| RWML Working Group | RWML 0.80 |
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| 図4.1: 道路情報 ツリー構造 |
道路情報に関する基本的な情報を示す。
基本情報を構成する各要素を記述する。個々の要素については3. 基本情報の構造に準拠する。
道路気象に関する情報を示す。
道路気象を観測した場所の情報を示す。
観測した地点の情報を示す。
<observe-point>
<latitude>緯度</latitude>
<longitude>経度</longitude>
<altitude>高度</altitude>
<point-name>地点名</point-name>
<observe-code system="観測系">観測コード</observe-code>
</observe-point>
観測コード (observe-code)は, 観測系(system)に対するコードが付されている場合に, その観測系を指定して記述する。
その他は3.1.1 地点に関する表記法に従う。
<observe-point> <latitude>41,500000</latitude> <longitude>142,250000</longitude> <altitude>15.3</altitude> <point-name>中山峠</point-name> <observe-code system="気象">9999</observe-code> </observe-point>
観測した路線の情報を示す。
<observe-route>
<route-name>路線名</route-name>
<road-class>道路種別</road-class>
<toll>有料種別</toll>
<route-position>路線内位置</route-position>
<observe-code system="観測系">観測コード</observe-code>
</observe-route>
観測コード(observe-code)は, 4.2.1.1に, その他は3.1.2 路線に関する表記法に従う.
<observe-route> <route-name>札樽道</route-name> <route-position>小樽IC</route-position> <observe-code system="WEATHER">A999</observe-code> </observe-route>
観測した日時を示す。
2.2.1 日付および時刻に関する記法に従う。
<observe-time>観測日時</observe-time>
<observe-time>1999-04-01T16:30+09:00</observe-time>
天候の状態を示す。
<weather type="型">天候</weather>
下記のコードまたは文字列で表記する。属性typeの指定がない場合は文字列表記とする。
コード 文字列 1 快晴 2 晴 3 薄曇 4 曇 5 煙霧 6 砂じんあらし 7 地ふぶき 8 霧 9 霧雨 10 雨 11 みぞれ 12 雪 13 あられ 14 ひょう 15 雷
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| type | code, text | text | コードか文字列かを示す。 |
<weather type="text">快晴</weather>
大気の温度を示す。
<temperature>気温</temperature>
気温は摂氏単位で表し, その1/10の位までの数値で表記する。零℃未満の場合は[-](マイナス)を先頭に付記する。小数点以下は省略することができる。
観測データが障害等で得られない場合は「nodata」として区別する。
<temperature>-2.1</temperature>
大気の相対湿度を示す。
<humidity>湿度</humidity>
湿度は相対湿度を用いる。 %で表し, その1の位までの数値で表記する。
観測データが障害等で得られない場合は「nodata」として区別する。
<humidity>70</humidity>
風の吹いて来る方向を示す。
<wind-direction code="コード">風向</wind-direction>
風向は以下に示す数字符号(numeric)または英字符号(alphabetic)によって表記する。風向は真北を基準に全周を時計回りに16分割した16方位で表現し, 数字符号による表記か英字符号による表記かは属性codeを用いて区別する。省略されている場合は英字符号と解釈する。
風速が0.2m/s以下の時は無風状態とみなし「静穏」とすることができる。「静穏」の場合は数字符号「00」、英字符合「C」を使用する。
方位 数字符号 英字符号 北 16 N 北北東 01 NNE 北東 02 NE 東北東 03 ENE 東 04 E 東南東 05 ESE 南東 06 SE 南南東 07 SSE 南 08 S 南南西 09 SSW 南西 10 SW 西南西 11 WSW 西 12 W 西北西 13 WNW 北西 14 NW 北北西 15 NNW 静穏 00 C
観測データが障害等で得られない場合は「nodata」として区別する。
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| code | num, alpha | alpha | 数字コードか文字コードかを指定する。 |
<wind-direction>NNE</wind-direction> または <wind-direction code="num">01</wind-direction>
単位時間に大気が移動した距離を示す。
<wind-speed>風速</wind-speed>
風速はm/s単位で表し, その1/10の位までの数値で表記する。
観測データが障害等で得られない場合は「nodata」として区別する。
<wind-speed>3.6</wind-speed>
視程距離 (目標を認めることのできる最大距離)を示す。
<visibility>視程</visibility>
視程はmを単位に数値で表記する。ただし視程の良好な場合には100の位までの数値とすることができる。さらに1000mを越える場合は, [良好]として表示することができる。
観測データが障害等で得られない場合は「nodata」として区別する。
<visibility>500</visibility>
単位時間に地表に達した降水の量を示す。
<precipitation span="単位時間">降水量</precipitation>
降水量はmm単位で表し, 1/10の位までの数値で表記する。
観測データが障害等で得られない場合は「nodata」として区別する。
また, この時の単位時間は属性spanを用いて明示する。
属性spanが省略されている場合は, 前1時間値(hourly)とみなす。
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| span | hourly, pre03, pre06, pre12, pre24, daily |
hourly | 時間雨量(hourly), 前3時間降水量(pre03h), 前6時間降水量(pre06h), 前12時間降水量(pre12h), 前24時間降水量(pre24h), 日降水量(daily) |
<precipitation>8</precipitation> または <precipitation span="pre24">25</precipitation>
自然に積もって地面を覆っている雪などの固形降雪の深さを示す。
<snow-depth measure="観測手段">積雪の深さ</snow-depth>
積雪の深さはcm単位の数値で表記する。
観測データが障害等で得られない場合は「nodata」として区別する。
観測手段が目視観測(manual)であるか積雪計観測(auto)かを属性measureを用い て明示し区別する。 明示されていない場合は積雪計観測(auto)による値とする。
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| measure | manual, auto | auto | 目視観測(manual)か積雪計観測(auto)かを示す。 |
<snow-depth measure="manual">123</snow-depth>
ある時間内に地表に降り積もった雪などの固形降雪の深さを示す。
<snow-fall span="計測対象期間" measure="観測手段">降雪の深さ</snow-fall>
降雪の深さは, 計測対象期間内における降雪量をcm単位の数値で表記する。 この計測対象期間は属性spanによりかならず明示しなければならない。 属性spanは, 原則として2.2.4 時間長および期間に関する記法にしたがって表記するが, 次の特定期間については, 以下に示す属性値(hourly, daily21, daily09)を用いて明示してもよい。
観測データが障害等で得られない場合は「nodata」として区別する。
観測手段が目視観測(manual)であるか積雪計(auto)によるかを属性measure を用いて明示し区別する。 明示されていない場合は積雪計観測(auto)による値とする。
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| span | CDATA, hourly, daily21, daily09 |
#REQUIRED | 2.2.4 時間長および期間により, 起時と終時を記述する, 前1時間値(hourly), 日降雪量 : 日界21時(daily21), 日降雪量 : 日界09時(daily09) |
| measure | manual, auto | auto | 目視観測(manual)か積雪計観測(auto)かを示す。 |
<snow-fall span="daily21" measure="manual">15</snow-fall> または, <snow-fall span="hourly">3</snow-fall> または, <snow-fall span="T09/T15" measure="manual">8</snow-fall>
路面の状態に関する情報を示す。
路面状態を観測した場所の情報を示す。
路面状態を観測した日時を示す。
4.2.2に従う。
路面の滑りやすさを分類した道路表面の状態を示す。
<surface type="型">路面状態</surface>
路面状態を示す分類コードで表記する。分類は次の路面簡易分類(7分類)を用いる。
属性typeによりコード表示か文字列表示かを規定する。
コード 路面状態 1 非常に滑りやすい路面 2 アイスバーン 3 圧雪 4 こな雪・つぶ雪 5 シャーベット 6 湿潤 7 乾燥
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| type | code, text | text | コードか文字列かを示す。 |
<surface>シャーベット</surface>
路面の滑りやすさを細分類した道路表面の状態を示す。
<surface-detail type="型">詳細路面状態</surface-detail>
路面状態を示す分類コードで表記する。分類は北海道開発局の冬期路面管理マニュアルの路面分類(13分類)を用いる。
属性typeによりコード表示か文字列表示かを規定する。
コード 詳細路面状態 11 非常に滑りやすい氷膜 12 非常に滑りやすい氷板 13 非常に滑りやすい圧雪 14 氷板 15 こな雪下層氷板 16 氷膜 17 つぶ雪下層氷板 18 圧雪 19 こな雪 20 つぶ雪 21 シャーベット 22 湿潤 23 乾燥
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| type | code, text | text | コードか文字列かを示す。 |
<surface-detail type="code">13</surface-detail>
道路表面の温度を示す。
<surface-temperature>路面温度</surface-temperature>
路面温度は摂氏単位で表し, その1/10の位までの数値で表記する。零℃未満の場合は[-](マイナス)を先頭に付記する。小数点以下は省略することができる。
<surface-temperature>-0.2</surface-temperature>
道路表面における水分の塩分含有率を示す。
<surface-salt>路面塩分濃度</surface-salt>
路面塩分濃度は百分率を用い, %で表し, その1/10の位までの数値で表記する。
<surface-salt>9.8</surface-salt>
画像による道路監視に関する情報を示す。
監視画像を観測した地点の情報を示す。
4.2.1に従う。
監視画像を観測した日時を示す。
4.2.2に従う。
監視画像のファイル名を示す。
<image-file src="URL">画像の標題</image-file>
監視画像はファイル名指定とする。指定方法はURLの表記に従う。
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| src | CDATA | #REQUIRED | 画像ファイルのロケーションを指定する。 |
<image-file src="www.rwmlserver.ne.jp/images/img99990507.jpg">1999-05-07 監視画像</image-file>
撮影に関する条件(camera data)を示す。
<camera>撮影データ</camera>
撮影条件の情報を任意の文字列で表記する。省略が可能である。画像ファイル毎に指定する。
<camera>カメラNo.0103, カメラ高7m, 35mm広角レンズ</camera>
画像に関する補足的説明を示す。
<comment>画像説明</comment>
監視画像に関するコメントを任意の文字列で表記する。画像ファイル毎に指定する。
<comment>中山峠札幌方面の映像</comment>
監視画像を処理することによって得られる情報を示す。
<image-process>画像処理情報</image-process>
監視映像によってえられるカメラ自体から発行される観測事象を任意の文字列で表記する。画像ファイル毎に指定する。
<image-process>事故発生</image-process>
機器の動作状態を示す。
<equipment-condition>機器状態</equipment-condition>
機器の動作状態を任意の文字列で表記する。コードによる表記は行わない。画像ファイル毎に指定する。
<equipment-condition>異常:ファイルエラー</equipment-condition>
渋滞に関する情報を示す。
渋滞情報の対象となる地点を示す。
4.2.1に従う。
渋滞情報を提供する日時を示す。
4.2.2に従う。
渋滞の状況を示す。
<congestion-status>渋滞状況</congestion-status>
渋滞状況は, その度合いを渋滞, 混雑, 自由流の分類で表記する。なお混雑の分類は使用しなくてもよい。
<congestion-status>渋滞</congestion-status>
渋滞の先頭地点を示す。
<congestion-top>
<point>
<latitude>緯度</latitude>
<longitude>経度</longitude>
<altitude>高度</altitude>
<point-name>地点名</point-name>
</point>
<route>
<route-name>路線名</route-name>
<route-position>路線内位置</route-position>
</route>
</congestion-top>
point, route-name, route-positionの表記については3.1 場所情報の表記法に従う。
観測場所と同一の内容については省略できる。
<congestion-top>
<point>
<latitude>38,500000</latitude>
<longitude>137,250000</longitude>
<altitude>103</altitude>
<point-name style="poplular">第一トンネル</point-name>
</point>
</congestion-top>
渋滞の下流方向または方面に関する情報を示す。
<congestion-direction>渋滞方向</congestion-direction>
渋滞方向は任意の文字列で表記する。
<congestion-direction>外回り</congestion-direction>
渋滞の長さを示す。
<congestion-length>渋滞長</congestion-length>
渋滞長はkmを単位に表し, その1/10までの数値で表記する。
<congestion-length>3.5</congestion-length>
渋滞の発生した時刻を示す。
<outbreak-time>渋滞発生時刻</outbreak-time>
渋滞発生が時間を特定できる事象によって発生している場合は, その発生時刻を表記する。時刻は2.2.1 日付および時刻に関する記法に従う。
<outbreak-time>1999-10-01T17:15</outbreak-time>
渋滞の原因となっている事由を示す。
<congestion-cause>渋滞発生原因</congestion-cause>
渋滞の発生原因を表記する。この規定に合致しない表現が必要となる場合は任意の文字列によって表記することも可能とする。
(1) 自然渋滞 (2) 交通集中渋滞 (3) 見物・脇見渋滞 (4) 事故渋滞 (5) 工事渋滞 (6) 不明
<congestion-cause>自然渋滞</congestion-cause>
規制に関する情報を示す。
規制情報の対象となる場所を示す。
<regulation-place>
<point>
<latitude>緯度</latitude>
<longitude>経度</longitude>
<altitude>高度</altitude>
<point-name>地点名</point-name>
</point>
</regulation-place>
または,
<regulation-place>
<route>
<route-name>路線名</route-name>
<route-position>路線内位置</route-position>
</route>
</regulation-place>
3.1 場所情報の表記法に従う。
<regulation-place>
<point>
<latitude>41,500000</latitude>
<longitude>142,250000</longitude>
<altitude>15.3</altitude>
<point-name >中山峠</point-name>
</piont>
</regulation-place>
または,
<regulation-place>
<route>
<route-name>北海道縦貫自動車道</route-name>
<route-position>千歳IC/恵庭IC</route-postion>
</route>
</regulation-place>
規制情報を提供する日時を示す。
<regulation-time>規制提供日時</regulation-time>
2.2.1 日付および時刻に関する記法に従う。
<regulation-time>1999-04-01T16:30+09:00</regulation-time>
規制の種別を示す。
<regulation-class>規制種別</regulation-class>
規制の種別を任意の文字列で表記する。規制の例を示す。
(1) 通行止 (2) 右左折規制 (3) 速度規制 (4) 車線規制 (5) 片側規制 (6) チェーン規制 (7) オンランプ・オフランプ規制 (8) 大型規制 (9) 移動規制 (10)不明
<regulation-class>通行止(冬期通行止)</regulation-class>
規制の原因事象を示す。
<regulation-cause>規制原因</regulation-cause>
規制の原因事象を任意の文字列で表記する。原因事象の例を示す。
(1) 事故 (2) 火災 (3) 故障車 (4) 路上障害物 (5) 工事 (6) 作業 (7) 行事等 (8) 気象 (9) 災害 (10) 地震警戒宣言 (11) 不明
<regulation-origin>事故(人身事故)</regulation-origin>
規制の方向または方面に関する情報を示す。
<regulation-direction>規制方向</regulation-direction>
規制に方向性がある場合は, その方向または方面を任意の文字列によって表記する。
<regulation-direction>南行き</regulation-ddirection> または <regulation-direction>札幌北インター方面</regulation-direction>
規制を開始した時刻または開始予定時刻を示す。
<regulation-start>規制開始時刻</regulation-start>
時刻は2.2.1 日付および時刻に関する記法に従う。
<regulation-start>1999-04-01T16:30+09:00</regulation-start>
規制の終了予定時刻を示す。
<regulation-end>規制終了時刻</regulation-end>
規制の終了時刻が予定されている場合はその予定時間を表記する。終了時間が不明である場合は「不明」とする。 時刻は2.2.1 日付および時刻に関する記法に従う。
<regulation-end>1999-04-01T20:30+09:00</regulation-end>
交通量に関する情報を示す。
渋滞情報の対象となる地点を示す。
4.2.1に従う。
交通量情報を提供する日時を示す。
4.2.2に従う。
交通量情報の観測単位時間を示す。
<time-unit>観測単位時間</time-unit>
交通量, 平均速度, 平均車間距離は観測日時の単位時間における観測結果を用いる。 時間の指定は2.2.4 時間長および期間の期間に関する記法の表記法に従う。
<time-unit>PT20M</time-unit>
地点における通過車両台数を示す。
<volume>交通量</volume>
交通量は観測日時の単位時間における通過車両台数を1台単位の数値で表記する。車種の分類が可能な場合は, その分類に従い表記することができる。一般的な分類例を示す。
例 小型交通量, 大型交通量, 総交通量, 判定不能
<volume>大型:10,小型:25,総:35</volume>
通過車両の平均車速度を示す。
<speed>平均速度</speed>
平均速度は観測日時の単位時間における通過車両車速度の平均値を1km/h単位の数値で表記する。
<speed>40</speed>
道路上の混雑状態を表す量としての占有率を示す。
<occupancy>占有率</occupancy>
観測地点における占有率を%単位でで表記する。
<occupancy>32</occupancy>
旅行時間測定に関する情報を示す。
旅行時間情報を提供する日時を示す。
4.2.2に従う。
旅行時間を規定する起点の地点情報を示す。
<origin>観測起点</origin>
旅行時間測定の起点位置を任意の文字列で表記する。
例 東名高速11KP, 北八王子バス停付近, 谷原交差点
<origin>道央自動車道長万部インター</origin> <origin>室蘭駅付近</origin>
旅行時間を規定する目的地の地点情報を示す。
<destination>観測終点</destination>
旅行時間測定の目的位置を任意の文字列で表記する。
例 横浜インター, 双葉サービスエリア入口, 板橋本町交差点
<destination>道央自動車道札幌西インター</destination> <destination>金山パーキングエリア入口</destination>
旅行時間を規定する経路を示す。
<travel-route>旅行時間経路</travel-route>
旅行時間測定の対象となる経路を地点情報のリストによって表記する。 リストは任意の文字列による地点情報をスラッシュ[/]で区切り, 起点→終点の順に記述する。
<travel-route>国道38号/幕別町本町/国道242号線</travel-route>
旅行所用時間を示す。
<duration>旅行時間</duration>
旅行時間は測定日時における旅行時間起点から旅行時間目的地までにおける所用時間を1分単位の数値で表記する。時間の指定は2.2.4 時間長および期間の表記法に従う。
<duration>PT30M</duration>
運転者への注意や関心を促す情報(advice)を示す。
特定地点情報の対象となる場所を示す。
<place>
<point>
<latitude>緯度</latitude>
<longitude>経度</longitude>
<altitude>高度</altitude>
<point-name>地点名</point-name>
</point>
</place>
または,
<place>
<route>
<route-name>路線名</route-name>
<route-position>路線内位置</route-position>
</route>
</place>
2.1 場所に関する記法に従う。
<place>
<point>
<latitude>41,500000</latitude>
<longitude>142,250000</longitude>
<altitude>15.3</altitude>
<point-name>中山峠</point-name>
</point>
</place>
または,
<place>
<route>
<route-name>北海道縦貫自動車道</route-name>
<route-position>千歳IC/恵庭IC</route-postion>
</route>
</place>
特定地点情報を提供する日時を示す。
<last-update>提供日時</last-update>
3.2.1 提供日時に関する表記法に従う。
<last-update>1999-04-01T16:30+09:00</last-update>
知らせるべき情報の内容を示す。
<advice spec="分類">情報内容</advice>
情報内容を任意の文字列で表記する。情報の内容の分類を属性specで規定する。
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| spec | attention, scene, feature |
#REQUIRED | 注意喚起地点に関する情報, 眺望等に関する情報, 沿道の自然や歴史, 特色などに関する情報 |
attention (1) 事故多発 (2) 急カーブ (3) 急勾配 (4) 横風注意 (5) 霧注意 (6) 吹雪注意 (7) 路面凍結注意 (8) 動物出没注意 (9) 落石注意 (10) その他 (任意の文字列) scene (1) 眺望良好 (2) 眺望非常に良好 (3) その他 (任意の文字列) feature 沿道の自然や歴史、特長ある道路施設等について任意の文字列で記述する。
<advice spec="attention">事故多発</attention>
特定地点情報に関連する情報ファイルのURLを示す。
<info-file href="URL">情報ファイルの標題</info-file>
または,
<info-file href="URL" />
属性hrefに情報ファイルを示すURLを記述する。 要素の内容には、標題を任意の文字列で記述することができる。 ファイルの属性は表記における拡張子により識別するものとする。
| 属性名 | 属性値 | 省略時値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| href | CDATA | #REQUIRED | 情報ファイルを示すURLを指定する。 |
画像の場合 <info-file href="http://www.test.com/test001/testimage.jpg" /> 音声の場合 <info-file href="http://www.test.com/test001/testvoice.avi" /> 文章の場合 <info-file href="http://www.test.com/test001/testtext.txt" />
情報の対象となる期間を示す。
<advice-period>対象期間</advice-period>
期間の指定は2.2.4 時間長および期間に関する表記法に従う。
<advice-period>--1101/--0331</advice-period> <!-- 11月1日〜3月31日 -->