【北の道リサーチニュース:第216号(2021年9月)】を発行しました。
寒地道路研究グループ : 2021年9月30日
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【北の道リサーチニュース:第216号(2021年9月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第44回寒地道路連続セミナー「寒地道路研究グループ研究成果報告会 ~令和2年度終了課題~」
を開催します(寒地道路研究グループ)
02:【雪氷研究大会】日本雪工学会受賞記念講演会(web開催)で講演しました。
(雪氷チーム)
■研究紹介
9月号は寒地交通チームおよび雪氷チームの研究紹介はありません
■関連研究チームニュース
03:日本都市計画学会北海道支部主催の「都市地域セミナー」にて講演しました。
(地域景観チーム)
04:「札幌市景観審議会アドバイス部会」で委員を務めました。(地域景観チーム)
05:「無電柱化施工の新たな低コスト手法」の試験施工を行い、
その様子をライブ配信しました(寒地機械技術チーム・地域景観チーム)
06:現地講習会で講師を務めます(耐寒材料チーム)
07:7ンクリート構造物の耐凍害性確保に関する調査研究小委員会成果報告会
およびシンポジウムに参加します(耐寒材料チーム)
08:第21回コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウムに
参加します(耐寒材料チーム)
09:北海道開発局の道路構造物管理実務者研修で講師を務めます(耐寒材料チーム)
10:土研新技術ショーケース2021in広島に参加します(寒地道路保全チーム)
11:土研新技術ショーケース2021in仙台に参加します(耐寒材料チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:第44回寒地道路連続セミナー「寒地道路研究グループ研究成果報告会 ~令和2年度終了課題~」
を開催します(寒地道路研究グループ)
くわしくはこちらをご覧下さい。
→ https://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000096.html
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第44回寒地道路連続セミナー「寒地道路研究グループ研究成果報告会 ~令和2年度終了課題~」
を開催します。
主催:寒地土木研究所
開催日:2021年10月28日(木)
場所:オンライン開催 (ZOOMによる配信)
参加費:無料
※本セミナーは、土木学会認定継続教育プログラム(CPD)対象予定です
申込方法
→参加ご希望の方は、以下①~⑤についてご記入のうえ、メールタイトルを
「第44回寒地道路連続セミナー申込み」とし、担当の大宮(somiya【at】ceri.go.jp ※【at】
は@に変更してください)までメールにてお申し込み下さい(申込み〆切:10月21日(木))
①会社名(団体名)
②部署
③氏名
④電話番号
⑤メールアドレス
※お申し込みいただいたメールアドレスに対し、セミナー当日のZOOM情報をお送りさせて頂きます。
なお、お申込みいただいたのち、3日以内に申込み確認のメールを送らせて頂きます。
確認メールが届かない場合には、お手数ですが下記までご連絡いただければと思います。
問合せ先(申込み先):
国立研究開発法人 土木研究所寒地土木研究所 寒地道路研究グループ 雪氷チーム(大宮・菅原)
電話:011-841-1746
FAX:011-841-9747
寒地道路研究グループから、以下の3件の話題提供を行います。
「車載カメラの画像による深層学習を用いた視程障害検知技術について」
→ 雪氷チーム 大久保主任研究員
「2車線道路におけるワイヤロープ式防護柵の活用促進に関する研究」
→ 寒地交通チーム 平澤総括主任研究員
「積雪寒冷地におけるラウンドアバウトの動向と冬期維持管理」
→ 寒地交通チーム 宗広主任研究員
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02:【雪氷研究大会】日本雪工学会受賞記念講演会(web開催)で講演しました。
(雪氷チーム)
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令和3年9月15日(水)に【雪氷研究大会】日本雪工学会受賞記念講演会が有り、
雪氷チームから学術奨励賞を受賞した櫻井研究員が記念講演を行いました。
演題:「空隙率を指標とした防雪林の防風・防雪効果把握の可能性」
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら→
https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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9月号は寒地交通チームおよび雪氷チームの研究紹介はありません
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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03:日本都市計画学会北海道支部主催の「都市地域セミナー」にて講演しました。
(地域景観チーム)
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9月1日(水)、標記セミナーがOn-lineにて開催され、松田上席研究員が以下の講
演を行い、このあと学会員とディスカッションを行いました。
講演テーマ:
「道の駅は地域の"よりどころ"になり得るか?」/松田上席研究員
車の利用が多い北海道では、人口減少・中心市街地の空洞化などにより、地域の賑
わいが衰退しており、"新たな地域のよりどころ"が求められています。その期待と
して「道の駅」について、その可能性とよりどころにするための方策について提案し
ました。
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04:「札幌市景観審議会アドバイス部会」で委員を務めました。(地域景観チーム)
→ https://www.city.sapporo.jp/keikaku/keikan/singikai/keikan_advice/r02_4.html
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9月2日(木)、「令和3年度第2回札幌市景観審議会アドバイス部会」がOn-line会
議にて開催され、松田上席研究員が委員として技術的な助言しました。
景観プレ・アドバイスとは、景観形成上重要な建造物について、景観法等に基づく
届出の手続きに先立ち、計画または設計の早い段階で専門家がアドバイスを行う制度
で、設計段階の事業は公開で行われます。
今回は、設計段階として高層マンションと大型ホテル及び公開緑地が計画されてい
る北6東2再整備事業について、意見交換及び景観デザインに関する助言を行いました。
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05:「無電柱化施工の新たな低コスト手法」の試験施工を行い、
その様子をライブ配信しました(寒地機械技術チーム・地域景観チーム)
→ https://www.ceri.go.jp/contents/date/file/20210827.pdf
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9月2日(木)、国道5号の七飯町赤松街道で進められている電線共同溝工事におい
て、北海道開発局函館開発建設部と連携し、低コスト化手法の試験施工とそのライブ
配信を行いました。
この試験施工は、郊外部での無電柱化施工のスピードアップ及び低コスト化の検証
を目的に行われ、寒地機械技術チームと当チームが技術開発に取り組んだ「トレンチャ
ーによる掘削」及び「"浅く""小さい"省力化断面」を試行しました。
当日は、技術の普及を目的に、道路管理者や電線事業車などを対象にしたライブ配
信を行い、多数の技術者の参加をいただきました。参加者からは、トレンチャー掘削
の最小曲線半径や大型ダンプとの組み合わせ、街路樹の根の影響など、現場導入を想
定した多くの質問がありました。
また、当日の様子はテレビ放送を始め、函館新聞や業界紙で報道されました。
▼STVどさんこワイド179で報道されました。
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06:現地講習会で講師を務めます(耐寒材料チーム)
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10月1日(金)に稚内開発建設部、10月14日(木)に釧路開発建設で開催される
現地講習会(主催:寒地土木研究所、北海道開発局)において、遠藤主任研究員と
長谷川研究員が講師を務めます。
講演題目
稚内(10/1)
「シラン系表面含浸材によるコンクリート補修に関する話題」(遠藤主任研究員)
釧路(10/14)
「耐寒剤を用いたコンクリートの施工管理と対策について」(長谷川研究員)
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07:コンクリート構造物の耐凍害性確保に関する調査研究小委員会成果報告会および
シンポジウムに参加します(耐寒材料チーム)
http://www.jsce.or.jp/committee/concrete/event/359_sympo.pdf
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10月8日(金)にオンラインで開催される上記成果報告会およびシンポジウム
(主催:土木学会359委員会)において、耐寒材料チームから吉田主任研究員と
遠藤主任研究員が参加し、成果報告を発表します。
「塩化物作用下におけるスケーリング抵抗性の促進評価試験法に関する研究」
(吉田主任研究員)
「凍結防止剤散布環境下における耐凍害性向上のための適切な配合設計に
関する暴露実験」(遠藤主任研究員)
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08:第21回コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウムに
参加します(耐寒材料チーム)
http://conresin.jsms.jp/
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10月15日(木)~16日(金)にオンラインで開催される上記シンポジウム
(主催:公益社団法人日本材料学会)において、耐寒材料チームから
遠藤主任研究員、内田研究員が参加し、論文を発表します。
「塩化物イオンを含む鉄筋コンクリートへのシラン系表面含浸材の適用による
腐食抑制効果と適用限界」(遠藤主任研究員)
「超速硬モルタルを用いたRC床版上面の部分補修に関する実験的検討」(内田研究員)
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09:北海道開発局の道路構造物管理実務者研修で講師を務めます(耐寒材料チーム)
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橋梁初級Ⅱ:内藤主任研究員,長谷川研究員(10/20)
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10:土研新技術ショーケース2021in広島に参加します(寒地道路保全チーム)
https://www.pwri.go.jp/jpn/about/pr/event/2021/0401/schedule.html
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10月14日(木)に広島市の広島国際会議場で開催される上記ショーケース
(主催:土木研究所)において、田中研究員が講演します。
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11:土研新技術ショーケース2021in仙台に参加します(耐寒材料チーム)
https://www.pwri.go.jp/jpn/about/pr/event/2021/0401/schedule.html
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10月28日(木)に仙台市のフォレスト仙台で開催される上記ショーケース
(主催:土木研究所)において、遠藤主任研究員が講演します。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/ (携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[国内]
・RESTECフォーラム2021
期間:2021年10月15日(金)13:00~17:40
場所:オンライン開催(Zoom Webinar/YouTube Live配信)
プログラム:https://www.restec.or.jp/techreport-2021.html
申込みWebページ:https://symp.jp/restec2021/
参加申込み〆切日:2021年10月12日
参加料:無料
・九州建設技術フォーラム2021
期間:2021年10月25日(月) 13:00~17:00
2021年10月26日(火) 10:00~16:30
場所:福岡国際会場(福岡市博多区)
入場料:無料
プログラム:http//www.cag-forum.com
・第34回日本道路会議
期間:2021年11月4日(木)~11月5日(金)
場所:都市センターホテル(東京)
http://www.road.or.jp/conference/
発表申込:〆切済み(2021年5月31日(月))
・第37回寒地技術シンポジウム
期間:2021年11月17日(水)~19日(金)
場所:札幌市教育文化会館
http://www.decnet.or.jp/project/ctc/
発表申込:2021年8月6日(金) 〆切
・第3回JSTEシンポジウム愛媛
期間:2021年12月2日(木)・3日(金)
場所:松山市総合コミュニティセンター
http://www.jste.or.jp/Event/jstesympo03.pdf
https://www.cul-spo.or.jp/comcen/access
・第64回土木計画学研究発表会・秋大会
期間:2021年12月3日(金)・4日(土)・5日(日)
場所:Zoomを使ったオンライン形式で開催(開催協力校 福島大学)
企画論文部門
企画テーマの応募:〆切済み(2021年6月18日(金))
スペシャルセッション部門
テーマの申請:〆切済み(2021年6月18日(金))
https://jsce-ip.org/biannual-conference/
・第19回ITSシンポジウム2021
期間:令和3年12月9日(木)~10日(金)
場所:長良川国際会議場
査読あり投稿〆切済み
査読なし投稿〆切済み
https://www.its-jp.org/event/its_symposium/19th2021/
・ゆきみらい2022in白山
期間:令和4年1月27日(木)~28日(金)
場所:松任文化会館ピーノ、白山郷公園(石川県)
論文申込書〆切済み
概要論文・本論文〆切:令和3年10月20日(水)
http://www.hrr.mlit.go.jp/yukimirai-hakusan/index.html
・土木学会北海道支部
期間:令和4年1月29日(土)~1月30日(日)
場所:函館工業高等専門学校(対面形式)またはハイブリッド・オンライン開催
・第36回北方圏国際シンポジウム
期間:令和4年2月21日(月)~2月23日(水)
場所:紋別市
申込〆切:令和3年12月3日(金)、要旨〆切:令和4年1月11日(火)
http://okhotsk-mombetsu.jp/okhsympo/subject/1stcircr.html
[海外]
・TRB 101th Annual Meeting (第101回米国運輸研究会議年次総会)
期間:1月9日(火)~13日(金)
場所:米国・ワシントンD.C.
本論文提出:2021年8月1日 〆切
・PIARC第16回国際冬期道路会議
期間:2022年2月7日~11日
場所:完全バーチャル開催
https://www.piarc-calgary2022.org/
アブストラクト提出:2021年1月31日 〆切
https://abstracts-calgary2022.piarc.org/en/guidances.htm
・ISHGD2022(道路幾何設計に関する第6回国際シンポジウム)
期間:2022年6月26日(日)~6月29日(水)
場所:オランダ・アムステルダム市
https://ishgd2020.org/
アブストラクト提出:2021年6月1日-9月1日
本論文提出:2021年10月1日-2022年1月1日
最終論文提出:2022年3月1日
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■編集後記
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皆さんコロナワクチンの接種はお済みでしょうか。当チームでも皆苦労して予約を行い、
半数が2回接種を完了したところですが、集団接種はすぐに定員に達するため、まだ予約
が出来ない人もいます。
コロナ禍となってからは学会や会議の多くがweb会議ですが、10月には寒地土研にもzoom
が導入されます。
記事の中でも告知しましたが、久しぶりに寒地道路連続セミナーを開催し、昨年度で
終了し取りまとめた成果をご紹介しますので関心のある方は参加をご検討下さい。
雪氷チーム 上席研究員 西村敦史
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