2016年度日本雪工学会賞の選考が行われ、寒地土木研究所雪氷チーム松下拓樹主任研究員が「積雪の脆性破壊強度の推定に関する研究」において技術賞を受賞しました。

2017年6月2日の日本雪工学会総会において表彰式が行われました。

松下主任研究員のコメント「雪崩や落雪などは雪の破壊現象です。これらの現象を把握して対策技術を検討するためには、雪の強度を知る必要があります。今回の受賞では、このように工学的使用頻度の高い雪の強度について、国内外の文献調査と現地測定の結果から、圧縮、引張およびせん断のすべての強度を推定する方法を提示したことを評価していただきました。この成果は、今後、雪崩などの対策技術の検討に活かしていきます。」