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【北の道リサーチニュース :第 171号 (2017年12月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2017年12月26日

12月26日に【北の道リサーチニュース:第171号(2017年12月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第171号(2017年12月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:武知研究員が寒地技術シンポジウムの「寒地技術賞」を受賞しました(雪氷チーム)
02:「第15回ITSシンポジウム2017」で発表しました(雪氷チーム)
03:「現地講習会」で講師を務めました(雪氷チーム)
04:第97回TRB年次総会で発表します(寒地交通チーム、寒地道路保全チーム)
05:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
06:2017年度北海道雪氷賞を受賞しました(寒地交通チーム)
■関連研究チームニュース
07:「第4回アスファルト舗装と環境に関する国際シンポジウム」で受賞しました
 (寒地道路保全チーム)
08: 第13回「土木学会景観・デザイン研究発表会」にて優秀ポスター賞を受賞しました
 (地域景観ユニット・寒地機械技術チーム)
09:第1回「美瑛町の美しい景観を守り育てるセミナー」でファシリテーターを務めま
 した(地域景観ユニット)
10:第58回地盤工学会北海道支部技術報告会で発表します(寒地地盤チーム)

■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:武知研究員が寒地技術シンポジウムの「寒地技術賞」を受賞しました(雪氷チーム)
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 平成29年11月29から12月1日にかけて行われた第33回寒地技術シンポジウムにおい
て、当チームの武知研究員が寒地技術賞(計画部門)を受賞しました。
 これは昨年(平成28年度)の第32回寒地技術シンポジウムにおいて発表した論文
「"吹雪の視界情報"における吹雪視程推定手法について」が寒地技術の向上に著し
く寄与すると評価され、寒地技術賞(計画部門)が授与されたものです。

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02:「第15回ITSシンポジウム2017」で発表しました(雪氷チーム)
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 12月7日(木)から8日(金)まで、九州大学で第15回ITSシンポジウム2017が開催
されました。
 雪氷チーム國分研究員が「吹雪視界予測情報と通行止め履歴との比較検証」と題し
て発表しました。

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03:「現地講習会」で講師を務めました(雪氷チーム)
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 12月に開催された以下の現地講習会で講師を務めました。

・12月6日(水)帯広開発建設部
 「雪崩対策について」:雪氷チーム 高橋研究員

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04:第97回TRB年次総会で発表します(寒地交通チーム、寒地道路保全チーム)
→ http://www.trb.org/AnnualMeeting/AnnualMeeting.aspx
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 平成30年1月7日から11日まで、米国ワシントンD.C.にて第97回TRB年次総会が開催
されます。
 寒地交通チーム、寒地道路保全チームから以下の研究発表を行います。

・Evaluation of disodium succinate hexahydrate as an alternative deicer
                    :寒地交通チーム 高橋総括主任研究員
・Travel Time Reliability Analysis with Consideration of Winter Conditions
 in Urban Roads:寒地交通チーム 宗広主任研究員
・Study of the Influence of Snow and Ice on Roads on the Running Resistance
 and Fuel Efficiency of Large Vehicles:寒地道路保全チーム 丸山総括主任研究員

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05:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
→ http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000178.html
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 寒地土木研究所では、今冬もインターネットサイト「吹雪の視界情報」の運用と、
吹雪の視界情報メール配信を12月1日から開始しました。合わせて、吹雪状況を投稿
していただくボランティア「北の道サポーター」を募集しています。
 詳しくはこちらhttp://www.ceri.go.jp/contents/date/file/291120_2.pdfを御覧
ください。

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06:2017年度北海道雪氷賞を受賞しました(寒地交通チーム)
→ http://www.seppyo.org/hokkaido/
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 寒地交通チーム佐藤賢治研究員が、:2017年度北海道雪氷賞を受賞しました。北海道
雪氷賞は、「北海道の雪氷」掲載論文や、積雪寒冷地の社会生活や北海道支部の活動に
貢献した団体や個人から選定されます。
 論文名は、「コハク酸二ナトリウムの凍結防止剤としての利用可能性に関する研究」
です。沿道環境への負荷が小さい、塩化ナトリウムに代わる凍結防止剤としてコハク
酸二ナトリウム六水和物の凍結防止剤としての利用可能性について検討した内容を報告
した論文です。

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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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(2017年12月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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07:「第4回アスファルト舗装と環境に関する国際シンポジウム」で受賞しました
 (寒地道路保全チーム)
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 11月20日(月)~21日(火)に東京の芝浦工業大学で開催された上記国際シンポジウム
において,以下の2編の論文が優れた論文として表彰を受けました.

 「積雪寒冷地における中温化舗装技術に関する研究」 安倍主任研究員
 「機能性SMA:転圧方法と品質に関する研究」 田中研究員

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08:第13回「土木学会景観・デザイン研究発表会」にて優秀ポスター賞を受賞しました
(地域景観ユニット・寒地機械技術チーム)
→ http://www.jsce.or.jp/committee/lsd/conference/index.html
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 12月2日(土)-3日(日)に標記研究発表会が京都大学吉田キャンパスにて開催され、
地域景観ユニットと寒地機械技術チームと共同で発表した以下のポスターが、優秀ポ
スター賞を受賞しました。

・優秀ポスター賞
「郊外部の沿道景観向上に資する無電柱化のための電線類地中化技術に関する基礎的
研究」(大竹研究員、小林研究員、岩田研究員、澤口主任研究員、太田技術開発調整
監、帯広開発建設部 田所施設整備専門官(前寒地機械技術チーム主任研究員))

 本発表会では、口頭発表78編、ポスター発表24編の総計102編の発表があり、従来の
学術研究のみならず、デザイン作品や計画・マネジメント、評論など、景観・デザイ
ンについて幅広く議論する場として、活発な議論が行われました。

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09:第1回「美瑛町の美しい景観を守り育てるセミナー」でファシリテーターを務めま
 した(地域景観ユニット)
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 12月14日(木)、美瑛町主催の標記セミナーが美瑛町役場で開催され、同町の景観
アドバイザーを務める松田総括主任研究員と、岩田研究員がグループ討議のファシリ
テーターを務めました。
 本セミナーは、昨年8月に松田総括が講師を務めた美瑛町景観まちづくりフォーラム
をきっかけとして開催され、美瑛町でまちづくりに取り組む方々や役場職員、北海道
大学観光学高等研究センターの関係者など約40名が参加しました。
 本年度は全3回開催される予定で、景観を通じて美瑛町のまちづくりを進めるための
アイデアやアクションプランが議論される予定です。

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10:第58回地盤工学会北海道支部技術報告会で発表します(寒地地盤チーム)
→ http://jgs-hokkaido.org/pastweb/hokkaido.html
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 平成30年1月25日から26日まで、寒地土木研究所にて「第58回地盤工学会北海道支
部技術報告会」が開催され、寒地地盤チームから7件発表します。
 発表論文名などの詳細は、上記のwebサイトをご覧ください。

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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・土木学会北海道支部
 期間:平成30年1月27日(土)~28日(日)
 場所:北海道大学工学部
 論文発表申込・原稿募集〆切済み
 https://www.jsce.or.jp/branch/hokkaido/_contents/active/h29/171006/index.htm

・第33回北方圏国際シンポジウム「オホーツク海と流氷」2018
 期間:平成30年2月18日(日)~21日(水)
 場所:紋別市
 申込〆切済み、要旨〆切:平成30年1月12日(金)
 査読論文申込〆切済み
 http://www.o-tower.co.jp/okhsympo/subject/1stCircr.html

・北海道開発局技術研究発表会
 期間:平成30年2月20日(火)~22日(木)
 場所:北海道開発局研修センター
 新技術セッション応募〆切済み
 https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/jg/gijyutu/splaat00000108p6.html

・第17回「野生生物と交通」研究発表会
 期間:平成30年2月23日(金)
 場所:札幌市教育文化会館
 発表申込〆切済み、論文及び概要提出〆切:平成30年1月23日(火)
 http://www.wildlife-traffic.jp/symposium/

[国内]
・ゆきみらい研究発表会
 期間:平成30年2月9日(金)
 場所:富山県民会館
 論文〆切済み
 http://www.hrr.mlit.go.jp/yukimirai-toyama/index.html

・気象学会2018年度春季大会
 期間:平成30年5月16日(水)~19日(土)
 場所:つくば国際会議場
 講演申込〆切(オンライン):平成30年2月6日(火)
 http://www.metsoc.jp/topics/meetings/2018s

・平成30年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:平成30年8月29日(水)~31日(金)
 場所:北海道大学札幌キャンパス

・雪氷研究大会(2018・札幌)
 期間:平成30年9月9日(日)~12日(水)
 場所:北海道科学大学(札幌市手稲区)
 https://sites.google.com/site/2018jcsir/

[海外]
・TRB年次総会
 期間:平成30年1月7日~11日
 場所:ワシントンDC
 論文投稿〆切済み

・PIARC第15回国際冬期道路会議
 期間:平成30年2月20日~23日
 場所:グダンスク(ポーランド)
 論文〆切済み
 http://www.road.or.jp/international/index.html

・国際雪氷学会(IGS)「International Symposium on Cryosphere and Biosphere」
 期間:平成30年3月14日~19日
 場所:京都府立大学
 論文要旨提出〆切済み
 論文提出〆切:平成30年1月28日 ※Annals of Glaciologyへ掲載希望の場合
 https://www.igsoc.org/symposia/2018/kyoto/

・五大陸交通安全会議(Road Safety on Five Continents)
 期間:平成30年5月16日~18日
 場所:韓国済州島
 論文〆切済み

・第19回SIRWEC国際道路気象会議
 期間:平成30年5月30日~6月1日
 場所:スモレニツェ(スロバキア共和国)
 アブストラクト提出〆切:平成30年3月31日
 http://www.sirwec2018.sk/
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■編集後記
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 寒地土木研究所では、12月1日から「吹雪の視界情報」サイトで吹雪視界予測の提供
を開始しました。気象予測を行うので、寒地土木研究所は気象庁から認可を受けてい
ます。13日には、3年に一度の立ち入り検査があり、東京から気象庁の検査官が来所し、
適切に予報業務が行われているか4時間にわたり検査を受けました。まだ、検査結果は
届いておりませんが、「吹雪の視界情報」が継続できるよう、検査に合格することを
祈っております。

                   雪氷チーム 上席研究員 松澤 勝
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