平成18年11月13日（月）～18日（土）に、秋田市で「平成18年度雪氷研究秋田大会」と題して、日本雪氷学会と日本雪工学会の全国大会が開催されました。
　当所寒地道路研究グループからは、以下の研究発表（雪工学会・雪氷学会）を行うとともに、パネルディスカッションにパネラーとして登壇するなど、会議に積極的に参加しました。
　また、加治屋安彦 雪氷チーム上席研究員は、平成17年度日本雪工学会学術賞を記念して講演を行いました。
　なお、雪氷チーム 松澤総括主任研究員は「交通」のセッションで、また伊東主任研究員は「吹雪」のセッションで座長を務めました。

【開催日及び開催箇所】
平成18年11月13日（月）～18日（土）
秋田市民交流プラザALVE（アルヴェ）
〒010-8506　秋田市東通仲町4番1号，Tel：018-887-5310

【開会式受賞者講演会（雪工学会）】
・学術賞「寒地ITSの利用者ニーズと有効な導入方策に関する実証的研究」
　～インターネット技術を活用した先駆的な雪情報システムの構築と社会実験の実施～
　（雪氷チーム：加治屋上席研究員）

【研究発表（雪工学会）】
・冬期道路における走行環境情報提供の効果　－被験者走行実験による調査から－（雪氷チーム：武知研究員）
・路面凍結予測システムの構築に関する実践的研究（寒地交通チーム：高橋総括主任研究員）
・雪氷路面におけるすべり摩擦係数測定機器の比較試験（寒地交通チーム：舟橋研究員）
・樹木形態の異なる道路防雪林の視程改善効果（雪氷チーム：伊東主任研究員）
・吹雪対策施設のための視程計測方法に関する文献調査（雪氷チーム：山田研究員）
・官民連携による冬期道路情報の収集・提供　－しりべしｅ街道－（雪氷チーム：松島研究員）

【パネルディスカッション（雪工学会）】
・雪工学会道路研究委員会パネルディスカッション　11月14日　15:00～17:00
　「平成18年豪雪と今後の道路雪氷対策のあり方」
　　パネラー参加：上席研究員　加治屋安彦
　　　話題提供：冬期道路情報の利用者ニーズとその効果
　　　　　　　　～豪雪時の情報提供のあり方など～

【ポスター発表（雪氷学会）】
・屋外スロープを用いた新雪雪崩対策工の試験（雪氷チーム：松沢総括主任研究員）
・防雪柵端部附近の吹き溜まり形状（雪氷チーム：伊東主任研究員）
・2006年1月に山形県新庄で発生した雨氷現象の特徴（雪氷チーム：松下研究員）
・気象の地域特性を考慮した雪崩発生判別手法（雪氷チーム：松下研究員）

※「平成18年度 雪氷研究 秋田大会」のホームページはこちら
　→　http://www.seppyo.org/~taikai06/snow_akita2006.htm

※ 加治屋安彦 雪氷チーム上席研究員 平成17年度日本雪工学会学術賞を受賞
　→　http://www2.ceri.go.jp/news/archives/000304.html

※ 研究所報告 №122 「寒地ITSの利用者ニーズと有効な導入方策に関する実証的研究」
　→　http://www2.ceri.go.jp/news/archives/000162.html

▲武知研究員の発表状況	▲高橋総括主任研究員の発表状況

▲舟橋研究員の発表状況	▲伊東主任研究員の発表状況

▲山田研究員の発表状況	▲加治屋上席研究員の講演会状況

▲開会式受賞者講演会の状況	▲受賞者の方々

▲パネルディスカッションの状況	▲パネルディスカッションの状況