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【北の道リサーチニュース :第 164号 (2017年5月)】を発行しました
寒地道路研究グループ : 2017年5月29日
5月29日に【北の道リサーチニュース:第164号(2017年5月)】を発行しました。
このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報
発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の
最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、
お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。
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【北の道リサーチニュース:第164号(2017年5月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:平成29年度 寒地土木研究所一般公開のお知らせ
03:第55回土木計画学研究発表会・春大会で発表します(寒地交通チーム、
地域景観ユニット)
04:「2017年度日本雪氷学会北海道支部研究発表会」で発表しました
(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
■関連研究チームニュース
05:大鹿村・中川村「美しい村づくり学習講演会」で講演しました(地域景観ユニット)
06:函館市「ガーデンシティ函館推進セミナー」で講演しました(地域景観ユニット)
07:道路構造物ジャーナルNETにコラムが掲載されました(耐寒材料チーム)
08:fibシンポジウム2017およびfibミーティングに参加します(耐寒材料チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:平成29年度 寒地土木研究所一般公開のお知らせ
→ http://www.ceri.go.jp/contents/ippannkoukai/2017koukai.html
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寒地土木研究所では、毎年7月の「国土交通Day」に合わせて、研究所の役割や成果
をわかりやすく紹介するために、一般公開を行っています。
今年も、14の研究チームと研究ユニットが、子供達から一般の方々まで楽しんでい
ただけるような参加・体験型のイベントを行う予定です。また、寒冷地土木技術に関
する技術相談コーナーを設置し、土木技術者の方々とも交流する機会を設けます。
併せて、パネル展示によって、当研究所が開発し、土木の現場に導入されている技術
を紹介する予定です。詳細は決定次第随時ホームページ上で公開します。
昨年度に続き、札幌市教育委員会の後援を受けており、子供達にもわかりやすい内
容で暮らしを支える土木の役割を伝えていきたいと考えています。
今年も多くの皆様のお越しを職員一同お待ちしております。
お問い合わせ先 : 寒地土木研究所 寒地技術推進室
電話 : 011-590-4046
FAX : 011-590-4048
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02:第60回(平成28年度)北海道開発技術研究発表会で各賞を受賞しました
(寒地交通チーム、寒地道路保全チーム、寒地構造チーム、寒地地盤チーム、
地域景観ユニット)
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平成29年2月13日~16日の4日間にわたり開催された標記研究発表会において発表
した論文が以下の賞を受賞しました。
【寒地土木研究所長賞】
・経済的な地盤改良技術の改良効果および設計法の提案 ~グラベル基礎補強併用
低改良率地盤改良について~:橋本、林、林(寒地地盤チーム)
・新しい非塩化物系凍結防止剤の融氷性能および植物への害に関する研究:
佐藤、高橋(寒地道路保全チーム)、中島(富山県立大学)
【北海道開発局長奨励賞】
・北海道型SMAのきめ深さと走行安全性の関係に関する研究:田中、木村(寒地道路
保全チーム)、武市(北海学園大学)
・トンネル内コンクリート舗装の摩擦係数低下要素と粗面化技術による対策効果
-ダイヤモンドグラインディング工法による改善効果-:井谷、上野、大浦
(寒地道路保全チーム)
・積雪寒冷地における橋梁用伸縮装置の劣化損傷とその対策について:佐藤、西
(寒地構造チーム)、後藤(札幌開発建設部)
・観光地の魅力向上に寄与する屋外公共空間のあり方について:笠間、松田
(地域景観ユニット)
・近赤外線およびマイクロ波を用いた路面状態の評価について:中島、高橋
(寒地交通チーム)、舘山(北見工業大学)
【北海道開発協会長賞】
・気温と路面温度の相関に基づく路面温度予測の広域化手法に関する研究:
藤本、徳永、高橋(寒地交通チーム)
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03:第55回土木計画学研究発表会・春大会で発表します(寒地交通チーム、
地域景観ユニット)
→ http://www.jsce-ip.com/conference/index.html?id=25
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6月10日(土)~11日(日)に、愛媛大学で標記の研究発表会が開催されます。
寒地交通チーム、地域景観ユニットからは、以下の研究発表を行います。
【寒地交通チーム】
・路面雪氷状態予測モデルを用いた交通事故発生件数と路面状態の関係の定量的評価
:齋田研究員
【地域景観ユニット】
・沿道の屋外広告物が景観へ与える影響と広告効果に関する考察
:松田総括主任研究員
・観光地の魅力向上に寄与する屋外公共空間の「パターン」の仮説とそれを用いた観
光地評価の試行:笠間研究員
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04:「2017年度日本雪氷学会北海道支部研究発表会」で発表しました
(寒地道路研究グループ)
→ http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000152.html
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5月12~13日に、北海道大学 学術交流会館において、「2017年度日本雪氷学会北海
道支部研究発表会」が開催されました。寒地道路研究グループからは以下の5件の発表
を行いました。また、「吹雪」のセッションにおきましては、雪氷チーム大宮研究員
が座長を務めました。
発表会の詳細については、日本雪氷学会北海道支部ホームページをご参照下さい。
【寒地交通チーム】
・「コハク酸二ナトリウムの凍結防止剤としての利用可能性に関する研究」(佐藤研究員)
・「近赤外線を用いた凍結および圧雪路面の計測試験」(中島研究員)
【雪氷チーム】
・「低気圧接近時の短期間多量降雪における積雪密度の時間変化に関する観測事例
について」(高橋研究員)
・「片切土における吹きだまりの発達過程に関する調査 ~2016年度冬期における
弟子屈町での観測事例~」(武知研究員)
・「新たな吹雪センサーとしての大気電場計の可能性」(大宮研究員)
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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(2017年5月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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05:大鹿村・中川村「美しい村づくり学習講演会」で講演しました(地域景観ユニット)
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5月17日(水)-18日(木)の両日、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟する長
野県大鹿村(17日)と中川村(18日)にて、両村の美しい村づくり協議会が主催する標記
講演会が開催され、松田総括主任研究員と岩田研究員が、以下のテーマで講師を務め
ました。
「美しい村づくりを景観から考える」/松田総括主任研究員
「賑わいや交流を生む景観まちづくりのポイント」/岩田研究員
本講演会は、2016年5月に福岡県八女市星野村で行われた同NPOの総会で松田総括主
任研究員が基調講演を行ったことをきっかけとして、このたび招聘されました。
講演会には、村長をはじめとする役場職員のほか、地域住民、同NPOに加盟する周辺
4自治体の関係者やサポーターなどが参加し、魅力的な景観形成の必要性や進め方に
ついて様々な意見や質問があったほか、地域づくりの夢や気づきのコメントを頂き、
大変有意義な講演会となりました。
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06:函館市「ガーデンシティ函館推進セミナー」で講演しました(地域景観ユニット)
→ http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2017042100061/
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5月25日(木)、函館市主催の標記セミナーが函館市地域交流まちづくりセンターで開
催され、松田総括主任研究員が以下の基調講演の講師のほか、パネルディスカッショ
ンのパネリストを務めました。
函館市では、今後、更なる魅力的なまちづくりを進めるため、平成28年11月に「
『ガーデンシティ函館』の実現をめざして」を策定しました。本セミナーはこの『ガ
ーデンシティ函館』の推進にあたり、基本的な考え方の周知と景観に配慮したまちづ
くりへの理解を深めるため開催されました。
本セミナーには、函館市職員をはじめ、開発局、運輸局、北海道など函館地域の行
政機関の職員、まちづくり関係者など約80名が参加しました。
基調講演:「まちづくりを景観から考える」松田総括主任研究員
パネルディスカッション:「『ガーデンシティ函館』の実現をめざして」
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07:道路構造物ジャーナルNETにコラムが掲載されました(耐寒材料チーム)
→ http://www.kozobutsu-hozen-journal.net/
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5月15日(月)に「道路構造物ジャーナルNET(株式会社鋼構造出版)」の連載コー
ナーに,耐寒材料チームの遠藤研究員が執筆したコラムが掲載されました.
「水の供給による表面被覆材の剥がれ防止に向けて」
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08:fibシンポジウム2017およびfibミーティングに参加します(耐寒材料チーム)
→ http://fibsymposium2017.com/
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6月12日(月)~14日(水)にオランダのマーストリヒトで開催される上記シンポ
ジウムとミーティング(主催:fib(Federation internationale du beton))にお
いて,耐寒材料チームから菊田総括主任研究員と林田主任研究員が参加します.
「Stress-strain Model for Concrete under Compressive Stress That Has
Undergone Freeze-thaw Deterioration」林田宏
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・地盤工学会北海道支部「気候変動に伴う積雪寒冷地の地盤災害に関するシンポジウム」
期間:平成29年6月2日(金)
場所:寒地土木研究所
http://jgs-hokkaido.org/pastweb/hokkaido.html
・日本気象学会秋季大会
期間:平成29年10月30日(月)~11月2日(木)
場所:北海道大学
http://www.metsoc.jp/
[国内]
・日本気象学会春季大会
期間:平成29年5月25日(木)~28日(日)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
講演申込〆切済み
http://msj.visitors.jp/
・第55回土木計画学研究発表会(春大会)
期間:平成29年6月10日(土)~11日(日)
場所:愛媛大学
本論文済み
https://sites.google.com/site/x2017jcsir/home
・地盤工学会第52回地盤工学研究発表会
期間:平成29年7月12日(水)~14日(金)
場所:名古屋国際会議場
講演申込〆切済み
https://www.jiban.or.jp/
・第37回交通工学研究発表会
期間:平成29年8月8日(火)~9日(水)
場所:東京都区内(予定)
発表申込・論文投稿〆切済み
http://www.jste.or.jp/Event/happyo37.pdf
・土木学会平成29年度全国大会 第72回年次学術講演会
期間:平成29年9月11日(月)~13日(水)
場所:九州大学伊都キャンパス
講演申込〆切済み
http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/gaiyo/top
・雪氷研究大会(2017・十日町)
期間:平成29年9月24日(日)~27日(水)
場所:クロステン十日町ほか(主会場・新潟県十日町本町)
研究発表申込:平成29年6月26日(月)正午から7月10日(月)正午まで
https://sites.google.com/site/x2017jcsir/
・第32回日本道路会議
期間:平成29年10月31日(火)~11月1日(水)
場所:都市センターホテル(東京都千代田区平河町2-4-1)
申込締切:平成29年5月31日(水)
http://www.road.or.jp/conference/
[海外]
・第24回ITS世界会議
期間:平成29年10月29日(火)~11月2日(水)
場所:モントリオール(カナダ)
論文投稿〆切済み
http://itsworldcongress2017.org/
・TRB年次総会
期間:平成30年1月7日~11日
場所:ワシントンDC
論文投稿:平成29年6月1日~8月1日
・PIARC第15回国際冬期道路会議
期間:平成30年2月20日~23日
場所:グダンスク(ポーランド)
論文概要〆切済み
本論文〆切:平成29年7月31日
http://www.road.or.jp/international/index.html
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■編集後記
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北海道にも花の季節がやってきました。当研究所でも5月上旬に構内の千島桜を一
般公開し、大勢の方々に見ていただきました。道内では桜の花に続いて、つつじ、
ライラック、ラベンダーなど様々な花が咲き、本格的な観光、ドライブシーズンを迎
えます。家族でドライブする際に自動運転の技術があれば、楽で安全に移動できるだ
けでなく、運転手?も周りの景色を楽しむことができます。家庭でいつも運転手をさ
せられる身としては、研究としてだけではなく個人的にもその動向に注目していると
ころです。
寒地道路研究グループ上席研究員(特命事項担当) 佐藤 昌哉
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