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【北の道リサーチニュース:第233号(2023年2月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2023年2月27日

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【北の道リサーチニュース:第233号(2023年2月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第66回(令和4年度)北海道開発技術研究発表会で発表しました
02:ゆきみらい2023 in 会津に参加しました(寒地道路研究グループ)
03:ITSシンポジウムに投稿した論文がIJITに掲載されました。(雪氷チーム)
04:菅原研究員が「第31回寒地土研プレゼンテーション・コンペティション」で優秀
  賞を受賞しました。(雪氷チーム)
■研究紹介
05:(報文)深層学習による路面状態推定結果を用いた冬期路面温度予測
  (寒地交通チーム)
■関連研究チームニュース
06:4th International Congress on Materials & Structural Stability(CMSS23)に
  出席します(耐寒材料チーム)
07:第55回 道路講演会で講師を務めました(寒地道路保全チーム)
08:「フェーズフリーな土木インフラに関する研究会」で講演を行いました
  (地域景観チーム)
09:小学校で出前授業「無電柱化からみた街づくり」を行いました(地域景観チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:第66回(令和4年度)北海道開発技術研究発表会で発表しました
 → https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000146.html
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 2月13日(月)~16日(木)、札幌第1合同庁舎、北海道開発局研修センターで開催され
た、北海道開発技術研究発表会に参加し、以下の発表を行いました。
 また、技術展示として寒地土木研究所のブースを設け、当所の研究内容の紹介や
「吹雪の視界情報」の実演などを行いました。
 論文発表者とタイトルなどは、こちらをご参照願います。
 → https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000143.html
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02:ゆきみらい2023 in 会津に参加しました(寒地道路研究グループ)
  → https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000145.html
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 令和5年2月8日(水)~9日(木)に会津若松市文化センターなどで開催された『ゆきみ
らい2023 in会津』に参加、寒地道路研究グループから4本の論文発表を行いました。
論文発表者とタイトルなどは、こちらをご参照願います。
 → https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000139.html
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03:ITSシンポジウムに投稿した論文がIJITに掲載されました。(雪氷チーム)
  → https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000142.html
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 令和4年12月20日に、櫻井研究員が、第20回ITSシンポジウム2022で発表した論文が
International Journal of Intelligent Transportation Systems Research(IJIT)に
掲載されました。
 ITSジャーナルとは、ITS全般をカバーする英文ジャーナルで、2003年からITS Japa
nが年3回発行しています。本ジャーナルに掲載されると、世界の研究者から検索され
る機会が増え、認知度と引用率の向上が期待されます。
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04:菅原研究員が「第31回寒地土研プレゼンテーション・コンペティション」で優秀
  賞を受賞しました。(雪氷チーム)
 → https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000147.html
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 2月7日に、寒地土木研究所講堂および所内オンライン配信のハイブリッド形式で、
「第31回寒地土研プレゼンテーション・コンペティション」がで開催されました。
 本コンペティションは、職員のプレゼンテーション能力の向上、及び他分野の研究
内容やディスカッションを通じて自己の研究・業務への取り組みの参考とすることを
目的として行っています。
 今年は、計10名が発表を行い、審査の結果、菅原研究員が優秀賞を受賞しました。
・発表テーマ
 現地観測に基づいた防雪柵開口部における新型対策工の効果の検証/菅原研究員
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 → https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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05:(報文)深層学習による路面状態推定結果を用いた冬期路面温度予測
  (寒地交通チーム)
 → https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/70808
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 本研究では深層学習により路面画像から推定した路面雪氷状態を用いて、路面温度
予測精度の改善が可能であるか検証した。その結果、高解像度路面画像を用いること
で、路面温度の予測精度を改善できることを確認した。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震、落石、厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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06:4th International Congress on Materials & Structural Stability(CMSS23)に
  出席します(耐寒材料チーム)
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  3月8日(水)~10日(金)に、モロッコ王国のラバトで開催される「4th Internationa
l Congress on Materials & Structural Stability(第4回 材料と構造の安定性に関
する国際会議)」(主催:RILEM)において、林田主任研究員が発表します。
・講演題目
 「Reproduction Experiment for Interior Horizontal Cracks of RC Slab Genera
ted by Frost Damage」(凍害によりRCスラブ内部に生じる水平ひび割れの再現実験)
(林田主任研究員)
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07:第55回 道路講演会で講師を務めました(寒地道路保全チーム)
 → https://hoso-jigyo.or.jp/info/1911/
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 2月2日(木)にオンラインで開催された上記講演会(主催:一般社団法人日本道路建
設業協会 北海道支部)において、寒地道路保全チームから丸山上席研究員が講師を務
めました。
・講演題目
 「舗装事業を取り巻く課題と対応の方向性」(丸山上席研究員)
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08:「フェーズフリーな土木インフラに関する研究会」で講演を行いました。
  (地域景観チーム) → https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000081.html
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 令和5年1月26日(木)に山梨県立図書館で行われた「フェーズフリーな土木インフラ
に関する研究会」で、地域景観チームの岩田主任研究員が講演を行いました。 
 本研究会は、日常時と災害時の垣根をなくすフェーズフリーの概念に着目し、今後
求められるフェーズフリーな土木インフラのあり方を探求し、求められる機能や要件
そのためのノウハウや方法論に関する知見をとりまとめるものです。
・講演テーマ 『「道の駅」の魅力と防災機能』:岩田主任研究員 
 主催:(公社)山梨県建設技術センター
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09:小学校で出前授業「無電柱化からみた街づくり」を行いました。
  (地域景観チーム) → https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000082.html
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 令和5年1月31日(火)、札幌市立伏見小学校の5年生を対象とした出前授業を行い
ました。企画立案段階から地域景観チームの大部主任研究員と岩田主任研究員が参画
し、授業の講師を担当しました。 
 この出前授業では、電力や通信は必要であることを前提としつつ、災害や景観・
環境などの課題を「見て・体験」してもらい、街づくりにおいて電線・電柱方式が当
たり前ではないことの「気づき」を得ることを目的としています。
 主催:NPO法人電線の無い街づくり支援ネットワーク
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[国内]
・日本気象学会2023年度春季大会
 期間:2023年5月16日~20日(日)
 場所:東京大学 本郷キャンパス
 論文提出:〆切済
 https://www.metsoc.jp/meetings/2023s
・第67回土木計画学研究発表会・春大会
 期間:2023年6月3日(土)・4日(日)
 場所:福岡大学 七隈キャンパス
 論文投稿期間:2023年2月1日(水)~3月6日(月)
 事前参加申込締切:2023年5月22日(月)
 https://jsce-ip.org/biannual-conference/
・土木学会全国大会
 期間:2023年9月11日(月)~15日(金)
 場所:広島大学 東広島キャンパスほか
 講演申込期間:2023年3月3日(金)~3月31日(金)
 https://committees.jsce.or.jp/zenkoku/
・第35回日本道路会議
 期間:2023年11月1日(水)~11月2日(木)
 場所:都市センターホテル(東京都千代田区平河町)
 https://www.road.or.jp/conference/
[海外]
・TRB道路気象と冬期管理に関する国際会議
 期間:2023年5月9~10日
 場所:米国・ワシントンD.C.
 https://trb.secure-platform.com/a/page/wintermaintenance
 アブストラクト提出:〆切済
  https://cvent.me/NX0PVv
 参加登録:2023年3月7日〆切
 発表動画提出:2023年4月1日〆切
・第16回世界交通学会(WCTR:World Conference on Transport Research)
 期間:2023年7月17日(月)~21日(金)
 場所:カナダ・モントリオール市
 https://wctrs-society.com/world-conference/
 論文提出:〆切済
  https://symposia.cirrelt.ca/WCTR2023/en/registration
  参加登録:2023年4月17日(月)〆切(早期割引)
・第15回アジア交通学会国際会議(15th EASTS Conference)
 期間:2023年9月4日(月)~7日(木)
 場所:マレーシア・クアラルンプール市
 http://easts.info/
 本論文提出:2023年3月15日(水)
・PIARC第27回世界道路会議
 期間:2023年10月2日(月)~6日(金)
 場所:チェコ共和国プラハ市
 https://www.wrc2023prague.org/
 アブストラクト提出:〆切済
 本論文提出:〆切済
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■編集後記
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 最近、ある学会誌に「本には昔の人が書いた言葉がしたためられており、私たちは
本を通じて対話をしているのです。」という文章を目にしました。「対話」という言
葉にハッとさせられました。他者が書いた論文や技術資料に目を通すとき、必要な情
報だけを読み取る一方向の作業になりがちですが、「対話」を意識することで、著者
へ尊敬の念を抱き、その結論に至った背景や苦労などの深みを感じるなど、何か違う
受け止め方ができるのかもしれません。
                    雪氷チーム 総括主任研究員 松下拓樹
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