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【北の道リサーチニュース:第136号(2015年1月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2015年1月29日

1月29日に【北の道リサーチニュース:第136号(2015年1月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第136号(2015年1月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:ゆきみらい研究発表会で発表します(寒地道路研究グループ、地域景観ユニット)
02:第58回(平成26年度)北海道開発技術研究発表会で発表します
(寒地道路研究グループ)
03:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
04:北海道における道路防雪林の造成と生育に関する課題について説明しました
(雪氷チーム)
05:任期付研究員の募集(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
■関連研究チームニュース
06:「土木学会北海道支部 平成26年度 年次技術研究発表会」で発表します
 (寒地基礎技術研究グループ、寒地保全技術研究グループ)
07:第58回(平成26年度)北海道開発技術研究発表会で発表します
 (寒地基礎技術研究グループ、寒地保全技術研究グループ、地域景観ユニット)
08:第13回技術報告会「土質基礎に関する「維持・管理・点検」技術報告会」で発表
 します(防災地質チーム)
09:平成26年度建設事業専門研修会の講師を務めます(耐寒材料チーム)
10:道南地区生コンクリート協同組合連合会・コンクリート技術講習会の講師を
務めます(耐寒材料チーム)
11:室蘭開発部管内「道の駅」連絡推進会議で講師を務めました(地域景観ユニット)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:ゆきみらい研究発表会で発表します(寒地道路研究グループ、地域景観ユニット)
http://www.hrr.mlit.go.jp/yuki/2015/index.html
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 1月30日(金)にアオーレ長岡(新潟県長岡市)で標記研究発表会が開催されます。
発表会は、「積雪寒冷地」の快適な生活環境づくりを目指し、市民、行政、研究機関、
企業等が行っている様々な取り組みや調査研究に関して、幅広く地域の方々と議論し、
情報交換を行うことを目的としています。寒地道路研究グループ、地域景観ユニット
からは、以下の論文を投稿しています。

[口頭発表]
<寒地交通チーム>
・冬期道路条件下での排水性舗装とSMA 舗装の有効性に関する室内試験
 :高橋総括主任研究員
<雪氷チーム>
・吹雪視界予測情報の活用状況と今後の取り組みについて:原田研究員
・吹雪の投稿情報提供と自動撮影投稿システムについて:國分研究員
<地域景観ユニット>
・暴風雪災害における「道の駅」の防災機能に関する考察:吉田研究員

[論文集掲載]
<寒地交通チーム>
・ラウンドアバウトにおける大型車の冬期走行特性について:宗広主任研究員
・冬期道路の路面すべり特性診断技術に関する研究:徳永主任研究員
・すべり止め材の加熱水混合散布に関する実道試験:切石研究員
<雪氷チーム>
・雪崩予防柵の設計基準の変遷と地域特性について:伊東主任研究員
・吹き払い柵の防雪機能と下部間隙の関係について:渡邊研究員
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02:第58回(平成26年度)北海道開発技術研究発表会で発表します
(寒地道路研究グループ)
http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/gijyutu/giken/h26giken/index.html
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 2月17日(火)~19日(木)に北海道開発局研修センターで標記発表会が開催されます。
本発表会は、北海道開発事業に係る諸問題に関する調査、研究等の成果を発表するこ
とにより、技術等の向上とその普及を図ることを目的として毎年開催しており、今回
で58回目を迎えます。寒地道路研究グループからは、以下の論文発表を行います。

<寒地交通チーム>
・ワイヤーロープ式防護柵の性能向上と実用化に向けた技術開発について(平澤主任研究員)
・札幌市内タクシープローブデータに基づく冬期道路の信頼性評価について(宗広主任研究員)
・冬期道路の路面すべり特性と再現性に関する研究(徳永主任研究員)
・効率的な防滑材散布手法に関する研究 -現道における散布試験-(切石研究員)
・通過車両による凍結防止剤の飛散について(佐藤研究員)
・北海道の一般国道における交通事故発生状況について -北海道の交通事故国道統計
 ポケットブックより-(高田研究員)
・積雪条件下のラウンドアバウトにおける視線対象物の効果について(影山研究員)
・舗装種別に応じた凍結防止剤散布に関する研究-粗面系舗装への路面すべり摩擦係数
 推定法の適用-(藤本研究員)
<雪氷チーム>
・雪崩予防柵にかかる設計雪圧の考え方と北海道における現地試験(伊東主任研究員)
・吹き払い柵の防雪機能と下部間隙の関係性について(小中研究員)
・『吹雪の視界情報』インターネット提供実験について -吹雪の視界情報の活用状況
 に関する調査-(國分研究員)
・冬期道路環境が利用者の走行ルート選定に与える影響について-コンジョイント分析
 による評価-(原田研究員)
・吹きだまり量と風向および推定累積吹雪量の関係について(大宮研究員)
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03:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000040.html
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 雪氷チームでは、北海道内の吹雪による視界状況が一目でわかる「吹雪の視界情報」
の試験公開を行っています。パソコンやスマートフォンだけでなく、通常の携帯でも
ご利用いただけるので、移動途中の休憩時にも吹雪の状況が確認できます。
 さらに、吹雪の視界不良をお知らせする注意喚起メールの自動配信サービスの実験
も開始しています。遠方に移動する際などには、是非ご利用下さい。
 最後に、「北の道サポーター」として冬期間の吹雪状況を報告(投稿)していただ
けるボランティアも、引き続き募集しています。投稿された情報は、吹雪情報ページ
に掲載され、ユーザの皆様のお出かけの際などに活用されています。 
 ご協力いただいた方の中から、投稿回数が上位の方またはアンケートにご協力いた
だいた方を対象として、来年5月ごろに抽選で粗品を進呈させて頂く予定です。
 詳しくは、標記の「北の道サポーター募集」のサイトをご覧ください。前年度まで
に既に登録されている方も、前回と同じニックネームと投稿用アドレスを使用して投
稿ができます。
 ご利用に際して、不明な点・ご意見等がありましたら、下記までお知らせ願います。
 E-mail:snow@ceri.go.jp
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04:北海道における道路防雪林の造成と生育に関する課題について説明しました
(雪氷チーム)
http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000051.html
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 1月13日(火)、東京大学 建設マネジメントシステム研究室から約20名の方が、寒地
土木研究所に施設見学に来られました。この中で先方からのリクエストがあり、雪氷
チームの伊東主任研究員が「北海道における道路防雪林の造成と生育に関する課題」
について説明を行いました。海岸林(防砂林)との違いやボランティア活用の課題など
幅広い質疑や意見交換ができ、私どもにとっても有意義なものとなりました。
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05:任期付研究員の募集(寒地道路研究グループ)
http://www.ceri.go.jp/contents/recruit/150119ninnkitsuki-douro.html
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 寒地土木研究所では、「積雪寒冷地の交通事故リスクアセスメントと対策技術に関
する研究」に関し、任期付研究員を募集しております。
 詳細につきましては、以下の採用情報ページをご覧ください。
 http://www.ceri.go.jp/contents/recruit/150119ninnkitsuki-douro.html
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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(2015年1月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震、落石、厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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06:「土木学会北海道支部 平成26年度 年次技術研究発表会」で発表します
 (寒地基礎技術研究グループ、寒地保全技術研究グループ)
http://www.jsce.or.jp/branch/hokkaido/_contents/active/h26/150114/index.htm
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 1月31日(土)~2月1日(日)に、室蘭工業大学にて開催される標記発表会において、
寒地構造チームから6編、寒地地盤チームから1編、耐寒材料チームから1編、
寒地道路保全チームから4編の発表を行います。
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07:第58回(平成26年度)北海道開発技術研究発表会で発表します
 (寒地基礎技術研究グループ、寒地保全技術研究グループ、地域景観ユニット)
http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/gijyutu/giken/h26giken/index.html
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 2月17日(火)~19日(木)に、北海道開発局研修センターで開催される標記発表会に
おいて、寒地構造チームから1編、寒地地盤チームから3編、防災地質チームから2編、
耐寒材料チームから7編、寒地道路保全チームから9編、地域景観ユニットから5編の
発表を行います。
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08:第13回技術報告会「土質基礎に関する「維持・管理・点検」技術報告会」で発表
 します(防災地質チーム)
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 平成27年2月13日に、北海道大学 学術交流会館にて標記報告会(主催:北海道土木
技術会 土質基礎研究委員会)が開催されます。
 防災地質チームから、日下部祐基総括主任研究員が「『積雪寒冷地における斜面点
検』のコツ(参考資料)」と題して発表を行います。
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09:平成26年度建設事業専門研修会の講師を務めます(耐寒材料チーム)
http://www.hkk.or.jp/kenshu/h26senmon.html
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 2月10日(火)に札幌の北海道開発協会で開催される上記研修会(主催:北海道開発
協会、札幌建設(業)協会)において,耐寒材料チームの三原総括主任研究員が講師を
務めます.
 「コンクリート長寿命化と維持補修-維持管理を中心に-」(三原総括主任研究員)
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10:道南地区生コンクリート協同組合連合会・コンクリート技術講習会の講師を
務めます(耐寒材料チーム)
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 2月23日(月)に北斗市の総合文化センターかなで~る小ホールで開催される上記
講習会(主催:道南地区生コンクリート協同組合連合会、道南地区生コンクリート
品質管理連絡協議会)において,耐寒材料チームの三原総括主任研究員が講師を務めます.
 「積雪寒冷地におけるコンクリートの耐久性向上」(三原総括主任研究員)
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11:室蘭開発部管内「道の駅」連絡推進会議で講師を務めました
 (地域景観ユニット)
http://scenic.ceri.go.jp/
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 1月14日、苫小牧市のウトナイ湖野生鳥獣保護センターにて、室蘭開発建
設部主催の標記協議会が開催され、松田総括主任研究員が以下の基調講演と
意見交換会の講師を務めました。
 講演:「事例からみた道の駅の機能や魅力の向上策について」
 また、講演に先だって、会場に隣接する道の駅ウトナイ湖にて参加者全員
で実際の道の駅を事例に利用者の評価と改善方法について、技術指導を兼ね
た講習を行いました。
 協議会には、計画中の安平町を含む関係自治体や日高振興局、開発建設部
の他、道の駅の管理者など約25名の方が参加しました。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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 北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・土木学会北海道支部 平成26年度 年次技術研究発表会
 期間:平成27年1月31日(土)~2月1日(日)
 会場:室蘭工業大学
 http://www.jsce.or.jp/branch/hokkaido/jsce-hc.html

・第58回(平成26年度)北海道開発技術研究発表会
 期間:平成27年2月17日(火)~19日(木)
 会場:北海道開発局研修センター(札幌市東区北6条東12丁目)
 http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/gijyutu/giken/h26giken/index.html

[国内]
・ゆきみらい研究発表会
 期間:平成27年1月30日(金)
 会場:アオーレ長岡
 論文申込は終了
 http://www.hrr.mlit.go.jp/yuki/2015/index.html

・第51回土木計画学研究発表会
 期間:平成27年6月6日(土)~7日(日)
 場所:九州大学伊都キャンパス
 ※発表申込は2月6日(金)17時まで 
 http://www.jsce.or.jp/committee/ip/conference/ip51/index.shtm
 
[海外]
・Cold Regions 2015 Conference
 期間:平成27年7月19日(日)~22日(水)
 場所:ソルトレイクシティ(アメリカ合衆国)
 論文申込は終了
 http://ce.byu.edu/cw/asce/

・第25回世界道路会議
 期間:平成27年11月2日(月)~6日(金)
 場所:ソウル(韓国)
 論文申込は終了
 http://piarcseoul2015.org/wrcs/
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■編集後記
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 2014年の道内の交通事故死者数は、前年比15人減の169人で、12年連続
で全国ワーストを回避しました。道内の減少率は9%で全国平均より2ポイント高く、
死者数は過去最悪だった71年(889人)の5分の1以下になりました。これは交通
死傷事故の削減を大きな目標として研究を実施している我々にとっても大変励みとなる
結果です。
 さて、何処に行くにも天候が気になる季節です。暴風雪もこれから3月までが正念場。
悪天候の際には交通事故に遭遇しないためにも無用な外出を控えるともに、雪氷チーム
が提供している「吹雪の視界情報」を是非ご活用していただければと思います。
 http://northern-road.jp./navi/touge/fubuki.htm

                 寒地道路研究グループ長 三木 雅之
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