2003年11月26日

XMLスキーマに対応した道路用Web記述言語RWMLVer.1.0を公開!

北海道開発土木研究所では、インターネットの次世代記述言語XMLを道路情報に適用し、インターネットのプラットホーム上で道路情報が自在に流通することを可能にするため、共同研究グループとともに道路用Web記述言語RWMLを開発してきました。

この度、XMLスキーマに対応した道路用Web記述言語RWMLVer.1.0を公開しましたので、お知らせいたします。

これに合わせて、RWML専用サイトも充実しました。ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。

 → RWML専用サイト( http://rwml.its-win.gr.jp/ )はこちら

Posted by 防災雪氷研究室 at 11:14 | Comments (0)

2003年11月21日

第4回三浦・青木賞のファイナリストに選ばれました

去る11月21日、ITによるユニークなビジネスプランを積極的に評価し、若い起業家のデビューを応援する「第4回三浦・青木賞」において、有村特別研究員・加治屋研究室長・松澤副室長が、社会人の部ファイナリストを受賞いたしました。
 この賞は、IT系ビジネスプランやアプリケーション開発、起業化を目指したIT関連技術開発やソフトウエアを対象に、内容のユニークさ、新規性、革新性、可能性に注目して選考されます。また、賞の目的が起業支援であることから、技術の新規性だけでなく、ビジネスプランが備わっていることが前提となります。
 今回の受賞テーマは、「電子タグによる観光流動データベース活用ビジネス」であり、自然や景観、温泉、食といった観光資源と、観光事業者・地域NPO等による観光体験、また、それを繋げる道路や鉄道等の交通モードから成立する「観光交通行動」を電子タグにより観測し、そのデータを活用することで地域の経済的持続可能性を支援するマーケティング事業を展開するという内容でした。
 残念ながら今回は、全応募者の中から4名選考されるファイナリストとしての受賞ということで、大賞には届きませんでしたが、昨今の官主導によるIT・ITS事業ではなく、地域内観光流動データベースという社会資本を民間ビジネスにより構築する方法論を示した点が評価されました。

 → 第4回三浦・青木賞はこちら

画像
▲三浦・青木賞ファイナリスト盾
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2003年11月20日

道路吹雪対策マニュアル講習会のお知らせ

先般、吹雪による吹きだまり及び視程障害対策としての防雪施設に関する技術資料として、「道路吹雪対策マニュアル」を改訂し、当所ホームページで公開するに至りました。
この内容についてご理解頂けるよう、改定内容を中心に標記のセミナーを、北海道開発局道路計画課との共催で開催することとしましたので、是非ご参加下さるようお願いします。(参加費無料)

                      記
1.日時

 平成15年12月10日(水)13:30~16:00
 平成15年12月12日(金) 9:30~12:00

2.場所

 北海道開発土木研究所1階講堂
 (地下鉄南北線中の島駅下車3分)

3.内容

・開会挨拶        (石田悦一氏 道路計画課道路企画官)
・基調講演
「マニュアル改訂にあたって」「吹雪の基礎知識」
               (竹内政夫氏 吹雪対策技術検討会座長)
・講演「道路吹雪対策マニュアルの内容について」
               (北海道開発土木研究所防災雪氷研究室職員)
・閉会挨拶        (加治屋安彦防災雪氷研究室室長)

4.対象

 北海道開発局職員、地方自治体職員、コンサルタントその他関心のある方

5.参加申込

FAXにて12月4日までにお申し込みください。
申込書は以下よりダウンロードしてお使い下さい。
http://www2.ceri.go.jp/jpn/news/fubuki-annai0312.pdf
※開催日ごと、別の用紙にてお申し込みください。
※定員を超えた場合、座席の関係上、先着順といたします。(各回70名)

6.問い合わせ・申込

北海道開発土木研究所防災雪氷研究室(担当松澤、伊東)
TEL011-841-1746 kyodo@ceri.go.jp

7.備考

・2日間とも同じ内容です。
・資料は当日配布しますので、当日マニュアルの持参は必要ありません。
・参加可能な場合、特に連絡いたしませんのでそのまま会場にお越しください。
・参加不可の場合のみ別途連絡いたします。
・関心のありそうな方がいらっしゃいましたら、周知頂ければ幸いです。


Posted by 防災雪氷研究室 at 21:50 | Comments (0)

2003年11月19日

舗装に関する講演会 開催報告

11月17日に、中国東南大学の黄曉明教授を迎え、舗装に関する講演会が開催されました。

開催レポートはこちら → http://www.ceri.go.jp/news/iji/china.pdf 

Posted by 維持管理研究室 at 11:19 | Comments (0)

2003年11月14日

【北の道リサーチニュース:第2号(2003年11月)】を発行しました

 11月14日に【北の道リサーチニュース:第2号(2003年11月)】を発行しました。
 このメールニュースは、北海道開発土木研究所道路部が寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。

 皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。

 メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ
 【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

  編集チームのメールアドレス:

▼【北の道リサーチニュース】のバックナンバーは道路部ホームページでも閲覧できます。
  → http://www2.ceri.go.jp/jpn/mailnews.htm

Posted by 道路部 at 17:25 | Comments (0)

2003年11月12日

三好研究員が土木学会全国大会で優秀講演者表彰を受賞

防災雪氷研究室の三好達夫研究員が平成15年9月に徳島市で開催された土木学会年次学術講演会において、優秀講演者表彰を受賞しました。発表論文は以下の通りです。

 「道路を横断するエゾシカの行動特性に関する調査研究-ITS技術を準用したエゾシカとの交通事故対策に向けて-」

Posted by 防災雪氷研究室 at 13:47 | Comments (0)

2003年11月10日

第19回寒地技術シンポジウムで14件の発表を行いました

去る11月5~7日に釧路市で開催された第19回寒地技術シンポジウムにおいて道路部から以下の14件の論文発表を行いました。

(交通研究室)
・冬期道路交通状況の評価手法に関する研究
宗広一徳・高橋・尚人・浅野基樹
・加速時計を用いた雪氷路面のすべり摩擦係数の測定と課題
舟橋誠・宮本修司・高橋尚人・浅野基樹
・塩化ナトリウムの保管時における固結とその対策について
宮本修司・高橋尚人・舟橋誠・浅野基樹ほか
・積雪寒冷地における冬期歩行空間のモビリティー評価に関する研究」:徳永
徳永ロベルト・高橋尚人・浅野基樹

(防災雪氷研究室)
・冬期道路における高度情報提供サービスの非市場的価値の評価について
鈴木武彦・加治屋安彦・松沢勝
・インターネット道路情報提供の利用者ニーズとその効果
-北の道ナビアンケート調査とCS(顧客満足度)分析の結果から-
加治屋安彦・上村達也・山際祐司
・支笏湖周辺の雪崩発生時の気象条件と道路管理への適用
三好達夫・加治屋安彦・松沢勝・鈴木武彦
・「道路吹雪対策マニュアル」の改訂について
松沢勝・加治屋安彦・伊東靖彦

(維持管理研究室)
・開粒度充填舗装の凍結抑制・騒音低減効果について
佐藤大・岳本秀人・鈴木徹(世紀東急)
・積雪寒冷地特有の舗装劣化を考慮した舗装ライフサイクルコスト分析
石田樹・岳本秀人・清野昌貴
・積雪寒冷地における舗装路面の劣化・損傷に関する性状予測手法の検討
清野昌貴・岳本秀人・石田樹・丸山記美雄
・ロードヒーティングの融雪性能に対する舗装構成の影響について
布施浩司・岳本秀人・安倍隆二
・ライフサイクルコストを考慮した寒冷地舗装の構造設計法に関する研究
岳本秀人
・積雪寒冷地における歩道部の凍上対策について
久保裕一・岳本秀人・布施浩司

Posted by 道路部 at 19:25 | Comments (0)

第25回日本道路会議で11件の発表を行いました

去る11月5~7日に、(社)日本道路協会が主催する第25回日本道路会議が開催されました。
道路部からは以下の11件の発表を行いました。

第25回日本道路会議発表論文リスト
(交通研究室)
■交通・交通安全部会
・正面衝突対策としてのランブルストリップスの開発
平澤匡介・浅野基樹

(防災雪氷研究室)
■都市計画・地域計画部会
・XML を活用した移動中の情報利用技術に関する官民共同実験
-ニセコ・羊蹄・洞爺e 街道-
上村達也・加治屋安彦・山際祐司
■情報部会
・XML を活用した移動中の情報利用技術に関する官民共同実験
-スマート札幌ゆき情報実験2003 -
山際祐司・加治屋安彦・上村達也
・XMLを活用した道の駅リクエスト端末による情報提供実験
工藤康博(名古屋電気工業)・加治屋安彦・倉橋理雄(北海道道路管理技術センター)
・インターネット道路情報提供の評価に関する研究
加治屋安彦・上村達也・山際祐司
■維持管理部会
・道路吹雪対策上の課題と吹雪対策マニュアル改訂への取り組み
伊東靖彦・松澤勝・加治屋安彦

(維持管理研究室)
■維持管理部会
・積雪寒冷地における舗装の路面性状予測に関する検討
清野昌貴・岳本秀人・石田樹
■舗装部会
・繰り返し劣化を行った再生骨材の適用に関する検討
吉井昭博・岳本秀人・安倍隆二
・積雪寒冷地での舗装ライフサイクルコスト分析
石田樹・岳本秀人・清野昌貴
・寒冷地における舗装の性能指標の検討
安倍隆二・岳本秀人・丸山記美雄
・改質アスファルト舗装における表面縦クラックに関する検討
丸山記美雄・岳本秀人

Posted by 道路部 at 19:21 | Comments (0)

2003年11月05日

道路交通セミナーのお知らせ

道路交通セミナー 「自転車利用と道づくり」 (参加無料)

 北海道の自転車利用と道づくりの課題と方向を探ろうとするセミナーです。永年ツール・ド・フランスを取材・サポートしてこられ、ヨーロッパの自転車事情に詳しい土屋朋子さんをお招きし、「自転車利用と道づくり」と題して講演をしていただきます。これに併せて、札幌市と市民団体「チャリ勉」がそれぞれ実施した「札幌市の自転車利用の社会実験」をご紹介します。
自転車と道づくりに興味のある多くの方々の参加をお待ちしています。(100名程度)

日時:平成15年12月12日(金) 13時半~16時頃

主催:独立行政法人北海道開発土木研究所 
   北海道土木技術会道路研究委員会

場所:独立行政法人北海道開発土木研究所 講堂(1階)
         札幌市豊平区平岸1条3丁目
    *交通手段~地下鉄「中の島駅」下車徒歩3分   

内容:
 1.講演
     「自転車と道づくり~ヨーロッパの自転車事情から~」
       スポーツ・レジャープロデューサー
       SPOKE(スポーク)主催者   土屋朋子 氏
     (ヨーロッパの自転車利用や道路施設の実態を多くのスライドなどを利用して紹介します。ヨーロッパと日本の自転車文化について考えたいと思います。)    

   2.事例紹介
      テーマ:「札幌の自転車環境のとりくみ」
      ●市民のとりくみ~自転車快適空間in大通2003
        チャリ勉代表 杉山幹夫 氏
      ●札幌市のとりくみ~重点ゾーン社会実験
        札幌市企画調整局総合交通対策部都心交通担当課
        都心交通調査担当係長 久米田真人 氏

   意見交換

<土屋朋子さんの紹介>
  鳥取県出身、東京女子大学卒業
  広告代理店のクリエイティブ・ディレクターを経て、地域開発のプランニングの仕事に携わる。特に、女性、高齢者の視点を大事にしながら、スポーツ、レジャー、カルチュアを区別することなく「生活文化」とでもいうような複合的なテイストを持つリゾート作りを目指してきた。
  現在は「生活スポーツ」をテーマに、地域とスポーツ、自転車の走行空間や環境問題など、多角的な視点で自転車を追いつづけている。
  レースを作り、選手を育て、若い選手たちとの海外遠征をこなす中で、今一番熱心なことは、女性にロードレーサーに乗る楽しみを伝えること。秋田県の田沢湖を舞台に、地域興しや観光といった要素も取り込みながら首都圏の女性たちとロングツーリングを楽しんでいる。
  国土交通省の「道と文化を語る懇談会」委員をされるなど、自転車とみちづくりについても多くの提案をされている。 

<問い合わせ先> 独立行政法人北海道開発土木研究所道路部交通研究室(熊谷)
             電話 011-841-1738  
             E-mail m-kumagai@ceri.go.jp

*申込みがなくても参加可能ですが、会場整理のため事前申込みは上記へご連絡ください。

Posted by 道路部 at 12:04 | Comments (0)

2003年11月04日

舗装に関する講演会のお知らせ

 北海道開発土木研究所では、積雪寒冷地における道路舗装の諸問題について広範な研究活動を行っており、各国との研究協力も積極的に実施しています。今般、日中舗装技術交流会のメンバーとして来日される、中国東南大学交通学院の黄暁明教授を当所にお招きし、下記のとおり講演会を行います。
 講演会では、黄教授より中国における近年の道路建設及び科学研究事情についてのご講演、また当所からは岳本道路部維持管理研究室長より開発土木研究所における寒冷地舗装に関する最新の研究事例紹介を行い、両国間で道路技術に関して意見交換を行う場といたします。多数のご参加をいただけるようご案内いたします。

1. 日 時  平成15年11月17日(月) 15:30~17:30

2. 会 場  北海道開発土木研究所 1階講堂

3. 演題/講演者
 ①黄暁明 中国 東南大学交通学院 教授
   「中国の道路建設及び路面技術研究について」
 ②岳本秀人 北海道開発土木研究所 道路部維持管理研究室 室長
   「北海道開発土木研究所における寒冷地舗装に関する研究事例」

詳細とお申込はこちらへ → http://www2.ceri.go.jp/iji/annai.pdf

Posted by 維持管理研究室 at 16:06 | Comments (0)