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【北の道リサーチニュース :第 150号 (2016年3月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2016年3月30日

3月30日に【北の道リサーチニュース:第150号(2016年3月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報

発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の

最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、

お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第150号(2016年3月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:「北の道ナビ 吹雪の視界情報」今冬期の情報提供終了のおしらせ(雪氷チーム)
02:旭川開発建設部の冬期防災講習会で講師を務めました(雪氷チーム)
03:「TRB除雪と雪氷対策シンポジウム」及び「SIRWEC」で発表します(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
04:(報文)振動実験に基づく斜面積雪の地震応答と雪崩発生推定手法の提案(雪氷チーム)
05:(技術資料)道路構造(切土、盛土)と吹きだまり発生に関する観測(雪氷チーム)
■関連研究チームニュース
06:北海道大学CReCシンポジウム・積雪寒冷地の既存コンクリート系構造物の維持管理技術
 のパネルディスカッションに島多上席研究員が参加します(耐寒材料チーム)
07:全道「道の駅」会議で講演しました(地域景観ユニット)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:「北の道ナビ 吹雪の視界情報」今冬期の情報提供終了のおしらせ(雪氷チーム)
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 雪氷チームでは、北海道内の吹雪による視界状況が一目でわかる「吹雪の視界情報」の試験公開を今冬期は昨年11月20日より開始しておりますが、今冬期の当サービスは、4月1日までの提供を予定しております。
たくさんのご利用、ありがとうございました。今後とも、「北の道ナビ」をよろしくお願いいたします。
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02:旭川開発建設部の冬期防災講習会で講師を務めました(雪氷チーム)
http://www.as.hkd.mlit.go.jp/kisya/h27douro_pdf/160301_touki_kousyu.pdf
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 3月4日に旭川開発建設部旭川道路事務所及び士別道路事務所の冬期防災講習会が開催され、雪氷チームの松澤上席研究員が講師を務めました。
 講習会は、両事務所管内の自治体、警察、消防、上川総合振興局、旭川開発建設部及び工事関係者等を対象に、冬期間に発生する暴風雪災害及び雪崩災害に備え、被害の防止や軽減を図るための基礎知識の取得などを目的に開催されたものです。
 松澤上席研究員は、「近年の大雪・暴風雪の発生傾向と道路利用者への吹雪情報提供」と題して講義を行いました。
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03:「TRB除雪と雪氷対策シンポジウム」及び「SIRWEC」で発表します(寒地道路研究グループ)
(TRB)→ http://www.cvent.com/events/2016-international-conference-workshop-on-winter-maintenance-and-surface-transportation-weather/event-summary-68f0128fa8f541a7a72894d622be6b02.aspx
(SIRWEC)→ http://www.sirwec.org/
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 コロラド州フォートコリンズにて、4月25日から27日までTRB除雪と雪氷対策シンポジウム(2016年冬期道路管理と陸上交通気象に関する国際会議)が、4月27日から29日まで、SIRWEC(国際道路気象会議)が開催されます。寒地道路研究グループから以下の発表を行います。
また、高橋総括主任研究員はSIRWEC理事会に出席します。

【TRB除雪と雪氷対策シンポジウム】
雪氷チーム
・「北海道における、近年の暴風雪や大雪時の天気パターンや地域性の変化」(松澤上席研究員) 
・「吹雪の視界情報によるドライバーの行動判断支援」(國分研究員)
・「冬期道路の吹雪視程障害に及ぼす沿道環境と道路構造の影響―吹雪時の移動気象観測結果を用いた分析―」(武知研究員)
・「吹雪量等自動連続観測システムの概要および複数の気象要素を加味した地吹雪発生条件の分析」(大宮研究員)
寒地交通チーム
・「非接触式路面センサーの舗装種別による性能の違い」(高橋総括主任研究員)
・「冬期道路における路面すべり特性とその再現性に関する研究」(徳永主任研究員)
・「非塩化物系凍結防止剤の開発に関する試験」(佐藤研究員)

【SIRWEC】
雪氷チーム
・「任意の高さの飛雪流量から吹雪量を推定する手法」(松澤上席研究員) 
・「強風下における降雪強度の算定に向けた試み-DFIRと雨量計の比較観測-」(大宮研究員)
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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04:(報文)振動実験に基づく斜面積雪の地震応答と雪崩発生推定手法の提案(雪氷チーム)
http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/60368/
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 本研究では、地震に伴う雪崩の発生条件を明らかにすることを目的に、斜面積雪の振動実験を実施した。その結果、斜面積雪は周期が短い場合や、しまり雪よりざらめ雪の方が応答加速度は大きいことが示された。
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05:(技術資料)道路構造(切土、盛土)と吹きだまり発生に関する観測(雪氷チーム)
http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/60372/

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 厳冬期に爆弾低気圧や暴風雪による大規模な吹きだまりが発生し、交通障害を引き起こすケースが発生している。そこで現地観測結果に基づき、道路構造と吹きだまりの関係を定量的に明らかにするための検討を行った。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震、落石、厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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06:北海道大学CReCシンポジウム・積雪寒冷地の既存コンクリート系構造物の維持管理技術のパネルディスカッションに島多上席研究員が参加します(耐寒材料チーム)
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 4月11日(月)に北海道大学学術交流会館で開催される上記シンポジウム(主催:北海道大学コンクリートリサーチクラスター)において,耐寒材料チームの島多上席研究員がパネルディスカッションに参加します.
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07:全道「道の駅」会議で講演しました(地域景観ユニット)
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 3月14日、北海道地区「道の駅」連絡会主催の標記担当者会議が北海道開発局の講堂で開催され、松田総括主任研究員が以下の講演の講師を務めました。

 講演:「道の駅に関する研究成果の報告~地域振興効果と運営状況の関係~」

 この会議は、全道の「道の駅」を持つ自治体の担当者が一同に会する年に一度の会議で、開発局や関連する民間企業など、120名の方々が参加されました。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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 北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・2016年度日本雪氷学会北海道支部研究発表会
 期間:平成28年5月13日(金)~14日(土)
 場所:北海道大学学術交流会館
 発表申込〆切 4/19(火)
 https://pro.form-mailer.jp/fms/383bb8ff95921

[国内]
・日本気象学会 2016年度春季大会
 期間:平成28年5月18日(水)~21日(金)
 場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
 講演申込は終了
 http://msj.visitors.jp/

・日本地球惑星科学連合大会
期間:平成28年5月22日(日)~5月26日(木)
 場所:幕張メッセ 国際会議場,国際展示場(千葉県)
 講演申込 〆切済み
http://www.jpgu.org/meeting_2016/index.htm

・第53回土木計画学研究発表会(春大会)
 期間:平成28年5月28日(土)~29日(日)
 場所:北海道大学
論文概要申込は終了
 本論文締切:平成28年4月22日(金)
 http://www.jsce.or.jp/committee/ip/conference/ip53/index.shtm

・土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:平成28年9月7日(水)~9日(金)
 場所:東北大学川内北キャンパス(宮城県仙台市)
 講演申込〆切 4/4(月)
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/gaiyo/h28

・雪氷研究大会(2016・名古屋)
 期間:平成28年9月28日(水)~10月2日(日)
 場所:名古屋大学(主会場・名古屋市千種区不老町)
https://sites.google.com/site/2016jcsir/

・日本気象学会 2016年度秋季大会
 期間:平成28年10月26日(水)~28日(金)
 場所:名古屋大学
 http://www.metsoc.jp/

[海外]
・2016年冬期道路管理と陸上交通気象に関する国際会議
 期間:平成28年4月25日(月)~27日(水)
 場所:コロラド州(アメリカ合衆国)
 アブストラクト提出は終了
 http://www.trb.org/main/blurbs/172006.aspx

・第18回SIRWEC国際道路気象会議
 期間:平成28年4月27日(水)~29日(金)
 場所:コロラド州(アメリカ合衆国)
 アブストラクト提出は終了
 http://www.sirwec.org/

・ISCORD
 期間:平成28年5月18日(水)~20日(金)
 場所:仁川(韓国)
 論文概要申込は終了
 http://iscord2016.com/

・SnowEngineering
 期間:平成28年6月14日(火)~17日(金)
 場所:ナント(フランス)
 概要締切:平成27年10月31日(土)
 本論文締切:平成28年2月29日(月)
 http://www.snoweng2016.org/

・International Snow Science Workshop 2016
 期間:平成28年10月3日(月)~7日(金)
 場所:コロラド州(米国)
 概要締切:平成28年4月25日(月)
 本論文締切:平成28年8月23日(火)
 http://www.issw.net/

・第23回ITS世界会議
 期間:平成28年10月10日(月)~14日(金)
 場所:メルボルン(オーストラリア)
 論文概要申込は終了
 http://www.itsworldcongress2016.com/
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■編集後記
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寒地土木研究所では、冬期間、インターネットサイト「吹雪の視界情報」で吹雪の予測を提供しています。
3月末で今年度の「吹雪の視界情報」の運用を終了します。ご利用ありがとうございました。
なお、「北の道リサーチニュース」は4月以降も発行しますので、引き続きご愛読をお願いします。
新たな年度も迎え、環境が変わる方も多いかと思いますが、皆様のご活躍を祈念いたします。
なお、メールアドレスが変更になる方は、お手数ですが、事務局へご連絡をお願いします。

                  雪氷チーム上席研究員 松澤 勝
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