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【北の道リサーチニュース:第224号(2022年5月)】を発行しました
寒地道路研究グループ : 2022年5月27日
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【北の道リサーチニュース:第224号(2022年5月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:国際交通安全学会ラウンドアバウト研究プロジェクト第1回研究会に参加しました
(寒地交通チーム)
02:北海道技術士会インフラ技術政策研究会で講演しました(寒地交通チーム)
■研究紹介
03:(報文)XバンドMPレーダを用いた地上吹雪分布のリアルタイム推定手法の提案
(雪氷チーム)
■関連研究チームニュース
04:「電線のない街づくり支援ネットワーク」HPに当チームへの取材内容が掲載され
ました(地域景観チーム)
05:第15回北陸道路舗装会議で発表します(寒地道路保全チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:国際交通安全学会ラウンドアバウト研究プロジェクト第1回研究会に参加しました
(寒地交通チーム)
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5月19日(木)に開催された公益財団法人国際交通安全学会の2220プロジェクト
「データベース整備に基づいた日本のラウンドアバウトの実態と事例情報の発信」第1
回研究会に、宗廣主任研究員が特別研究員としてオンラインにより参加しました。
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02:北海道技術士会インフラ技術政策研究会で講演しました(寒地交通チーム)
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5月16日(月)に開催された北海道技術士会インフラ技術政策研究会第1回研究会で、
宗廣主任研究員が「国内外のラウンドアバウトの現況と将来展望」と題して講演しま
した。
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら→
https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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03:(報文)XバンドMPレーダを用いた地上吹雪分布のリアルタイム推定手法の提案
(雪氷チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/69641/
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XバンドMPレーダを用いて地上における吹雪の発生状況を面的かつリアルタイムに把
握すべく、データ解析を行った。その結果、推定された飛雪流量および視程値ともに
実測値と概ね整合することが確認された。
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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04:「電線のない街づくり支援ネットワーク」HPに当チームへの取材内容が掲載され
ました(地域景観チーム)
→ https://nponpc.net/info/10681/
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4月13日、「電線のない街づくり支援ネットワーク」HPに当チームへの取材内容が
掲載されました。この内容は、3月8日、無電柱化の技術支援や広報活動に取り組む
NPO法人「電線のない街づくり支援ネットワーク」のインターン実習生によるインタ
ビュー取材がオンラインで行われ、松田上席研究員、大部主任研究員、岩田研究員が
対応したものです(肩書きは当時)。本インタビューは「電柱・電線の有無における
景観の意識調査」というテーマで、当チームだけではなく複数の有識者を対象に行わ
れました。当チームからは、無電柱化の研究に取り組んだきっかけについて述べると
ともに、これまでの研究成果に基づいて、無電柱化による景観向上の効果や、技術的
課題をどのように克服してきたかについて話題提供しました。
インタビュー内容は電線のない街づくり支援ネットワークのHPからご覧いただけます。
→ https://nponpc.net/info/10681/
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05:第15回北陸道路舗装会議で発表します(寒地道路保全チーム)
→ hhttps://hokuriku-hoso.com/
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5月31日(火)~6月1日(水)にANAクラウンプラザ新潟で開催される上記会議
(主催:北陸道路舗装会議実行委員会(国土交通省北陸地方整備局ほか))において、
遠藤主任研究員、田中主任研究員、上野研究員が論文を発表します。
・アスファルト再生骨材の歩道路盤への有効利用とその効果に関する一検討
:遠藤主任研究員
・薬剤散布による積雪寒冷地のポットホール対策に関する一検討
:田中主任研究員(現 土木研究所 舗装チーム)
・断熱工法を用いた既設アスファルト舗装の凍上対策について:上野研究員
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[国内]
・第65回土木計画学研究発表会・春大会(自由投稿型)
期間:2022年6月4日(土)・5日(日)
場所:オンラインでの開催
講演申込み: 〆切済
投稿料:6,000円(一般・学生とも)
参加費:オンライン開催に伴う特例で一般、学生ともに無料
https://jsce-ip.org/2022/01/15/ip65/#change
・第42回交通工学研究発表会
期間:2022年8月9日(火)・10日(水)
場所:東京都内或いは近郊
講演申込み:〆切済
http://www.jste.or.jp/Online/ronbun-happyo-info.html#no3
・雪氷研究大会(2022・札幌)
期間:2022年10月2日(日)~5日(水)
場所:札幌コンベンションセンター、オンライン(ポスター発表)
https://sites.google.com/view/2022jcsir
参加登録等は以下より
https://www.seppyo.org/calendar/cat_ids~148/
[海外]
・ISHGD2022(道路幾何設計に関する第7回国際シンポジウム)
期間:2022年6月26日(日)~6月29日(水)
場所:オランダ・アムステルダム市
https://ishgd2020.org/
アブストラクト提出:〆切済
本論文提出:〆切済
最終論文提出: 〆切済
・TRB第102回年次総会(米国運輸研究会議第102回年次総会)
期間:2023年1月8日(日)~12日(木)
場所:米国・ワシントンD.C.
https://www.trb.org/AnnualMeeting/AnnualMeeting.aspx
本論文提出:2022年8月1日(月)
・PIARC第27回世界道路会議
期間:2023年10月2日(月)~6日(金)
場所:チェコ共和国プラハ市
https://www.wrc2023prague.org/
アブストラクト提出:2022年8月22日(月)
本論文提出:2023年1月31日(火)
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■編集後記
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本年度から,土木研究所の第5期中長期計画(R4~R9年度)が始まりました。一方、4月
28日に第5期国土交通省技術政策基本計画が公表されました。この基本計画では、【具体
的な技術研究開発】として、社会経済的な課題への対応を図るため、以下の6つの重点
分野の技術研究開発や、技術基準の策定等に取り組むことが謳われています。
1.防災・減災が主流となる社会の実現
2.持続可能なインフラメンテナンス
3.持続可能で暮らしやすい地域社会の実現
4.経済の好循環を支える基盤整備
5.デジタル・トランスフォーメーション
6.脱炭素化・インフラ空間の多面的な利活用による生活の質の向上
私たちも、これらの重点分野を意識して研究に取り組む所存です。
寒地道路研究グループ長 松澤 勝
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