平成18年度・19年度の冬期間中において、札幌圏の一般国道にて連続路面すべり抵抗値測定装置を用いて自由走行による路面状態の把握試験を実施しました(写真2)。
結果は、降雪の有無による路面状態の違いや時間経過による路面状態の変化をすべり抵抗値によって線的かつ定量的に把握することが可能であることを示しました(図4・図5)。
以上の結果から、冬期の路面管理において当該装置を活用することにより、各種路面対策の効果把握や冬期道路管理サービスの目標設定の他、道路利用者への説明責任を果たすためのツールとしての役割を果たし、より効果的・効率的な冬期道路マネジメントの実現に資することが期待されます。
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写真2 札幌市内国道における路面のすべり抵抗測定状況
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