道路交通セミナー 「自転車利用と道づくり」 (参加無料)
北海道の自転車利用と道づくりの課題と方向を探ろうとするセミナーです。永年ツール・ド・フランスを取材・サポートしてこられ、ヨーロッパの自転車事情に詳しい土屋朋子さんをお招きし、「自転車利用と道づくり」と題して講演をしていただきます。これに併せて、札幌市と市民団体「チャリ勉」がそれぞれ実施した「札幌市の自転車利用の社会実験」をご紹介します。
自転車と道づくりに興味のある多くの方々の参加をお待ちしています。(100名程度)
日時:平成15年12月12日(金) 13時半~16時頃
主催:独立行政法人北海道開発土木研究所
北海道土木技術会道路研究委員会
場所:独立行政法人北海道開発土木研究所 講堂(1階)
札幌市豊平区平岸1条3丁目
*交通手段~地下鉄「中の島駅」下車徒歩3分
内容:
1.講演
「自転車と道づくり~ヨーロッパの自転車事情から~」
スポーツ・レジャープロデューサー
SPOKE(スポーク)主催者 土屋朋子 氏
(ヨーロッパの自転車利用や道路施設の実態を多くのスライドなどを利用して紹介します。ヨーロッパと日本の自転車文化について考えたいと思います。)
2.事例紹介
テーマ:「札幌の自転車環境のとりくみ」
●市民のとりくみ~自転車快適空間in大通2003
チャリ勉代表 杉山幹夫 氏
●札幌市のとりくみ~重点ゾーン社会実験
札幌市企画調整局総合交通対策部都心交通担当課
都心交通調査担当係長 久米田真人 氏
意見交換
<土屋朋子さんの紹介>
鳥取県出身、東京女子大学卒業
広告代理店のクリエイティブ・ディレクターを経て、地域開発のプランニングの仕事に携わる。特に、女性、高齢者の視点を大事にしながら、スポーツ、レジャー、カルチュアを区別することなく「生活文化」とでもいうような複合的なテイストを持つリゾート作りを目指してきた。
現在は「生活スポーツ」をテーマに、地域とスポーツ、自転車の走行空間や環境問題など、多角的な視点で自転車を追いつづけている。
レースを作り、選手を育て、若い選手たちとの海外遠征をこなす中で、今一番熱心なことは、女性にロードレーサーに乗る楽しみを伝えること。秋田県の田沢湖を舞台に、地域興しや観光といった要素も取り込みながら首都圏の女性たちとロングツーリングを楽しんでいる。
国土交通省の「道と文化を語る懇談会」委員をされるなど、自転車とみちづくりについても多くの提案をされている。
<問い合わせ先> 独立行政法人北海道開発土木研究所道路部交通研究室(熊谷)
電話 011-841-1738
E-mail m-kumagai@ceri.go.jp
*申込みがなくても参加可能ですが、会場整理のため事前申込みは上記へご連絡ください。
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