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【北の道リサーチニュース:第215号(2021年8月)を発行しました。

寒地道路研究グループ : 2021年8月30日

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【北の道リサーチニュース:第215号(2021年8月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第41回交通工学研究発表会で発表しました(寒地交通チーム)
02:自動車安全技術検討会議で発表しました(寒地交通チーム)
03:雪氷研究大会で研究発表します(雪氷チーム)
04:令和3年度 寒地技術講習会で講師を務めます(雪氷チーム)
■研究紹介
05:(7月号報文)都市内道路における堆雪の形成を考慮した交通性能モデルの構築
 について(寒地交通チーム)
06:(7月号技術資料)ラウンドアバウトにおける大型車ドライバーの走行性・安全
 性評価の推移について(寒地交通チーム)
■関連研究チームニュース
07:令和3年度 土木学会全国大会 in 関東 オンラインで発表します
(耐寒材料チーム,寒地道路保全チーム)
08:北方森林学会の「北方林業」に論文を寄稿しました。(地域景観チーム)
09:土木学会「令和3年度全国大会 第76回年次学術講演会」で発表します。(地域景観チーム)
10:令和3年度 寒地技術講習会で講師を務めます
(寒地道路保全チーム)(寒地構造チーム)(防災地質チーム)(寒地地盤チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:第41回交通工学研究発表会で発表しました(寒地交通チーム)
→ http://www.jste.or.jp/Event/happyo41_web.pdf
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 8月10日(火)~11日(水)、Webで開催された第41回交通工学研究発表会で以下の論文
を発表しました。
・ワイヤロープ式防護柵の性能向上に関する研究開発について:平澤総括主任研究員
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02:自動車安全技術検討会議で発表しました(寒地交通チーム)
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 8月27日(金)に、札幌市内で開催された「自動車安全技術検討会議」(主催:北
海道庁)で、「自動運行補助施設について」と題し、宗広主任研究員が発表しました。
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03:雪氷研究大会で研究発表します(雪氷チーム)
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9月13日(月)~16日(木)にオンラインで開催されます雪氷研究大会で以下の発表を
行います。

 発表テーマ:吹走距離の異なる2地点における吹雪量の解析
-北海道弟子屈町での2021年1月8日の観測-(武知研究員)
発表テーマ:一回の極端な暴風雪の厳しさを評価する指標の検討
       -その2:暴風雪の強度・広がり・継続時間に着眼した解析-(原田主任研究員) 
 発表テーマ:アメダスを用いた降雪量推定(1):関東地方を対象とした試算(大宮研究員)
 発表テーマ:アメダスを用いた降雪量推定(2):北海道石狩地方を対象とした試算(菅原研究員)
 発表テーマ:雲粒の付着の少ない降雪結晶による乾雪表層雪崩事例について(松下主任研究員)
発表テーマ:一回の極端な大雪の厳しさを評価する指標の検討
       -その1:大雪の強度・広がり・継続時間に着眼した評価指標の設定-(原田主任研究員)
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04:令和3年度 寒地技術講習会において講師を務めます(雪氷チーム)
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 9月21日(火)にオンラインで開催される上記講習会(主催:北海道開発局)にお
いて、松下主任研究員が講師を務めます。
 講義名:雪崩の危険度評価について
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら→
  https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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05:(7月号報文)都市内道路における堆雪の形成を考慮した交通性能モデルの構築に
 ついて(寒地交通チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/65857/
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 本研究は、札幌市内の道路を対象とし、定点に設置した観測カメラから取得した画
像を用いて交通データを集計・整理し、堆雪の形成に伴う道路交通性能の変動につい
て示すとともに、モデル化を試行したので、報告する。
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06:(7月号技術資料)ラウンドアバウトにおける大型車ドライバーの走行性・安全性
 評価の推移について(寒地交通チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/65863/
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 本研究は、大型車ドライバーを対象とし、セミトレーラ連結車による走行実験、及
び運送会社10社の大型車ドライバーを対象とし、2019年と2020年を対象とし、走行性
・安全性とラウンドアバウトの交通ルールの理解度に関するアンケート調査を行った
ので、報告する。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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07:令和3年度 土木学会全国大会 in 関東 オンラインで発表します
(耐寒材料チーム,寒地道路保全チーム)
  http://www.jsce.or.jp/taikai2021/
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 9月9日(木)~9月10日(金)にオンラインで開催される上記大会(主催:土木学会)
の第76回年次学術講演会において,耐寒材料チーム,寒地道路保全チームから下記の
論文を発表します。
(耐寒材料チーム)
「寒冷地用塗料の耐久性に関する検討」(林田主任研究員)
「塩化物作用下のスケーリング促進試験における試験前養生と吸水の影響」(吉田主任研究員)
「塩害とASRの複合劣化挙動および対策に関する基礎的研究(遠藤主任研究員)」
「収縮低減型混和剤を用いたコンクリートの乾燥収縮によるひび割れ抵抗性」(山内研究員)
(寒地道路保全チーム)
「橋面舗装端部の目地材料の低温時および高温時の性能に関する一検討」(星主任研究員)
「路肩切削・研削処理による融雪水の車線流入抑制に関する一検討」(佐藤(圭)研究員)
「歩道路盤へのアスファルト再生骨材の適用性とその効果について」(井谷研究員)
「積雪寒冷地で用いられている再生アスファルト混合物に対する再生用添加剤成分の影響」(上野研究員)
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08:北方森林学会の「北方林業」に論文を寄稿しました。(地域景観チーム)
 → https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000033.html
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 北方森林学会が発刊する「北方林業」の2021年夏号にて、「木材利用の新しい潮流-士木利用-」
と題する特集にて、地域景観チームの笠間研究員が論文を寄稿しました。

北方林業 通巻第807号(2021 Vol.72 No.3 Summer)
特集 <木材利用の新しい潮流-士木利用->

・北海道の道路における木材利用の課題と可能性について
 笠間聡(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

北方林業 通巻第807号 の詳細はこちら↓
http://lab.agr.hokudai.ac.jp/jfs-h/index.php?%CB%CC%CA%FD%CE%D3%B6%C8
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09:土木学会「令和3年度全国大会 第76回年次学術講演会」で発表します。(地域景観チーム)
 → https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000034.html
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 令和3年9月9日(木)~10日(金)にオンラインで開催される標記発表会にて、
榎本研究員が以下の口頭発表を行います。

第Ⅳ部門「交通制御」セッション
・交通安全機能を高めるラウンドアバウト中央島のランドスケープ設計の考え方
 地域景観チーム 榎本研究員(共著:増澤諭香・松田泰明・太田広・宗広一徳)

また、以下の共著論文が発表されます。

第Ⅳ部門「土地利用・地域特性」セッション
・[共著]環状交差点のランドマーク機能活用の可能性
 太田研究調整監(共著:榎本碧・増澤諭香・松田泰明)

土木学会 全国大会委員会「令和3年度全国大会 第76回年次学術講演会」の詳細はこちら↓
https://committees.jsce.or.jp/zenkoku/ 
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10:令和3年度 寒地技術講習会で講師を務めます
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 9月21日(火)にオンラインで開催される上記講習会(主催:北海道開発局)において、
各研究チームから以下の講義および講師を務めます。
 
 ・講義名:アスファルト舗装損傷、補修対策と基本的知識(寒地道路保全チーム:星主任研究員)
 ・講義名:道路橋の長寿命化のための調査・対策技術(寒地構造チーム:中村主任研究員)
 ・講義名:融雪による斜面崩壊に対応した点検着目点と融雪を考慮した事前通行規制
      基準(案)の考え方(防災地質チーム:日外総括主任研究員)
 ・講義名:「補強土壁チェックシート」を活用した品質管理法について(寒地地盤チーム:橋本主任研究員)
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/

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■道内・国内・海外ニュース
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[国内]
・北海道の気候変動に関するセミナー
期間:2021年9月2日(木) 9:30~12:00
場所:オンライン開催(WebEX Eventsを使用)
申し込みはこちらのURLから↓
https://janus.webex.com/mw3300/mywebex/default.do?nomenu=true&siteurl=janus&service=6&rnd=0.7309910670042153&main_url=https%3A%2F%2Fjanus.webex.com%2Fec3300%2Feventcenter%2Fevent%2FeventAction.do%3FtheAction%3Ddetail%26%26%26EMK%3D4832534b000000055a59b8bd34c4e9d3752814e46f611e89e89f12a8f0ceaff80a5b4f58576edb42%26siteurl%3Djanus%26confViewID%3D199801631600021715%26encryptTicket%3DSDJTSwAAAAW4hAULbZ5qbwHYp2O7KPJdiFoxCZKTXJwuNMYNjk4IJg2%26

・第24回日本気象学会中部支部主催 公開気象講座2021(オンライン)「豪雪」
期間:2021年9月5日(日) 13:00-15:30
場所:オンライン形式で開催
申し込みはこちらのURLから→ https://www.metsoc.jp/chubu/koukaikouza.html

・令和3年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:2021年9月6日(月)~10日(金)
 場所:オンライン開催
 https://committees.jsce.or.jp/zenkoku/

・雪氷研究大会(2021・オンライン)
期間:2021年9月13日(月)~16日(木)
 場所:オンライン開催 
 https://www.seppyo.org/activity/meeting/
 発表〆切:〆切済み(2021年7月5日(月))

・第32回交通工学実技講習会
 期間:2021年9月27日(月)~29日(水)
 場所:尚友倶楽部会議室(2021年9月28日,29日)
    27日はZoomオンラインによる受講
 http://www.jste.or.jp/Event/jitugi32.pdf

・第34回日本道路会議
 期間:2021年11月4日(木)~11月5日(金)
 場所:都市センターホテル(東京)
 http://www.road.or.jp/conference/
 発表申込:〆切済み(2021年5月31日(月))

・第37回寒地技術シンポジウム
期間:2021年11月17日(水)~19日(金)
 場所:札幌市教育文化会館
http://www.decnet.or.jp/project/ctc/
 発表申込:2021年8月6日(金) 〆切

・第3回JSTEシンポジウム愛媛
期間:2021年12月2日(木)・3日(金)
 場所:松山市総合コミュニティセンター
 http://www.jste.or.jp/Event/jstesympo03.pdf
 https://www.cul-spo.or.jp/comcen/access 

・第64回土木計画学研究発表会・秋大会
 期間:2021年12月3日(金)・4日(土)・5日(日)
 場所:Zoomを使ったオンライン形式で開催(開催協力校 福島大学)
 企画論文部門
企画テーマの応募:〆切済み(2021年6月18日(金))
スペシャルセッション部門
 テーマの申請:〆切済み(2021年6月18日(金))
https://jsce-ip.org/biannual-conference/

[海外]
・TRB 101th Annual Meeting (第101回米国運輸研究会議年次総会)
 期間:1月9日(火)~13日(金)
 場所:米国・ワシントンD.C.
 本論文提出:2021年8月1日 〆切

・PIARC第16回国際冬期道路会議
 期間:2022年2月7日~11日
 場所:完全バーチャル開催
 https://www.piarc-calgary2022.org/
 アブストラクト提出:2021年1月31日 〆切
 https://abstracts-calgary2022.piarc.org/en/guidances.htm

・ISHGD2022(道路幾何設計に関する第6回国際シンポジウム)
 期間:2022年6月26日(日)~6月29日(水)
 場所:オランダ・アムステルダム市
 https://ishgd2020.org/
 アブストラクト提出:2021年6月1日-9月1日
 本論文提出:2021年10月1日-2022年1月1日
 最終論文提出:2022年3月1日
  
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■編集後記
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 今年の札幌の暑い夏も、オリンピックのマラソン・競歩の終了とともに一息つき、
パラリンピックの開幕をむかえ過ごしやすくなって参りました。
 研究所にとって今年度は中長期目標・計画の最終年であり、6年間の研究の総括を行い
その活動の評価を受ける非常に重要な時期を迎えます。しかし、同時に来年度から始まる
次期中長期の準備の年でもあります。良いスタートをきり最善のゴールを迎えられるよう、
準備も怠りなく進める時期でもあります。

                           寒地交通チーム 畠山 乃
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