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【北の道リサーチニュース :第 163号 (2017年4月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2017年4月27日

4月27日に【北の道リサーチニュース:第163号(2017年4月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報

発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の

最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、

お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第163号(2017年4月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:「寒地土木研究所構内の千島桜について
02:第55回土木計画学研究発表会・春大会で発表します(寒地交通チーム、
 地域景観ユニット)
03:「2017年度日本雪氷学会北海道支部研究発表会」で発表します
 (寒地道路研究グループ)
04:人事異動情報(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
05:(報文)凍結防止剤散布におけるオペレータの現地作業判断支援に関する研究
 (寒地交通チーム)
06:(報文)吹雪危険度の評価手法に関する研究-道路構造や沿道環境が冬期道路の
  吹雪視程障害発生に及ぼす影響-(雪氷チーム)
■関連研究チームニュース
07:第71回セメント技術大会で発表します(耐寒材料チーム)
08:平成29年度 (公社)日本地すべり学会北海道支部・北海道地すべり学会研究発表
 会で発表します(防災地質チーム)
09:JpGU-AGU Joint Meeting 2017で発表します(防災地質チーム)
10:音更町「道の駅研修会」にて講師を務めました(地域景観ユニット) 
11:赤井川村「道の駅研修会」にて講師を務めました(地域景観ユニット) 
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:「寒地土木研究所構内の千島桜について
→ http://www.ceri.go.jp/contents/sakurakoukai/h29index.html
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 寒地土木研究所構内に生育している千島桜につきましては、開花時期にあわせて
構内を開放し、これまで多くの皆様に楽しんでいただいておりますが、今年もまた
千島桜を見ていただくため、構内を開放することとしております。
なお、構内開放の期間、時間等は以下のとおりですので、来訪者の方々のご協力
をお願いいたします。

1 構内開放の期間 : 平成29年5月1日(月)から平成29年5月7日(日)まで
   ※土日祝日も開放します

2 構内開放の時間 : 午前9時00分から午後6時00分まで

3 開放範囲 : 構内の精進川沿い(誘導員の指示に従ってください。)
   ※千島桜の保護のため根元付近への立ち入りはご遠慮願います。

4 その他 : 夜間のライトアップはございません。
   ※ペットの同伴はご遠慮ください。
   ※飲食は禁止しております
   ※当日は、構内が大変混み合うことが予想されますので、公共交通機関でお越し
    くださいますよう、ご協力をお願いいたします

お問い合わせ先 : 寒地土木研究所 管理課
電話 : 011-841-1624
FAX : 011-832-5662
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02:第55回土木計画学研究発表会・春大会で発表します(寒地交通チーム、
 地域景観ユニット)
→ http://www.jsce-ip.com/conference/index.html?id=25
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 6月10日(土)~11日(日)に、愛媛大学で標記の研究発表会が開催されます。
寒地交通チーム、地域景観ユニットからは、以下の研究発表を行います。

【寒地交通チーム】
・路面雪氷状態予測モデルを用いた交通事故発生件数と路面状態の関係の定量的評価
 :齋田研究員

【地域景観ユニット】
・沿道の屋外広告物が景観へ与える影響と広告効果に関する考察
 :松田総括主任研究員
・観光地の魅力向上に寄与する屋外公共空間の「パターン」の仮説とそれを用いた観
 光地評価の試行:笠間研究員
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03:「2017年度日本雪氷学会北海道支部研究発表会」で発表します
 (寒地道路研究グループ)
→ http://www.seppyo.org/hokkaido/news/2017conf
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 5月12日(金)~13日(土)に、北海道大学学術交流会館で標記の研究発表会が
開催されます。寒地道路研究グループから、以下の研究発表を行います。

【寒地交通チーム】
・コハク酸二ナトリウムの凍結防止剤としての利用可能性に関する研究:佐藤研究員
・近赤外線を用いた凍結および圧雪路面の計測試験:中島研究員

【雪氷チーム】
・片切土における吹きだまりの発達過程に関する調査:武知研究員
・低気圧接近時の短期間多量降雪における積雪密度の時間変化に関する観測事例
 について:高橋研究員
・新たな吹雪センサーとしての大気電場計の可能性:大宮研究員
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04:人事異動情報(寒地道路研究グループ)
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この度、寒地道路研究グループに新たに4名が加わりましたので、各々から一言
ご挨拶申し上げます。

寒地交通チーム 佐藤昌哉 上席研究員(特命)
 研究所内の地域景観ユニットから寒地交通チームに異動となりました佐藤昌哉と申
します。これまでも主に道路空間を対象として研究していましたので、それを下地に
しつつ新たな気持ちで研究を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。

寒地交通チーム 中村直久 研究員
 寒地技術推進室から異動してきました中村です。推進室では、各チームの皆様が
取り組んできました研究成果を広く世間に知らしめるべく活動をして参りましたが、
これからは研究する側となりました。以前には北海道開発局函館開発建設部の道路
事務所に勤めていたことがあり、そこでの経験がどれほど活かせるかは分かりませ
んが、頑張って参りますのでよろしくお願いします。
 
雪氷チーム 松下拓樹 主任研究員
 雪崩・地すべり研究センター(新潟県妙高市)における3年間の勤務を経て、再び
雪氷チームに席を置くことになりました。センターでの雪崩対策に関する研究だけで
はなく、地域密着型の講習会への参加や災害時の技術支援などの貴重な経験を活かし、
これからも雪崩などの雪氷災害の軽減のため努力していきます。
 よろしくお願いします。
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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05:(報文)凍結防止剤散布におけるオペレータの現地作業判断支援に関する研究
 (寒地交通チーム)
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 本研究では、凍結防止剤散布作業において作業員の的確な判断を可能にする支援技
術を確立するため、作業員の熟練度による路面状態の認知距離等の違いおよび情報提
供の有無・種別が認知距離等にもたらす影響を調べた。
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06:(報文)吹雪危険度の評価手法に関する研究-道路構造や沿道環境が冬期道路の
  吹雪視程障害発生に及ぼす影響-(雪氷チーム)
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 本研究では、冬期道路の吹雪危険度の適切な評価方法の提案に向け、吹雪時の視程
障害発生や運転危険度に沿道環境や道路構造が及ぼしている影響について、移動気象
観測の結果を基に分析を行った。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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07:第71回セメント技術大会で発表します(耐寒材料チーム)
→ http://www.jcassoc.or.jp/cement/1jpn/ji1a.html
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 5月29日(月)~31日(水)に東京のホテルメトロポリタンで開催される第71回セメント
技術大会(主催:一般社団法人セメント協会)において,林田主任研究員が論文を発表
します.

「凍結融解作用により生じる円柱供試体のひび割れとRCはり部材のひび割れの違い」
 :林田宏主任研究員
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08:平成29年度 (公社)日本地すべり学会北海道支部・北海道地すべり学会研究発表
 会で発表します(防災地質チーム)
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 4月28日(金)に北海道大学(札幌市)にて標記発表会が開催されます.防災地質
チームからは,以下の研究発表を行います.

「2016年台風10号による日勝峠の斜面災害と地形について」:倉橋上席研究員
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09:JpGU-AGU Joint Meeting 2017で発表します(防災地質チーム)
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 5月20日(土)-25日(木)の6日間,幕張メッセ(千葉市)にて標記発表会が開催され
ます.防災地質チームからは,以下の研究発表を行います.

「トンネル舗装面からの浅部地山の弾性波速度の計測とその評価」:岡崎主任研究員
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10:音更町「道の駅研修会」にて講師を務めました(地域景観ユニット) 
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 3月28日(火)、音更町主催の標記研修会が同町役場で開催され、松田総括主任研究
員が以下の講演と意見交換会の講師を務めました。

「地域振興に貢献する道の駅を考える~基本計画・設計の前に確認すべきこと~」
 
 本研修会は、移転リニューアルを予定している音更町の新たな「道の駅」整備を進
める上で、基本計画を進める前に役場関係者が「道の駅」に関する知識や解決すべき
課題、検討体制などについて理解を深める目的で開催されました。
 研修には、音更町役場の関係者など約20名が参加し、『道の駅』の多角的な活用
方法について意見を交わしました。
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11:赤井川村「道の駅研修会」にて講師を務めました(地域景観ユニット) 
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 4月24日(月)、「道の駅」を運営する赤井川商工会主催の標記研修会が「道の駅あ
かいがわ」で開催され、松田総括主任研究員が以下の講演と意見交換会の講師を務め
ました。

「道の駅の基本コンセプトの理解と館内レイアウトの見直し」
 ~より快適に利用できる施設への改善に向けて~」
 
 本研修会は、設置3年目を迎えあらためて地域における「道の駅」の意味や役割の
確認し、現在の課題や今後の取り組みについての議論を目的に開催されました。研修
には、商工会や産直施設の農業者、役場職員や小樽開建など35名が参加しました。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・2017年度日本雪氷学会北海道支部研究発表会
 期間:平成29年5月12日(金)~13日(土)
 場所:北海道大学学術交流会館
 発表申込は〆切済み
 http://www.seppyo.org/hokkaido/news/2017conf

・地盤工学会北海道支部「気候変動に伴う積雪寒冷地の地盤災害に関するシンポジウム」
 期間:平成29年6月2日(金)
 場所:寒地土木研究所
 http://jgs-hokkaido.org/pastweb/hokkaido.html

・日本気象学会秋季大会
 期間:平成29年10月30日(月)~11月2日(木)
 場所:北海道大学
 http://www.metsoc.jp/

[国内]
・日本気象学会春季大会
 期間:平成29年5月25日(木)~28日(日)
 場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
 講演申込〆切済み
 http://msj.visitors.jp/

・第55回土木計画学研究発表会(春大会)
 期間:平成29年6月10日(土)~11日(日)
 場所:愛媛大学
 概要締切済み
 本論文締切:平成29年4月28日(金)
 https://sites.google.com/site/x2017jcsir/home

・地盤工学会第52回地盤工学研究発表会
 期間:平成29年7月12日(水)~14日(金)
 場所:名古屋国際会議場
 講演申込〆切済み
 https://www.jiban.or.jp/

・第37回交通工学研究発表会
 期間:平成29年8月8日(火)~9日(水)
 場所:東京都区内(予定)
 発表申込・論文投稿:平成29年4月17日(月)~5月8日(月)
 http://www.jste.or.jp/Event/happyo37.pdf

・土木学会平成29年度全国大会 第72回年次学術講演会
 期間:平成29年9月11日(月)~13日(水)
 場所:九州大学伊都キャンパス
 講演申込〆切済み
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/gaiyo/top

・雪氷研究大会(2017・十日町)
 期間:平成29年9月24日(日)~27日(水)
 場所:クロステン十日町ほか(主会場・新潟県十日町本町)
 研究発表申込:平成29年6月26日(月)正午から7月10日(月)正午まで
 https://sites.google.com/site/x2017jcsir/

・第32回日本道路会議
 期間:平成29年10月31日(火)~11月1日(水)
 場所:都市センターホテル(東京都千代田区平河町2-4-1)
 申込締切:平成29年5月31日(水)
 http://www.road.or.jp/conference/

[海外]
・第24回ITS世界会議
 期間:平成29年10月29日(火)~11月2日(水)
 場所:モントリオール(カナダ)
 論文投稿〆切済み
 http://itsworldcongress2017.org/

・TRB年次総会
 期間:平成30年1月7日~11日
 場所:ワシントンDC
 論文投稿:平成29年6月1日~8月1日

・PIARC第15回国際冬期道路会議
 期間:平成30年2月20日~23日
 場所:グダンスク(ポーランド)
 論文概要〆切済み
 本論文〆切:平成29年7月31日
 http://www.road.or.jp/international/index.html
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■編集後記
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 このたびの人事異動により寒地道路研究グループ長を拝命しました。17年前にも
研究所に勤務しておりましたが、その頃は中央省庁再編前、開発土木研究所の時代で
あり、国立研究開発法人となった現在では、研究の進め方も大きく変化したと感じて
おります。
 さて、当研究所は昭和12年に北海道庁土木部試験室として設置されて以来、今年
で創立80周年を迎えます。先人達の土木に対する情熱や探究心に思いを巡らせなが
ら、土木の現場や社会からのニーズに対応できるよう、寒地土木技術に関する研究開
発を進めていきたいと考えております。
 今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

             寒地道路研究グループ グループ長 幡本 篤
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