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第45回 寒地道路連続セミナーを開催しました
寒地道路研究グループ : 2022年12月12日
寒地道路研究グループでは寒地道路に関する様々な研究について、情報提供と意見交換の場として寒地道路連続セミナーを開催しています。さる令和4年11月29日に第45回寒地道路連続セミナー「寒地道路研究グループ 第4期 中長期計画 研究成果報告会」をオンラインにて開催しました。
本セミナーは寒地道路研究グループが第4期中長期計画(平成28年~令和3年度)の6年間に取り組んできた凍結路面対策、交通安全対策、吹雪・視程障害対策や雪崩対策等の研究の中から6つの研究テーマについて話題提供を行い、これらの研究成果を広く知っていただくことを目的としたものです。
話題提供の中では参加者の方からの質問による活発な議論も行われました。例えば、雪氷チームの大宮から講演した北海道内を対象とした気象レーダを用いた吹雪障害の推定手法においては、北海道外における吹雪障害も同様の推定手法によって予測することが可能かといった質問があり、今後の研究への展開を見据えた議論ができました。
本セミナーへは北海道開発局や地方自治体の行政機関やコンサルタントなどの民間企業から61名の申し込みがあり、希望者にはCPDを発行しました。お忙しい中、聴講いただいた方々にお礼申し上げます。寒地道路研究グループでは今後も研究成果の普及促進に努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。
▼話題提供のプログラム
▲配信会場(右端:発表者、他:運営担当)
左:主任研究員 四辻、 右:主任研究員 松島
▲話題提供