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【北の道リサーチニュース:第244号(2024年1月)】を発行しました
寒地道路研究グループ : 2024年1月31日
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【北の道リサーチニュース:第244号(2024年1月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:2024ふゆトピア・フェアin北広島に参加しました(雪氷チームほか)
02:第67回(令和5年度)北海道開発技術研究発表会で発表します(寒地道路研究グルー
プほか)
03:人事異動情報(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
04:(技術資料)現地観測に基づく新たな副防雪柵の効果の検証(雪氷チーム)
■関連研究チームニュース
05:山梨県景観セミナーで講師を務めました(地域景観チーム)
06:北海道の土木技術向上のために講習会~土木技術の最近の動向~で講師を務めます
(耐寒材料チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:2024ふゆトピア・フェアin北広島に参加しました(雪氷チームほか)
→ https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000196.html
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1月10日(水)~11日(木)に北広島市(エスコンフィールドHOKKAIDO、北広島市芸術
文化ホールなど)で開催された「2024ふゆトピア・フェアin北広島」に参加し、「ふゆ
トピア研究発表会」にて、以下の3編の論文発表を行いました。
<雪氷チーム>
・北海道における湿雪雪崩の発生評価の試み (松下総括主任研究員)
・既設道路防雪林の防雪機能向上に資する対策事例~下枝の枯れ上がりが見られる防
雪林の管理手法に関する技術資料(案)の公開 (松島主任研究員)
<地域景観チーム>
・積雪寒冷地における電線類地中化の浅層埋設工法の実証試験 (大部主任研究員)
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02:第67回(令和5年度)北海道開発技術研究発表会で発表します(寒地道路研究グルー
プほか)
→ https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000195.html
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2月14日(水)~16日(金)、北海道開発局研修センター、およびweb配信のハイブリッ
ト方式により開催される、第67回(令和5年度)北海道開発技術研究発表会で、以下の
論文発表を行います。(主催:北海道開発局、寒地土木研究所)
<寒地交通チーム>
・ワイヤロープ式防護柵の端部衝突事故対策の開発 (平澤総括主任研究員)
・ラウンドアバウトの設置効果と将来展望/宗広主任研究員
・北海道初のアスファルト製ハンプの施工について (四辻主任研究員)
・深層学習と道路CCTVカメラ画像を用いた路面すべり摩擦係数推定手法の開発
(齊田研究員)
・すべり摩擦係数別路面状態の推定における車両プローブデータの影響度について
(奥村研究員)
<雪氷チーム>
・湿雪雪崩の発生条件に関する基礎的検討 (松下総括主任研究員)
・道路防雪林における今後の課題と対応策の検討 (原田主任研究員)
・車載カメラを用いた斜面積雪の状態把握手法について (吉井研究員)
・『下枝の枯れ上がりが見られる防雪林の管理手法に関する術資料(案)』の概要
(松島主任研究員)
<地域景観チーム>
・景観検討においてアンケート評価を実施する際の留意点 (田宮主任研究員)
・ミニチュア模型を活用した無電柱化出前授業の取り組み (大部主任研究員)
・色彩検討におけるコンピューターシミュレーションの方法と課題について
(笠間主任研究員)
・スイスと日本の地方小都市を対象とした歩行空間構成要素の比較分析
(岩田主任研究員)
・街路樹管理への点群データの利用可能性の検証 (榎本研究員)
・走行シミュレーション実験によるラウンドアバウト中央島の効果の検証
(増澤研究員)
<寒地構造チーム>
・鋼板接着補強床版アンカー部の損傷調査における打音法の適用性について
(畠山上席研究員)
・舗装切削痕の性状が床版防水層の接着性能に与える影響について
(仁平総括主任研究員)
・土砂化等の床版上面損傷状況のマクロ分析に向けたデータ構築と損傷傾向の試分析
(角間主任研究員)
・北海道における橋梁伸縮装置周辺部の損傷状況の調査 (蛯子研究員)
<防災地質チーム>
・一般国道236号天馬街道における雪崩発生斜面の地形及び堆積物の特徴
(川又研究員)
<耐寒材料チーム>
・小断面プレキャストコンクリート構造物の設計・施工における留意点
(島多上席研究員)
・樹脂系浸透性補修材の低温時の粘性に関する基礎的研究 (内藤総括主任研究員)
・初期欠陥を模擬したコンクリート供試体の表層品質とスケーリング抵抗性
(吉田主任研究員)
・夏期の高温・高湿環境下でのシラン系表面含浸材の適切な施工方法に関する試験施
工 ―吸水防止層の形成のためのクーラー除湿の留意点整理― (遠藤主任研究員)
・地覆のスケーリング程度と抵抗性の関係調査 (佐藤主任研究員)
・コンクリートの長時間運搬に対応する機能型混和剤の施工性改善効果(山内研究員)
・既設コンクリートにおけるアルカリシリカ反応の進行抑制に関する基礎的研究―
ゼオライト等を活用したコンクリート構造物の延命化を目指して― (白井研究員)
<寒地道路保全チーム>
・歩道部の凍上影響調査について (遠藤主任研究員)
・寒冷地特有のひび割れ損傷判別技術の検討 (佐藤主任研究員)
・粗面系舗装における供用性状追跡調査結果による一考察 (布施研究員)
・止水材料を用いた舗装損傷対策に関する試験施工事例 (上野研究員)
・既設アスファルト舗装からコンクリート舗装へ修繕する際に用いられる断熱工法の
設計・施工手法について (大場研究員)
・変形追従性の高い特殊改質アスファルト混合物のひび割れ抑制効果に関する現場実
証 (松本研究員)
■第67回(令和5年度)北海道開発技術研究発表会Webサイト
→ https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/jg/gijyutu/slo5pa00000194vo.html
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03:人事異動情報(寒地道路研究グループ)
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この度、寒地交通チームの大廣主任研究員が退職し、雪氷チームの松島主任研究員が
寒地交通チームとの併任となりました。
寒地交通チームでは、前任の大廣主任研究員の業務の一部を引き継ぎ、凍結防止剤自
動散布システムや意思決定支援システムを担当します。
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら→
https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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04:(技術資料)現地観測に基づく新たな副防雪柵の効果の検証(雪氷チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/72226/
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「防雪柵開口部における対策施設に関する技術資料(案)」では、新たな副防雪柵
として斜行柵群と鉤型副防雪柵が提案された。本稿では、これらによる風速緩和と視
程改善の効果を検証した結果を紹介する。
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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05:山梨県景観セミナーで講師を務めました(地域景観チーム)
→https://scenic.ceri.go.jp/
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令和6年1月19日に開催された「令和5年度 山梨県景観セミナー」にて、笠間主任
研究員が講師を務めました。
一般市民や民間の技術者も聴講可能な午前中の第1部(演題:景観と地域の魅力)
と、山梨県および県内の市町村の職員が聴講する午後の第2部(演題:地域/観光地
の魅力向上)の2部構成で、延べ240名ほどの方に聴講いただきました。
→https://www.pref.yamanashi.jp/kendosui/seminar.html
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06:北海道の土木技術向上のために講習会~土木技術の最近の動向~で講師を務めます
(耐寒材料チーム)
→https://www.doukenkyo.jp/pages/53/detail=1/b_id=25/r_id=244/
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2月28日(水)に札幌ガーデンパレスで開催される上記講習会(主催:一般社団法人
北海道建設業協会)において,耐寒材料チームから吉田主任研究員が講師を務めます。
講演題目
「コンクリートの品質向上に向けた取り組みについて(施工管理・対策・ひび割れ
制御技術等)」 (吉田主任研究員)
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■北の道ナビニュースhttps://www.northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → https://www.northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・令和5年度 土木学会北海道支部年次技術研究発表会
期間:2024年2月3日(土)・4日(日)
場所:かでる2.7
論文投稿:〆切済
https://confit.atlas.jp/guide/event/jscehokkaido2024/top
・第67回(令和5年度)北海道開発技術研究発表会
期間:2024年2月14日(水)~ 16日(金)
場所:北海道開発局研修センターおよびWeb配信
論文申込:〆切済
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/jg/gijyutu/slo5pa00000194vo.html
・第38回北方圏国際シンポジウム
期間:2024年2月18日(日)~21日(水)
場所:紋別市
発表申込:〆切済
http://okhotsk-mombetsu.jp/okhsympo/subject/1stCircula.html
・第23回野生生物と交通研究発表会
期間:2024年2月28日(水)
場所:札幌市民交流プラザ・クリエイティブスタジオ
発表申込:〆切済
聴講など:2024年 2月16日(金)
http://www.wildlife-traffic.jp/
・第69回土木計画学研究発表会・春大会
期間:2024年5月25日(土)・26日(日)
場所:北海道大学札幌キャンパス
論文投稿:2024年2月1日(木)~3月3日(日) 17:00
https://jsce-ip.org/2023/10/30/ip69/
・第9回全球エネルギー水循環プロジェクト国際会議(GEWEX-OSC)
期間:2024年7月8日(月)~12日(金)
場所:京王プラザホテル札幌
要旨申込:2024年2月1日締切
事前参加登録(早期割引):2024年3月4日
https://www.gewexevents.org/meetings/gewex-osc2024/
[国内]
・日本気象学会2024年度春季大会
期間:2024年5月21日(火)~25日(土)
場所:東京大学弥生講堂一条ホールおよびオンライン
講演申し込み:オンライン:2024年1月10日~2月14日(水)
電子メール:2024年2月10日~2月9日(水)
https://www.metsoc.jp/meetings/2024s
・第69回土木計画学研究発表会・春大会
期間:2024年5月25日(土)・26日(日)
場所:北海道大学 札幌キャンパス
論文投稿期間:2024年2月1日(木)~3月3日(日)17:00
事前参加申込締切:後日公開予定
https://jsce-ip.org/biannual-conference/
・令和6年度土木学会全国大会 第79回年次学術講演会
期間:2024年9月2日(月)~6日(金)
場所:東北大学川内北キャンパス
論文投稿:2024年3月4日(月)~3月29日(金)17:00
https://committees.jsce.or.jp/zenkoku/gaiyo/top
・雪氷研究大会(2024・長岡)
期間:2024年9月16日(月)~19日(木)
場所:アオーレ長岡
論文投稿〆切:2024年2月頃案内予定
https://www.seppyo.org/activity/meeting/
[海外]
・第20回 構造物の大気着氷雪に関する国際ワークショップ(IWAIS:International
Workshop on Atmospheric Icing of Structures)
期間:2024年6月18日(火)~21日(金)
場所:ノルウェー・ナルビック
アブストラクト提出:〆切済、本論文提出〆切:2024年4月15日(月)
https://uit.no/tavla/artikkel/804104/20th_international_workshop_on_
atmospheric_icing
・国際雪科学ワークショップ(ISSW:International Snow Science Workshop 2024)
期間:2024年9月23日(月)~29日(日)
場所:ノルウェー・トロムソ
アブストラクト投稿:2024年1月15日(月)~4月5日(金)
論文投稿〆切:2024年8月15日(木)
https://www.issw2024.com/
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■編集後記
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新年早々、能登半島を襲った震度7の大地震により230名以上の方が亡くなられました。
道路などのインフラも多大の被害を受け、寒地土研の上部組織である、つくばの土木研
究所からも、多くの研究者が被災箇所の調査を行い、復旧に向けた助言を行っています。
2018年の胆振東部地震でも、寒地土研の研究者が同様に被災箇所の調査や技術的助言を
行っており、このような災害対応も、私たちの重要なミッションの一つです。しかし、
個々の研究者の経験は限られています。したがって、適切な判断を行うためには、研究
者や現場技術者の間での経験や知見の共有や、常日頃の学習が必要と考えています。
あらためて、お亡くなりになられた方々に、哀悼の意を表すとともに、被災された方
々に、心からお見舞い申し上げます。
寒地道路研究グループ長 松澤勝
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