10月25日に【北の道リサーチニュース:第13号(2004年10月)】を発行しました。
このメールニュースは、北海道開発土木研究所道路部が寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。
メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。
▼お問合せ
【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで
編集チームのメールアドレス:
▼【北の道リサーチニュース】のバックナンバーは道路部ホームページでも閲覧できます。
→ http://www2.ceri.go.jp/jpn/mailnews.htm
「交通シミュレーション-適用マニュアルの解説と今後の展望-」
交通シミュレーション講演会(北海道ブロック)のご案内
交通シミュレーション適用のススメ~(CPO対象)
交通シミュレーションモデルは、渋滞現象を動的にかつ広域ネットワークにおいて評価できるツールとして近年進展がめざましく、実務にも活用され始めています。しかしながら、その適用事例は多くが分合流部、交差点などの局所的な区間への適用にとどまっているほか、地方部ではあまり適用されていない状況にあります。
そこで、(社)交通工学研究会では、交通シミュレーションの適用にあたっての指針を与え、交通シミュレーションの適切な普及促進を図るための「適用マニュアル」(交通シミュレーション適用のススメ)を出版し、東京・大阪にて開催された交通工学講習会において、その解説や最新事例の紹介などを行ったところであります。
本講演会は、我が国および北海道の交通シミュレーションを先導する産官学のグループがジョイントし、交通工学講習会の地方ブロック版の位置づけとして、交通シミュレーション技術の一層の普及・発展を期して、その適用方法や今後の展開などについて紹介するものです。
□日時:平成16年11月1日(月) 13:00開場~17:00
□会場:北海道開発土木研究所 1階講堂
(札幌市豊平区平岸1条3丁目1番34号)
□主催:(社)交通工学研究会
□共催:(独)北海道開発土木研究所、(社)北海道開発技術センター、
(社)土木学会北海道支部、北海道土木技術会道路研究委員会
□後援:国土交通省、警察庁、日本道路公団、北海道、札幌市 (予定)
□講演予定:
交通シミュレーションの実務への展開
桑原 雅夫:東京大学 国際・産学協同研究センター 教授
適用マニュアル解説および適用事例紹介
堀口 良太:㈱アイ・トランスポート・ラボ
北海道における適用事例紹介
浅野 基樹:(独)北海道開発土木研究所 道路部 交通研究室 室長
宗広 一徳:(独)北海道開発土木研究所 道路部 交通研究室 研究員
今後の展望
久保田 尚:埼玉大学工学部建設工学科 設計計画研究室 助教授
※講演内容等が変更になる場合がございますが、予めご了承下さい。
□定員:約100名
□会費:無料(ただし、当日使用するテキストに関しては以下参照)
※本講習会のテキストは、第73,74回交通工学講習会「交通シミュレーション-適用と
今後の展望」において使用したテキストを用います。既に購入済みの方は本講演会
にテキストを持参願います。当日、会場にてテキストの販売を行っておりますので、
購入希望の方は会場にてお買い求め下さい。
書名:「交通シミュレーション適用のススメ」平成16年7月発行
定価3,150円 会員価格2,625円(会場では、会員価格で購入可能です)
□申込締切:10月29日(金)
□申込方法:以下の内容を記載した電子メールをお送り願います。 sim-sapporo@jste.or.jp
<氏名、所属先、連絡先(電話・メール)、当日のテキスト購入の有無>
□申込み・問合わせ先:
(社)交通工学研究会 交通シミュレーショングループ 北海道ブロック講演会事務局
(社)北海道開発技術センター 担当:田邊、越後
〒060-0051 札幌市中央区南1条東2丁目11 Tel 011-271-3028/Fax 011-271-5115
(株)ドーコン 交通部 担当:澤、山本
〒004-8585 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目4-1 Tel 011-801-1520/Fax 011-801-1521
去る9月27~30日に、滋賀県彦根市の滋賀県立大学で2004年度日本雪氷学会全国大会が開催されました。この大会において、「道路吹雪対策技術の集積とマニュアル化」の取り組みに対し、2004年度日本雪氷学会技術賞が授与されました。
道路吹雪対策マニュアルは、北海道開発局からの委託にもとづき策定したもので、「吹雪対策技術検討会(座長:竹内政夫氏)」のご指導のもと、多くの専門技術者の参画も得て刊行されました。また、アンケート調査などでは、関係業界や現場技術者の方々にも多くの協力をいただきました。今回の表彰は、マニュアル策定に関わられた多くの方々の努力に対してなされたものと考えております。改めて、ご指導・ご協力をいただいた方々に厚くお礼申し上げる次第です。
道路吹雪対策マニュアルの公開ページはこちら
→ http://www2.ceri.go.jp/fubuki_manual/
![]() | ||
| ▲授賞式の様子(於滋賀県立大学交流センター) | ||
![]() | ||
| ▲2004年度日本雪氷学会技術賞の表彰状 | ||
社団法人日本雪氷学会主催の「2004年度日本雪氷学会全国大会」が9月27日から30日に滋賀県彦根市で開催されました。
この大会では雪氷物理、積雪構造・物理、積雪分布、降雪、吹雪、雪崩、交通など多岐の分野にわたる雪氷学についての口答発表113件やポスター発表112件が行われました。
道路部からも5人が参加し、以下の4件の発表を行いました。
・防滑材の再利用に関する調査(交通:宮本)
・道路防雪林による吹きだまり形状について(防災雪氷:伊東)
・枝葉量の異なる道路防雪林による減風効果について(防災雪氷:武知)
・飛雪の粒径分布と視程の垂直分布に関する一考察(防災雪氷:松澤)
プログラムなど詳しくはこちらのURLをご覧下さい
→http://www.seppyo.org/Members/jssi2004/symposium
![]() | ![]() | |
| ▲口答発表の様子 | ||
![]() | ![]() | |
| ▲ポスター発表の様子 | ||