国土交通省道路局では、年末・年始の帰省などでクルマの運転をする際に役立ててもらうため、全国各地の峠情報などを提供するサイト約40をリストアップした「冬の道路情報」を開設しました。
北海道からは、「北の道ナビ 峠情報」と「冬の峠案内」が掲載されました。
→ 国土交通省道路局の「冬の道路情報」はこちら
→ 「冬の道路情報」を紹介する記事(Yahoo!JAPAN, goo)
http://rwml.its-win.gr.jp/eng/index.htm
北の道ナビのパンフレット【冬版】では、サイト全体の紹介のほか、峠情報、距離と時間検索、道路地図、道路情報の放送時間一覧等を掲載しています。冬のドライブのお供に便利なパンフレットです。
道の駅などで配布しています。是非、ご利用ください。
→ 北の道ナビはこちら
→ パンフレットのPDFダウンロードはこちら
| ■2003冬号(A4版) | |
![]() | ![]() |
| ▲表面(道央版) | ▲裏面(道央版) |
北の道ナビ内にある北の道倶楽部は、“知る、学ぶ、楽しむ私たちの北の道”をコンセプトに、北海道の道を学ぶコンテンツやリンクを集めたページです。中でも、道内212市町村のカントリーサインを掲載したシートは人気です。冬休みの研究などにご活用いただければ幸いです。
http://www.ceri.go.jp/saigai/tokusyu2003/mokuji.htm
12月19日に【北の道リサーチニュース:第3号(2003年12月)】を発行しました。
このメールニュースは、北海道開発土木研究所道路部が寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。
メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。
▼お問合せ
【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで
編集チームのメールアドレス:
▼【北の道リサーチニュース】のバックナンバーは道路部ホームページでも閲覧できます。
→ http://www2.ceri.go.jp/jpn/mailnews.htm
12月10日、12日に、北海道開発局道路計画課との共催で、道路吹雪対策マニュアルに関する講習会を開催しました。石田道路企画官の開会挨拶、吹雪対策技術検討会の竹内座長の基調講演「マニュアルの改訂にあたって・吹雪の基礎知識」に続いて、防災雪氷研究室の松沢と伊東より改訂されたマニュアルの概要について説明を行いました。
2回の講習会には、以下のとおり186名の参加者がありました。講習会にご参加いただいた方々には大変ありがとうございました。
【講習会参加者の内訳】
北海道開発局・・・・ 76名
北海道庁・・・・・・・・29名
市町村・・・・・・・・・・21名
JH日本道路公団・・・ 9名
民間団体・会社・・・ 51名
合計・・・・・・・・・・・186名
→ 開催案内はこちら
→ 道路吹雪対策マニュアルの公開ページはこちら
![]() | ![]() | ![]() |
| ▲石田道路企画官の挨拶と竹内座長の基調講演、講習会の会場の状況 | ||
平成15年12月12日(金)に(独)北海道開発土木研究所、及び北海道土木技術会道路研究委員会の主催による道路交通セミナー「自転車利用と道づくり」を当研究所講堂にて開催しました。
このセミナーは、北海道の自転車利用と道づくりの課題と方向を探ることを目的としており、永年ツール・ド・フランスを取材・サポートしてこられ、ヨーロッパの自転車事情に詳しいスポーツ・レジャープロデューサーの土屋朋子さんを講師にお招きし、「自転車利用と道づくり~ヨーロッパの自転車事情から~」と題して講演を頂きました。自転車利用が盛んなヨーロッパの自転車事情、ロードレーサーの利用を前提としたヨーロッパと、いわゆるママチャリと呼ばれる軽サイクル車が中心の日本の自転車利用の考え方の違い、公共交通と自転車の連携、自転車レーン整備のあり方など幅広いお話しを頂きました。
また、事例紹介として「札幌の自転車環境の取り組み」について、自転車にスポットを当てた札幌ライフを考える活動をしている「チャリ勉」代表の杉山幹夫さんから大通りの社会実験を、札幌市の久米田真人さんから都心での取り組みを報告頂きました。
セミナーには全道から約90名が参加し、会場を交えて活発な意見交換も行われ、アンケート結果でも自転車の利用しやすい道路環境づくりの必要性などの提案があり、有意義なセミナーであったと好評でした。

土屋先生の講演の様子
平成15年12月6~8日に、京都において第2回ITSシンポジウム2003が開催されました。このシンポジウムは、国内のITSに関わる産官学の様々な分野の技術者や研究者が一同に会する場でもあります。
防災雪氷研究室からは、昨年度に引き続き「冬期道路の高度情報提供システムの開発~広域情報提供サービスの実験」「道路用Web記述言語RWML-XMLによる道路情報流通」の2つのポスターセッションによる論文発表を行いました。
また、オーガナイズドセッション「観光とITS」では、加治屋防災雪氷研究室長がパネラーとして登壇し、「ニセコ・羊蹄・e街道実験」を題材に北海道における広域観光ITSの取組みについて発表を行いました。
第2回ITSシンポジウム2003のホームページはこちら
→ http://www.iijnet.or.jp/vertis/ITS_Symposium/2003Generalinfo.htm
12月4~5日に福島県郡山市・日本大学工学部で開催されました雪工学会福島大会に道路部から3名の職員が参加しました。
加治屋(防災雪氷研究室長)は、研究分科会パネルディスカッション「冬期道路情報管理について」のパネラーとして参加し、「北の道ナビ」「スマート札幌ゆき情報実験」「吹雪の広域情報提供実験」など北海道における冬期道路情報提供の新たな取り組みについて報告を行いました。
伊東(防災雪氷研究室)は「道路雪崩対策施設の投資効果計測に関する考察」として、雪崩施設の投資効果計測手法の一提案を行いました。
宮本(交通研究室)は、「加速度計を用いた冬期路面管理の検討 -試験道路における測定精度の検証-」と題し、苫小牧寒地試験道路での計測について発表を行いました。
このほか、「格子フェンスによる冠雪落下防止とその原理について」(共著者:維持管理研究室 布施・岳本)が発表されました。
雪工学会ホームページはこちら → http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsse5/
米国連邦道路庁(FHWA)では、2002年1月に札幌で開催されたPIARC国際冬期道路会議の際に、視察団を派遣して、“日本におけるITSと冬期道路管理”について詳細な視察調査を実施しました。
北海道開発土木研究所は、この視察団の北海道における連絡窓口を担当しましたが、このたび視察調査の報告書がFHWAで刊行されるとともにWeb上で公開されました。
→国際プログラムHP(FHWA)
→「日本におけるITSと冬期道路管理」視察報告(HTML)
→「日本におけるITSと冬期道路管理」視察報告(PDF:4,920KB)
![]() | ||
| ▲視察報告書の表紙 | ||
この度、RWMLを活用したサンプルアプリケーションを公開しましたので、お知らせいたします。
GPS機能を有する携帯電話を使って、位置に応じて近傍の風景画像を表示するサンプルアプリケーションを掲載しています。
ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。
→ RWML専用サイト( http://rwml.its-win.gr.jp/ )はこちら
11月17~20日に、スペインのマドリッドで第10回ITS世界会議が開催されました。
防災雪氷研究室からは、室長の加治屋が「スマート札幌ゆき情報実験-雪情報
提供による冬期交通需要マネジメントの可能性-」、主任研究員の山際が「ニセコ・
羊蹄・洞爺e街道-北海道におけるドライブ観光支援の地域ITS実験-」、研究員の
上村が旭川開発建設部と共同執筆の「北海道における道路情報の利用者ニーズ-北の
道ナビと冬の峠案内などのアンケート調査結果から-」の3編の論文発表を行いました。
会議の詳しい内容は、別途開土研月報にて報告いたします。
第10回ITS世界会議のホームページはこちら
→ http://www.madrid2003.itscongress.org/