寒地土木研究所
北海道土木技術会 道路研究委員会 講演会(兼 第35 回寒地道路連続セミナー)「ITSの動向に関する講演会」を開催しました。


北海道土木技術会 道路研究委員会 講演会(兼 台35回寒地道路連続セミナー)を開催しました。

開催案内はこちらを確認してください。→http://www2.ceri.go.jp/news/archives/000612.html


ITSの動向に関する講演会 開催概要

 ITS(高度道路交通システム)の全体構想が1996年に示されてから15年が経過しました。全体構想で予測したのは2010年頃のITS社会でしたが、2011年の現在までにITSのサービスは着実に展開されてきました。
 この15年間にITSの世界がどのように進んできたかを展望するとともに、ITSを活用した横断歩行者事故対策の研究事例を紹介していただく下記の講演会を開催しました。
 国土交通省 国土技術政策総合研究所 高度情報化研究センター長 上田 敏 氏からは、『ITS研究のマネジメントに関する一考察 -1996年に返って、考えること-』と題して、1996年に策定されたITS全体構想とその進捗、ITS研究の技術的・社会的な特質、次の20年に向けて展望についてご講演頂きました。 また、北海道大学大学院 工学研究院教授 萩原 亨 氏からは、『右折車両による横断歩行者事故を防ぐICT技術』と題して、通信による安全確認支援の有効性、実現に向けて必要な通信範囲の検討と、安全支援の実現可能性に関する検証実験についてご紹介頂きました。
 講演会には、約60名の方に参加をいただきました。ありがとうございました。

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      ●会場の様子                ●開会挨拶 北海道大学中辻教授
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●国土交通省 国土技術政策総合研究所         ●北海道大学大学院
  高度情報化研究センター長 上田 敏 氏          工学部研究院 教授 萩原 亨 氏


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