北の道

HOME > メールニュース一覧 > メールニュース

【北の道リサーチニュース:第210号(2021年3月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2021年3月26日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【北の道リサーチニュース:第210号(2021年3月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■寒地道路研究グループニュース
01:ラウンドアバウト研究プロジェクト第4回研究会に参加しました(寒地交通チーム)
02:令和3年度 空知建設業協会 現場技術研修会で講演します(寒地交通チーム)
03:「ハバロフスク日本センター主催WEBセミナー」で講演します(寒地交通チーム)
■研究紹介
04:(報文)大型車に対応したランブルストリップスの研究開発について
 (寒地交通チーム)
05:(技術資料)凍結防止剤散布支援技術の構築および実道における検証について
 (寒地交通チーム)
■関連研究チームニュース
06:「令和2年度 景観勉強会」で講師を務めました。(地域景観チーム)
07:「札幌市景観審議会」で委員を務めました。(地域景観チーム)
08:「札幌市景観審議会アドバイス部会」で委員を務めました。(地域景観チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■寒地道路研究グループニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01:ラウンドアバウト研究プロジェクト第4回研究会に参加しました(寒地交通チーム)
----------------------------------------------------------------------------
 2月19日(金)にオンライン開催された公益財団法人国際交通安全学会の2007Aプロ
ジェクト「日本のラウンドアバウトデータベースと事例集の整備」第4回研究会に、宗
広主任研究員が特別研究員として参加しました。

----------------------------------------------------------------------------
02:令和3年度 空知建設業協会 現場技術研修会で講演します(寒地交通チーム)
----------------------------------------------------------------------------
 4月12日(月)に、岩見沢市内で開催される「令和3年度 空知建設業協会 現場技術
研修会」で、「自動運行補助施設とラウンドアバウト」と題し、宗広主任研究員が講
演します。

----------------------------------------------------------------------------
03:「ハバロフスク日本センター主催WEBセミナー」で講演します(寒地交通チーム)
----------------------------------------------------------------------------
 4月14日(水)~15日(木)にオンライン開催される「ハバロフスク日本センター
主催WEBセミナー」で、「寒冷地における道路建設」と題し、宗広主任研究員が講演
します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら→
  https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
04:(報文)大型車に対応したランブルストリップスの研究開発について
 (寒地交通チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/65632/
----------------------------------------------------------------------------
 大型車に対して警告効果が期待できるランブルストリップスを目指し、溝が大きく
深い規格を苫小牧寒地試験道路に試験施工し走行試験を実施した結果、軽自動車、二
輪車への安全性も考慮し、横幅500mm、深さ18mmを推奨規格とした。

----------------------------------------------------------------------------
05:(技術資料)凍結防止剤散布支援技術の構築および実道における検証について
 (寒地交通チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/65633/
----------------------------------------------------------------------------
 本研究では、経験に左右されず、かつ一人乗車でも安全で確実な凍結防止剤散布作
業を可能にする凍結防止剤散布支援システムを構築し、実道において散布支援種別に
よる散布作業にもたらす効果について検証した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
06:「令和2年度 景観勉強会」で講師を務めました。(地域景観チーム)
 → https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000022.html 
----------------------------------------------------------------------------
 2月25日(木)、北海道開発局が開催する局内職員向けの「令和2年度 景観勉強会」
において、松田上席研究員と笠間研究員が講師を務めました。
 勉強会はオンラインによるWEB会議形式で開催され、全道の開発局の各部所等から
40名ほどが参加しました。

開催日 :2月25日(木)
開催方法:オンライン開催
主催  : 北海道開発局 開発監理部 開発連携推進課
講義  :
・景観の見方と理解の仕方-公共事業と景観・デザインについて-
:松田上席研究員
・公共事業における景観配慮と空間デザインの方法:笠間研究員

----------------------------------------------------------------------------
07:「札幌市景観審議会」で委員を務めました。(地域景観チーム)
 → https://www.city.sapporo.jp/keikaku/keikan/singikai/kaisai
   /kaisaiannnair2_3.html
----------------------------------------------------------------------------
 3月2日(火)、「令和2年度第3回札幌市景観審議会」が北海道経済センタービルに
て開催され、松田上席研究員が審議委員として出席しました。
 今回の審議会では、新さっぽろ駅周辺地区景観まちづくり指針(最終案)の他、景
観重要建造物の指定、及び札幌景観資産の指定候補について審議しました。

----------------------------------------------------------------------------
08:「札幌市景観審議会アドバイス部会」で委員を務めました。(地域景観チーム)
 → https://www.city.sapporo.jp/keikaku/keikan/singikai/keikan_advice
   /r02_4.html
----------------------------------------------------------------------------
 3月4日(木)、「令和2年度第4回札幌市景観審議会アドバイス部会」が札幌テレビ
塔会議室にて開催され、松田上席研究員が委員として助言しました。
 景観プレ・アドバイスとは、景観形成上重要な建築物等について、景観法等に基づ
く届出の手続きに先立ち、計画の早い段階で専門家がアドバイスを行う制度で、構想
段階の事業は非公開ですが、設計段階の事業は公開で行われます。
 今回は、設計段階として中央区の北陸銀行ビルの建て替えに伴う「仮称:ほくほく
札幌ビル」について意見交換及び設計内容について広く助言を行いました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■道内・国内・海外ニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[国内]
・気象学会2021年度春季大会
 期間:2021年5月18日(火)~21日(金)を含む1週間程度
 場所:筑波大学大学会館及びオンライン
 https://www.metsoc.jp/meetings/2021s
 講演申込:〆切済
 参加登録:2021年5月12日(水)〆切

・2021年度雪氷学会北海道支部研究発表会
 期間:2021年5月28日(金)~5月29日(土)
 場所:北海道大学 学術交流会館 第一会議室
 https://www.seppyo.org/hokkaido/news/2021conf
 発表申込: 4月19日(月)〆切

・第34回日本道路会議
 期間:2021年11月4日(木)~11月5日(金)
 場所:都市センターホテル(東京)
 http://www.road.or.jp/conference/
 (募集・申込等の詳細は3月公表予定)

[海外]
・TRB 101th Annual Meeting (第101回米国運輸研究会議年次総会)
期間:1月9日(火)~13日(金)
場所:米国・ワシントンD.C.
本論文提出:2021年8月1日 〆切済み

・ISHGD2022(道路幾何設計に関する第6回国際シンポジウム)
 期間:2022年6月26日(日)~6月29日(水)
 場所:オランダ・アムステルダム市
 https://ishgd2020.org/
 アブストラクト提出:2021年6月1日-9月1日
 本論文提出:2021年10月1日-2022年1月1日
 最終論文提出:2022年3月1日

・PIARC第16回国際冬期道路会議
 期間:2022年2月8日~11日
 場所:完全バーチャル開催
https://www.piarc-calgary2022.org/
 アブストラクト提出:2021年1月31日 〆切済み
 https://abstracts-calgary2022.piarc.org/en/guidances.htm

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 北海道では昨年、降雪量が史上最小でしたが、今年はどうだったのか調べてみまし
た。 3月22日現在のアメダスの積雪量を見ると、空知地方と上川地方では平年値より
も多い地点が目立っていますが、それ以外はほとんどの地点で下回っていることから
北海道全体としては平年よりも小雪だったのではないでしょうか。札幌市も平年比18
%と非常に少なく、個人的には徒歩通勤がとても楽だった気がします。一方で岩見沢
市では、未だに積雪が120cmもあり平年比194%です。 3月には雪の重みで建物の屋根
が崩落し、国道が通行止めになる事象も起きました。雪は少ない方が生活するのには
楽ですが、スキー場が雪不足で困るなどの影響もあるので、やはりほどほどが一番で
はないでしょうか。
                     寒地交通チーム上席研究員 佐藤昌哉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< メールニュース一覧へ

Copyright 2023 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所 All Rights Reserved