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【北の道リサーチニュース :第 161号 (2017年2月)】を発行しました
寒地道路研究グループ : 2017年2月27日
2月27日に【北の道リサーチニュース:第161号(2017年2月)】を発行しました。
このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報
発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の
最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、
お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。
▼お問合せ
【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで
編集チームのメールアドレス:
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【北の道リサーチニュース:第161号(2017年2月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第32回北方圏国際シンポジウム市民公開講座「オホーツク地域の暴風雪を考える」
の講師を務めました(雪氷チーム)
02:第25回寒地土研プレゼンテーション・コンペティションで発表しました
(寒地道路研究グループ、地域景観ユニット、寒地構造チーム)
03:暴風雪時の行動に関するアンケートへのご協力をお願いします (雪氷チーム)
04:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
■研究紹介
■関連研究チームニュース
05:「北海道における地質特性と冬期施工」で講師を務めます(耐寒材料チーム,
寒地道路保全チーム)
06:fibミーティングに参加します(耐寒材料チーム)
07:「第187回 コンクリート工事用樹脂部門委員会」で講師を務めます(耐寒材料チー
ム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:第32回北方圏国際シンポジウム市民公開講座「オホーツク地域の暴風雪を考える」
の講師を務めました(雪氷チーム)
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2月21日、網走地方道路防災連絡協議会主催の標記市民公開講座(道民カレッジ連携
講座)が紋別市文化会館で開催され、雪氷チームから以下の講演を行いました。
講演:北海道における道路防雪林の将来展望(櫻井研究員)
またその後2名の講師による講演が行われ、講演後には「オホーツク地域の暴風雪
を考える」をテーマにフォーラムディスカッションが行われ、会場からも活発な質疑
がありました。
市民公開講座には、紋別市民、国際シンポジウムの参加者、建設業関係者など120名
が参加されました。
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02:第25回寒地土研プレゼンテーション・コンペティションで発表しました
(寒地道路研究グループ、地域景観ユニット、寒地構造チーム)
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2月9日(木)に寒地土木研究所講堂で第25回寒地土研プレゼンテーション・コンペ
ティション(旧若手研究発表会)が開催されました。
本コンペティションは職員のプレゼンテーションの能力向上、及び他分野の研究内
容やディスカッションを通じて、自己の研究・業務への取り組みの参考とすることを
目的として行っているもので、今年度で25回目になります。
今年は、寒地土研から6名、つくば中央研究所から2名の計8名が発表を行い、寒地
道路研究グループ、地域景観ユニット、寒地構造チームから、以下の論文発表を行い
ました。
審査委員による審査の結果、岩田研究員が最優秀賞を、大宮研究員が優秀賞を、
寺澤研究員が特別賞を受賞しました。
<寒地交通チーム>
・冬期道路の日陰が交通事故発生率に及ぼす影響の検証:斎田研究員
<雪氷チーム>
・強風時における降雪観測の課題と正確な降雪強度把握に向けた取り組み:大宮研究員
<地域景観ユニット>
・景観まちづくりにおける無電柱化の整備効果に関する事例分析:岩田研究員
<寒地構造チーム>
・地震時における桁衝突に伴う橋台抵抗特性に関する実験的検討:寺澤研究員
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03:暴風雪時の行動に関するアンケートへのご協力をお願いします (雪氷チーム)
→ http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000148.html
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雪氷チームでは、「吹雪の視界情報」のサービスの改善を目的として、継続的に
アンケートを実施しております。
この度、防災・気象情報を得るために利用している手段やコンテンツの把握等を
目的に、アンケートを実施することといたしました。
つきましては、以下のURLよりアンケートページにアクセスのうえ、ご協力いた
だけますようお願いいたします。
なお、協力いただいた方の中から抽選で薄謝をお贈りいたします。薄謝については、
アンケート終了後の発送を予定しております。
・アンケート実施期間:平成29年2月28日18時まで
・アクセス方法:下記をクリックしてください
https://www.northern-road.jp/fubuki/survey/
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04:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
→ http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000141.html
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雪氷チームでは、北海道内の吹雪による視界状況が一目でわかる「吹雪の視界
情報」の試験公開を11月24日から開始しています。パソコンやスマートフォンだけ
でなく、通常の携帯でもご利用いただけるので、移動途中の休憩時にも吹雪の状況
が確認できます。
さらに、吹雪の視界不良をお知らせする注意喚起メールの自動配信サービスの実
験も開始しています。遠方に移動する際などには、是非ご利用下さい。
最後に、「北の道サポーター」として冬期間の吹雪状況を報告(投稿)していた
だけるボランティアも、引き続き募集しています。投稿された情報は、吹雪情報
ページに掲載され、ユーザの皆様のお出かけの際などに活用されています。
ご協力いただいた方の中から、投稿回数が上位の方を対象として、来年5月ごろ
までに抽選で粗品を進呈させて頂く予定です。
詳しくは、標記の「北の道サポーター募集」のサイトをご覧ください。前年度ま
でに既に登録されている方も、前回と同じニックネームと投稿用アドレスを使用し
て投稿ができます。
ご利用に際して、不明な点・ご意見等がありましたら、下記までお知らせ願い
ます。
E-mail:snow@ceri.go.jp
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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(2017年2月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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05:「北海道における地質特性と冬期施工」で講師を務めます(耐寒材料チーム,
寒地道路保全チーム)
→ http://www.hogishi.com/img/pdf/toukisekou_detail.pdf
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2月28日(火)に札幌市セントラル札幌北ビルで開催される「北海道における地質特性
と冬期施工」(主催:一般社団法人 北海道土木施工管理技士会)において,講師を務
めます。
・寒冷期におけるアスファルト舗装の施工について(安倍主任研究員)
・寒中コンクリートについて(野々村研究員)
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06:fibミーティングに参加します(耐寒材料チーム)
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3月9日(木)~11日(土)にオランダのデルフトで開催されるfibミーティング
(主催:fib(Federation internationale du beton))に,耐寒材料チームの菊田総
括主任研究員が参加し研究成果を報告します。
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07:「第187回 コンクリート工事用樹脂部門委員会」で講師を務めます(耐寒材料チー
ム)
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3月17日(金)に京都市の日本材料学会で開催される「第187回コンクリート工事用
樹脂部門委員会」(主催:公益社団法人 日本材料学会)において,耐寒材料チームの
内藤主任研究員が講師を務めます。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・日本気象学会秋季大会
期間:平成29年10月30日(月)~11月2日(木)
場所:北海道大学
http://www.metsoc.jp/
[国内]
・日本気象学会春季大会
期間:平成29年5月25日(木)~28日(日)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
講演申込〆切:平成29年2月7日(オンライン申込)
http://msj.visitors.jp/
・第55回土木計画学研究発表会(春大会)
期間:平成29年6月10日(土)~11日(日)
場所:愛媛大学
概要締切:平成29年2月3日
本論文締切:平成29年4月28日(金)
https://sites.google.com/site/x2017jcsir/home
・第37回交通工学研究発表会
期間:平成29年8月8日(火)~9日(水)(予定)
場所:東京都区内(予定)
発表申込・論文投稿:平成29年4月17日(月)~5月8日(月)
http://www.jste.or.jp/Event/happyo37.pdf
・土木学会平成29年度全国大会 第72回年次学術講演会
期間:平成29年9月11日(月)~13日(水)
場所:九州大学伊都キャンパス
・雪氷研究大会(2017・十日町)
期間:平成29年9月24日(日)~27日(水)
場所:クロステン十日町ほか(主会場・新潟県十日町本町)
https://sites.google.com/site/2016jcsir/
・第32回日本道路会議
期間:平成29年10月31日(火)~11月1日(水)
場所:都市センターホテル(東京都千代田区平河町2-4-1)
http://www.road.or.jp/conference/
[海外]
・第24回ITS世界会議
期間:平成29年10月29日(火)~11月2日(水)
場所:モントリオール(カナダ)
論文投稿締切:平成29年3月3日(金)
http://itsworldcongress2017.org/
・PIARC第15回国際冬期道路会議
期間:平成30年2月20日~23日
場所:グダンスク(ポーランド)
論文概要〆切:平成29年2月28日
本論文〆切:平成29年7月31日
http://www.road.or.jp/international/index.html
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■編集後記
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今年も雪氷チームでは冬期の観測を各地で行いました。これまで行っていた道内各地
の他に、青森、新潟での観測を開始しました。今年の石狩吹雪実験場は小雪のため、
ようやく予定の観測回数が確保できたところですが、短時間で吹きだまりが発生し、
車が何度もはまって掘り出すという苦労もありました。
8日間にわたる冬季アジア大会が閉幕しましたが、ウィンタースポーツが更に盛り上
がるためにも、もう少し降雪が続いて欲しいものです。
雪氷チーム総括主任研究員 西村敦史
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