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【北の道リサーチニュース :第 165号 (2017年6月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2017年6月28日

6月28日に【北の道リサーチニュース:第165号(2017年6月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報

発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の

最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、

お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第165号(2017年6月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:平成29年度 寒地土木研究所一般公開のお知らせ
02:松下主任研究員が2016年度日本雪工学会賞技術賞を受賞しました(雪氷チーム)
03:松澤上席研究員が北海道開発局防災業務研修の講師を務めました(雪氷チーム) 
04:伊東主任研究員と松下主任研究員が平成29年度無人航空機所内講習会の講師を
 務めました。(雪氷チーム)
05:北海道科学大学開学50周年記念シンポジウム「雪氷工学の未来を考える」で
 パネリストとして登壇します(雪氷チーム)
■研究紹介
06:(報文)強風時における雨量計の降雪粒子補足率に関する検討(雪氷チーム)
■関連研究チームニュース
07:コンクリート工学年次大会2017に参加します(耐寒材料チーム)
08:第20回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウムで発表します
 (寒地構造チーム)
09:コンクリート工学年次大会2017で発表します(寒地構造チーム)
10:第52回地盤工学研究発表会で発表します(寒地地盤チーム、防災地質チーム)
11:2017年度日韓国際共同シンポジウムを開催します(防災地質チーム)
12:函館市「景観まちづくり研修会」で講師を務めました(地域景観ユニット)
13:第3回「無電柱化推進展」で講演します(地域景観ユニット)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:平成29年度 寒地土木研究所一般公開のお知らせ
→ http://www.ceri.go.jp/contents/ippannkoukai/2017koukai.html
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 寒地土木研究所では、毎年7月の「国土交通Day」に合わせて、研究所の役割や成果
をわかりやすく紹介するために、一般公開を行っています。
 今年も、14の研究チームと研究ユニットが、子供達から一般の方々まで楽しんでい
ただけるような参加・体験型のイベントを行う予定です。また、寒冷地土木技術に関
する技術相談コーナーを設置し、土木技術者の方々とも交流する機会を設けます。
併せて、パネル展示によって、当研究所が開発し、土木の現場に導入されている技術
を紹介する予定です。詳細は決定次第随時ホームページ上で公開します。
 昨年度に続き、札幌市教育委員会の後援を受けており、子供達にもわかりやすい内
容で暮らしを支える土木の役割を伝えていきたいと考えています。
今年も多くの皆様のお越しを職員一同お待ちしております。

お問い合わせ先 : 寒地土木研究所 寒地技術推進室
電話 : 011-590-4046
FAX : 011-590-4048
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02:松下主任研究員が2016年度日本雪工学会賞技術賞を受賞しました(雪氷チーム)
→ http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000158.html
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 2016年度日本雪工学会賞の選考が行われ、寒地土木研究所雪氷チーム松下主任研究
員が「積雪の脆性破壊強度の推定に関する研究」において技術賞を受賞し、6月2日の
日本雪工学会総会において表彰式が行われました。
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03:松澤上席研究員が北海道開発局防災業務研修の講師を務めました(雪氷チーム)
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 6月6日に北海道開発局防災業務研修が北海道開発局研修センターで行われ、
雪氷チームの松澤上席研究員が「暴風雪と雪崩について」講師を務めました。
本研修は北海道開発局職員の災害対応能力の向上を図ることを目的として実施して
いるもので、開発局、国の機関、自治体職員が参加して行われました。
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04:伊東主任研究員と松下主任研究員が平成29年度無人航空機所内講習会の講師を
 務めました。(雪氷チーム)
→ http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000161.html
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 6月13日、14日に平成29年度無人航空機所内講習会が寒地土木研究所及び石狩吹雪
実験場で行われ、雪氷チームの伊東主任研究員と松下主任研究員が座学及び屋外実技
訓練の講師を務めました。
 講習会には寒地土木研究所、つくば中央研究所から19名の受講者が参加して行われ
ました。
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05:北海道科学大学開学50周年記念シンポジウム「雪氷工学の未来を考える」で
 パネリストとして登壇します(雪氷チーム)
→ http://www.hus.ac.jp/hit_topics/2017/06/201706162169.html
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 平成29年7月8日(土)、北海道薬科大学共用講義棟において、北海道科学大学寒地
未来生活環境研究所主催の開学50周年記念シンポジウム「雪氷工学の未来を考える」
が開催されます。
 このシンポジウムに、寒地土木研究所から雪氷チームの伊東主任研究員が、パネリ
ストとして登壇することになりました。
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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06:(報文)強風時における雨量計の降雪粒子補足率に関する検討(雪氷チーム)
→ http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/61953/
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 強風時に降雪量を正確に計測することは難しい。本研究では、世界気象機関が推奨
する二重柵基準雨量計と、国内の多くの地上気象観測で使用される転倒ますタイプの
雨量計との比較観測を実施し、その関係を示した。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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07:コンクリート工学年次大会2017に参加します(耐寒材料チーム)
→ https://confit.atlas.jp/guide/event/jci2017/top
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 7月12日(水)~7月14日(金)に宮城県仙台市の仙台国際センターで開催される
上記大会(主催:公益社団法人日本コンクリート工学会)の第39回コンクリート工学
講演会において,耐寒材料チームから以下の発表を行います.

・収縮低減材料による乾燥収縮ひび割れ低減効果と凍結融解抵抗性:吉田主任研究員
・凍害の進行に及ぼす凍結防止剤の散布頻度の影響に関する基礎実験:遠藤主任研究員
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08:第20回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウムで発表します
 (寒地構造チーム)
→ http://committees.jsce.or.jp/eec204/node/46
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 7月4日(火)~5日(水)に、土木学会で表記のシンポジウムが開催されます。
寒地構造チームからは、以下の論文発表を行います。

・鋼鈑桁橋の地震時損傷過程に関する数値解析的検討:荒木研究員
・既往被害地震における橋梁の損傷と超過外力に対する課題:白戸主任研究員
・桁端部緩衝材の低温時特性と桁衝突挙動に関する実験および解析的検討:寺澤研究員
・地震時の桁衝突に伴う橋台抵抗特性の検討:山澤研究員
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09:コンクリート工学年次大会2017で発表します(寒地構造チーム)
→ https://confit.atlas.jp/guide/event/jct2017/top
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 7月12日(水)~14日(金)に、仙台国際センターで表記の学会が開催されます。
寒地構造チームからは、以下の論文発表を行います。

・基礎地盤が異なる落石防護擁壁の耐衝撃挙動:山澤研究員
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10:第52回地盤工学研究発表会で発表します(寒地地盤チーム、防災地質チーム)
→ http://www.knt.co.jp/ec/2017/52jiban/index.html
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 7月12日(水)~15日(土)に、名古屋国際会議場で表記の学会(主催:地盤工学会)
が開催されます。寒地地盤チームと防災地質チームからは以下の論文発表を行います。

(寒地地盤チーム)
・泥炭性軟弱地盤における既設杭基礎の耐震補強技術の実験的検討
 (その4:復元力・修復性):冨澤主任研究員
・北海道で採取したまさ土の地盤工学的性質:佐藤主任研究員
・断熱材を併用した特殊ふとんかごによる寒冷地域における切土のり面の凍上対策
 について(その2):野上研究員
・ジオテキスタイル補強土壁の性状把握に対する表面波探査の適用性:橋本研究員
・衝撃加速度を用いた路盤の品質管理方法の検討について:久慈研究員
・火山灰質地盤における杭基礎の耐震補強技術に関する検討―液状化層の堆積状況の
 影響に関する遠心力模型実験―:江川研究員

(防災地質チーム)
・シリアルバッチ溶出試験の課題と対応 ―振とう待機時間と振とう後残渣の保管条件
 が重金属等の溶出濃度に与える影響について―:田本研究員
・岩盤斜面のUAV 撮影画像における背景差分法の適用性検討:日外総括主任研究員
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11:2017年度日韓国際共同シンポジウムを開催します(防災地質チーム)
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 7月25日(火)に寒地土木研究所講堂にて、「地盤環境の調査および評価手法に
関する研究」をテーマとした2017年度日韓国際共同シンポジウム(主催:寒地土木
研究所および韓国釜慶大学地質環境研究所)を開催します。
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12:函館市「景観まちづくり研修会」で講師を務めました(地域景観ユニット)
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 5月26日(金)、「景観に配慮したまちづくりの進め方」をテーマに函館市主催の標
記研修会が函館市役所で開催され、松田総括と笠間研究員が講師を努めました。

 函館市では、全国10カ所の「景観まちづくり刷新モデル地区」に選定されたことか
ら、この推進にあたり市が掲げる「ガーデンシティ函館」の実現をめざして、質の高
い景観形成手法を学ぶため、行政職員の意識と技術の向上を目的に開催されました。
 
研修1:「計画・設計における景観配慮の基本的な考え方」松田総括主任研究員
研修1:「まちづくりと景観、まちの魅力」笠間研究員

本研修会には、函館市職員と函館開発建設部の技術職員、約30名が参加しました。
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13:第3回「無電柱化推進展」で講演します(地域景観ユニット)
→ http://www.jma.or.jp/bunka/
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 7月19日(水)~21日(金)、東京ビックサイトにて一般社団法人日本能率協会主催の
同推進展が開催され、このイベントで行われる無電柱化推進セミナーで高橋主任研究
員が講演の講師を務めます。

セミナー講演:「北海道からみた無電柱化の重要性と技術開発」

 同推進展は、2年前に初めて開催され数多くの来場者が集まりました。最近話題と
なっている無電柱化について、各方面の関係者から貴重な情報を得る機会でもありま
すので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・日本気象学会秋季大会
 期間:平成29年10月30日(月)~11月2日(木)
 場所:北海道大学
 http://www.metsoc.jp/

・第33回寒地技術シンポジウム
 期間:平成29年11月29日(水)~ 12月1日(金)
 場所:札幌コンベンションセンター
 申込:査読論文概要提出7月7日
    報告論文概要提出9月1日  
 http://www.decnet.or.jp/project/ctc/ 

[国内]
・地盤工学会第52回地盤工学研究発表会
 期間:平成29年7月12日(水)~14日(金)
 場所:名古屋国際会議場
 講演申込〆切済み
 https://www.jiban.or.jp/

・第37回交通工学研究発表会
 期間:平成29年8月8日(火)~9日(水)
 場所:東京都区内(予定)
 発表申込・論文投稿〆切済み
 http://www.jste.or.jp/Event/happyo37.pdf

・土木学会平成29年度全国大会 第72回年次学術講演会
 期間:平成29年9月11日(月)~13日(水)
 場所:九州大学伊都キャンパス
 講演申込〆切済み
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/gaiyo/top

・雪氷研究大会(2017・十日町)
 期間:平成29年9月24日(日)~27日(水)
 場所:クロステン十日町ほか(主会場・新潟県十日町本町)
 研究発表申込:平成29年6月26日(月)正午から7月10日(月)正午まで
 https://sites.google.com/site/x2017jcsir/

・第32回日本道路会議
 期間:平成29年10月31日(火)~11月1日(水)
 場所:都市センターホテル(東京都千代田区平河町2-4-1)
 論文申込締切済み
 http://www.road.or.jp/conference/

・第12回 土木学会 景観・デザイン研究発表会
 期間:平成29年12月1日(金)~3日(日)
 場所:京都大学 吉田キャンパス
 投稿受付:口頭発表、ポスター発表 平成29年7月10日(月)~9月5日(火)
 http://www.jsce.or.jp/committee/lsd/conference/index.html

・第15 回ITS シンポジウム2017
 期間:平成29年12月7日(木)~8日(金)
 場所:九州大学伊都キャンパス
 投稿〆切 査読あり 7月3日(月)
      査読なし アブスト〆切8月21日(月)、論文〆切11月10日(金)
 http://www.its-jp.org/event/its_symposium/15th2017/

[海外]
・第24回ITS世界会議
 期間:平成29年10月29日(火)~11月2日(水)
 場所:モントリオール(カナダ)
 論文投稿〆切済み
 http://itsworldcongress2017.org/

・TRB年次総会
 期間:平成30年1月7日~11日
 場所:ワシントンDC
 論文投稿:平成29年6月1日~8月1日

・PIARC第15回国際冬期道路会議
 期間:平成30年2月20日~23日
 場所:グダンスク(ポーランド)
 論文概要〆切済み
 本論文〆切:平成29年7月31日
 http://www.road.or.jp/international/index.html
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■編集後記
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 最近自動走行がらみの動きがとても活発です。先日は某自動車メーカが道北に自動
走行技術開発用のテストコース新設を発表したり、自動走行技術の実証実験を行う計
画があったりと、北海道が自動走行技術開発の先進地になる可能性が感じられます。
 寒地土研もこれらの動きに呼応した研究を開始したところ。今後が楽しみです。
 

                 寒地交通チーム上席研究員 石田 樹
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