数のご来所をお待ちしています。各室の個別テーマと展示内容は次のとおりです。
安全・快適 北の道 ~ストップ・ザ・正面衝突~ 交通研究室
交通研究室では、冬期の路面管理や交通事故の防止技術等についての研究を行っております。
今年は、正面衝突事故対策として開発され、全道に普及が進んでいる新技術「ランブルストリップス」の模型や映像による紹介を中心に、路面のすべりに関する実験、冬期路面管理に関するパネル展示、道路安全施設の展示、すべり試験車や凍結路面室内走行試験等の試験機器の展示などを行います。
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| ▲ ランブルストリップス模型、冬期道路管理施設模型、試験車両の展示(昨年度) | ||
安全・快適 北の道 ~雪みちに挑む新技術~ 防災雪氷研究室
防災雪氷研究室では、冬道の安全を確保するための様々な研究を行っています。
今年は展示パネルを一新し、冬期道路の高度情報提供システム、しりべしe街道実験、エゾシカ事故対策、北の道ナビ、道路吹雪対策、雪崩の危険度評価等に関するパネル展示(第一実験棟2階)と、毎年恒例の視程障害移動観測車の屋外展示を行います。
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| ▲吹雪観測車、パネル展示、ビデオ(雪崩の恐怖)上映(昨年度) | ||
安全・快適 北の道 ~弾丸道路に学ぶ~ 維持管理研究室
昨年開通50周年を迎えた国道36号札幌・千歳間(通称「弾丸道路」)は、アスファルト舗装技術の本格的導入や大規模な機械化施工、理論的な凍上対策などの寒冷地舗装技術が試行され、日本における近代的道路建設の先駆けとなりました。
維持管理研究室は「弾丸道路に学ぶ」をサブテーマとして、弾丸道路建設の歴史をふり返るとともに、今日の舗装道路の建設と維持管理に関する研究成果を皆様にわかりやすく紹介します。現地から切り出してきた50年前の舗装断面や各種の試験機器も展示する予定です。
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| ▲弾丸道路の断面、ホイールトラッキング試験機 | ||