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【北の道リサーチニュース:第141号(2015年6月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2015年6月30日

6月30日に【北の道リサーチニュース:第141号(2015年6月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第141号(2015年6月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:平成27年度 寒地土木研究所一般公開のお知らせ
02:第14回日中冬期道路交通ワークショップに参加します(寒地道路研究グループ、
耐寒材料チーム、地域景観ユニット)
03:吹雪の視界情報に関するアンケート結果について(雪氷チーム)
■研究紹介
04:(報文)積雪寒冷地における短期集中降雪と寒さに関する指標の将来傾向
 (雪氷チーム)
05:(技術資料)道路防雪林における葉面積の測定について(雪氷チーム)
■関連研究チームニュース
06:「北洋銀行ものづくりテクノフェア2015」に出展します(寒地地盤チーム)
07:安全工学シンポジウム2015に参加します(耐寒材料チーム)
08:第43回プレストレストコンクリート技術講習会-PC構造物の戦略的なメンテナンス
  に向けて-の講師を務めます(耐寒材料チーム)
09:コンクリート工学年次大会2015に参加します(耐寒材料チーム)
10:コンクリート構造物の最先端診断技術に関するシンポジウムに参加します
(耐寒材料チーム)
11:JICA国際研修「中央アジアコーカサス地域幹線道路沿線地域開発コース」で
講師を務めました(地域景観ユニット)
12:第1回無電柱化推進展にて講演します(地域景観ユニット)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:平成27年度 寒地土木研究所一般公開のお知らせ
http://www.ceri.go.jp/contents/ippannkoukai/2015koukai.html
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 寒地土木研究所では、毎年7月の「国土交通Day」に合わせて、研究所の役割や成果
をわかりやすく紹介するために、一般公開を行っています。
 今年も、14の研究チームと研究ユニットが、子供達から一般の方々まで楽しんで
いただけるような参加・体験型のイベントを行う予定です。また、寒冷地土木技術に
関する技術相談コーナーを設置し、土木技術者の方々とも交流する機会を設けます。
併せて、パネル展示によって、当研究所が開発し、土木の現場に導入されている技術
を紹介する予定です。
 昨年度に続き、札幌市教育委員会の後援を受けており、子供達にもわかりやすい内
容で暮らしを支える土木の役割を伝えていきたいと考えています。
 多くの皆様のお越しを職員一同お待ちしております。
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02:第14回日中冬期道路交通ワークショップに参加します(寒地道路研究グループ、
耐寒材料チーム、地域景観ユニット)
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 7月20日(月)~22日(水)に中国シリンホトで開催される上記ワークショップ
(主催:(一社)北海道開発技術センター、(国研)土木研究所寒地土木研究所、
内豪古交通設計研究院有限責任公司、東アジア交通学会)において、以下の論文を
発表します。

・冬期交通の走行性評価に関する研究:寒地交通チーム藤本研究員
・吹雪災害の防止・軽減に向けた研究への取り組み:雪氷チーム伊東主任研究員
・凍害進行予測式を活用した橋台の凍害補修優先順位付け:耐寒材料チーム遠藤研究員
・郊外部における道路のシークエンス景観の評価に関する考察:
 地域景観ユニット松田総括主任研究員
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03:吹雪の視界情報に関するアンケート結果について(雪氷チーム)
http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000071.html
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 雪氷チームでは、平成26年11月28日から5月7日まで、ホームページ(北の道ナビ
「吹雪の視界情報」)にて、吹雪時の視界情報(現況と予測)や、利用者からの吹雪
投稿情報の提供を行いました。
 「吹雪の視界情報」及び「メール配信サービス」の利用状況及び改善点の把握のた
め、平成27年4月~5月に同WEB上でアンケートを実施しました。この度、アンケート
の結果をとりまとめましたので、下記URLにてお知らせします。
 ご協力いただきました皆様には心より御礼申し上げます。

・吹雪の視界情報アンケート結果
 http://northern-road.jp/navi/survey/2014-01/survey2014_01_syukei.html
・メール配信サービスアンケート結果
 http://northern-road.jp/navi/survey/2014-02/survey2014_02_syukei.html
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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04:(報文)積雪寒冷地における短期集中降雪と寒さに関する指標の将来傾向
 (雪氷チーム)
→ http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/59065/
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 短期集中降雪および冬期の寒さの指標について、気象観測値と気候モデルの出力値
との関係に基づいた将来推定方法を検討した。つぎに、この方法を積雪寒冷地域に適
用し、近未来および21世紀末の変化傾向を求めた。
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05:(技術資料)道路防雪林における葉面積の測定について(雪氷チーム)
→ http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/59071/
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 防雪林の防雪効果を定量的に評価するため、簡易に実施可能な非破壊による葉面積
測定方法に着目した。2種類の方法で現地計測を行い、得られたデータが相互に利用
可能であるか比較検証したので報告する。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震、落石、厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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06:「北洋銀行ものづくりテクノフェア2015」に出展します(寒地地盤チーム)
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 寒地地盤チームで開発した盛土の品質管理手法である「衝撃加速度試験装置」を
「北洋銀行ものづくりテクノフェア2015」に出展します。

 日時:平成27年7月23日(木)10:00~17:00
 場所:アクセス札幌(札幌市白石区流通センター4丁目)
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07:安全工学シンポジウム2015に参加します(耐寒材料チーム)
→ http://www.anzen.org/
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 7月2日(木)~3日(金)に東京の日本学術会議で開催される上記シンポジウム
 (主催:日本学術会議総合工学委員会)において,耐寒材料チームから水田研究員
 が参加し,論文を発表します.
 「劣化したRC構造物のリスク評価と維持管理計画」(水田研究員)
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08:第43回プレストレストコンクリート技術講習会-PC構造物の戦略的なメンテナンス
  に向けて-の講師を務めます(耐寒材料チーム)
→ http://www.jpci.or.jp/
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 7月3日に仙台市のイズミティ21で開催される上記講習会(主催:公益社団法人プレス
 トレストコンクリート工学会)において,耐寒材料チームの島多上席研究員が講師
 を務めます.
 「コンクリート構造物の補修に関する研究」-コンクリート,表面被覆,ひび割れ
  修復,断面修復-(島多上席研究員)
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09:コンクリート工学年次大会2015に参加します(耐寒材料チーム)
→ https://confit.atlas.jp/guide/event/jci2015/top
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 7月14日(火)~7月16日(木)に千葉県千葉市の幕張メッセで開催される上記大会
 (主催:公益社団法人日本コンクリート工学会)の第36回コンクリート工学講演会
 において,耐寒材料チームから以下の発表を行います.
(耐寒材料チーム)
・再生骨材コンクリートの積雪期の養生条件に関する研究(島多上席研究員)
・凍結融解抵抗性に及ぼす養生の効果に関する基礎的研究(吉田主任研究員)
・凍害を考慮した塩害に対するコンクリートの耐久性設計・評価法の体系化に関する
 基礎的研究(遠藤研究員)
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10:コンクリート構造物の最先端診断技術に関するシンポジウムに参加します
(耐寒材料チーム)
→ http://www.jci-net.or.jp/j/events/symposium/20150730_02.html
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 7月30日(木)に東京で開催される上記シンポジウム(主催:公益社団法人日本コン
クリート工学会)において,耐寒材料チームから水田研究員が参加し,論文を発表
します.
 「凍害と塩害で複合劣化したRC構造の維持管理限界に関する研究」(水田研究員)
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11:JICA国際研修「中央アジアコーカサス地域幹線道路沿線地域開発コース」で
講師を務めました(地域景観ユニット)
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 6月3~7月3日まで札幌市のJICA北海道国際センターにて、(独)国際協力機構
(JICA)主催の標記研修が行われており、松田総括主任研究員が「道の駅事業制
度と沿線地域の開発」に関する講義の講師を務めました。
 本研修は、道路整備の効果を地域に直接もたらすための沿線地域の開発を目的に、
アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキ
スタンからの研修生12名が参加しています。
 なお、当研究所は本研修の協力機関であり、松田総括主任研究員が全体の研修リー
ダーを務めています。
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12:第1回無電柱化推進展にて講演します(地域景観ユニット)
http://www.jma.or.jp/no-denchu/
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 7月22~24日まで東京有明のビックサイトで開催される、日本能率協会主催の標記
推進展にて、岩田研究員が「寒冷地および田園自然域における無電柱化に向けて」と
題する講演を行います。
 本推進展は最近の無電柱化への社会的関心から国内で初めて開催されるもので、
主催者より講演の依頼がありました。なお、期間中はNPO法人電線のない街づくり
支援ネットワークと共同して技術展示も行います。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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 北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・第31回寒地技術シンポジウム
 期間:平成27年11月4日(水)~6日(金)
 場所:札幌市教育文化会館
 論文申込は終了
 http://www.decnet.or.jp/project/ctc/

[国内]
・第35回交通工学研究発表会
 期間:平成27年8月31日(月)~9月1日(火)
 場所:東京都区内(予定)
 論文申込は終了
 http://www.jste.or.jp/Event/happyo35.pdf
・雪氷研究大会(2015・松本)
 期間:平成27年9月13日(日)~16日(水)
 場所:信州大学理学部
 発表申込:7月9日(木)正午まで
 https://sites.google.com/site/2015jcsir/kai-cui-yu-gao
・土木学会平成27年度全国大会 第70回年次学術講演会
 期間:平成27年9月16日(水)~18日(金)
 場所:岡山大学津島キャンパス、岡山プラザホテル、岡山シティミュージアム
 講演申込は修了 
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/
・第31回日本道路会議
 期間:平成27年10月27日(火)~28日(水)
 場所:都市センターホテル(東京都千代田区平河町2-4-1)
 論文申込は終了
 http://www.road.or.jp/conference/
・日本気象学会秋季大会
 期間:平成27年10月28日(水)~30日(金)
 場所:京都テルサ(京都市南区東九条下殿田町70)
 http://www.metsoc.jp/
 
[海外]
・Cold Regions 2015 Conference
 期間:平成27年7月19日(日)~22日(水)
 場所:ソルトレイクシティ(アメリカ合衆国)
 論文申込は終了
 http://ce.byu.edu/cw/asce/
・第11回東アジア交通学会
 期間:平成27年9月11日(金)~14日(月)
 場所:セブ(フィリピン)
 論文申込は終了
 http://easts2015.mapua.edu.ph/Default.aspx
・第22回ITS世界会議
 期間:平成27年10月5日(月)~9日(金)
 場所:ボルドー(フランス)
 論文申込は終了
 http://itsworldcongress.com/
・第25回世界道路会議
 期間:平成27年11月2日(月)~6日(金)
 場所:ソウル(韓国)
 論文申込は終了
 http://piarcseoul2015.org/wrcs/
・AGU FALL MEETING
 期間:平成27年12月14日(月)~18日(金)
 場所:サンフランシスコ(アメリカ合衆国)
 アブストラクト提出:平成27年8月5日(水)
 http://fallmeeting.agu.org/2015/
・第95回TRB年次総会
 期間:平成28年1月10日(日)~14日(木)
 場所:ワシントンD.C.(アメリカ合衆国)
 論文申込:8月1日(土)
 http://www.trb.org/Main/Home.aspx
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■編集後記
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 某交通系のICカードを昨年から使い始めました。財布に入れたままで改札口を通る
ことができるのは便利だと思っていました。ところが、使い始めてまもなく、改札口
で読み取りエラーになり後ろの方に迷惑をかけることが時々ありました。他の交通系
ICカードは重ねていないので、何らかの異常かと思い、駅員に尋ねたところ、基本的
にはカードは取り出して使うものとのこと。また、運転免許証にもICチップが入って
いるため重ねるとエラーが出ることがあるのだそうです。確かに、財布には運転免許
証も入っていました。文明の利器もきちんと理解して使わなければいけませんね。
勉強になりました。

               雪氷チーム 上席研究員 松澤 勝
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