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【北の道リサーチニュース:第207号(2020年12月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2020年12月24日

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【北の道リサーチニュース:第207号(2020年12月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:土研新技術ショーケース2020 in 新潟で発表します
 (寒地交通チーム、耐寒材料チーム、寒地地盤チーム)
02:寒地土木研究所 現地講習会で発表しました(寒地交通チーム)
03:第2回JSTEシンポジウムで発表しました(寒地交通チーム)
04:土研新技術セミナーin札幌で発表します(寒地交通チーム、耐寒材料チーム)
■研究紹介
■関連研究チームニュース
05:「第36回寒地技術シンポジウム」にて発表および技術展示を行いました
 (地域景観チーム)
06:「2020年度日本都市計画学会北海道支部研究発表会」で発表&受賞しました
(地域景観チーム)
07:国際協力機構JICA、経済開発部の「道の駅」勉強会の講師を務めました
(地域景観チーム)
08:土木学会「第16回景観・デザイン研究発表会」で発表しました(地域景観チーム)
09:土研新技術ショーケース2021in大阪に参加します(耐寒材料チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:土研新技術ショーケース2020 in 新潟で発表します
 (寒地交通チーム、寒地地盤チーム、耐寒材料チーム)
→ https://www.ceri.go.jp/contents/showcase/2020niigata_2.html
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 8月開催予定でしたが、コロナ感染拡大のために中止になっていた「土研新技術
ショーケース2020 in 新潟」がオンライン配信で開催されることになりました。寒地
交通チームの平澤総括主任研究員、寒地地盤チームの橋本主任研究員、耐寒材料チーム
の遠藤主任研究員が以下の発表を行います。

土研新技術ショーケース2020 in 新潟
 日時:令和3年1月19日(火)9:00~令和3年1月25日(月)17:00
 開催方法:オンライン配信(YouTube限定公開・録画形式)
 申し込み期間:令和2年12月18日(金)~令和3年1月25日(月)12:00

【寒地交通チーム】
・大型車対応ランブルストリップス:平澤総括主任研究員

【寒地地盤チーム】
・砕石とジオテキスタイルを用いた低コスト地盤改良技術(グラベル基礎補強工法)
 :橋本主任研究員

【耐寒材料チーム】
・コンクリート構造物における表面含浸材の適用手法:遠藤主任研究員

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02:寒地土木研究所 現地講習会で発表しました(寒地交通チーム)
→ https://chouseikan.ceri.go.jp/suishin/pdf/R02gentikousyuu-wakkanai201125.pdf
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 寒地土木研究所 現地講習会(稚内)で寒地交通チームの中村研究員が以下の発表
を行いました。

・積雪寒冷地におけるラウンドアバウトの導入について:中村研究員

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03:第2回JSTEシンポジウムで発表しました(寒地交通チーム)
→ http://www.jste.or.jp/Event/jstesympo02_full.pdf
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 12月3日(木)~4日(金)にオンライン開催された第2回JSTEシンポジウムのセッシ
ョン「交通問題解決に向けた画像解析の現状と今後の展開」で、寒地交通チームの宗
広主任研究員が以下の発表を行いました。

・積雪寒冷地の交通分野における画像解析の取組み:(宗広主任研究員)

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04:土研新技術セミナーin札幌で発表しました(寒地交通チーム、耐寒材料チーム)
→ https://www.ceri.go.jp/contents/shingijyutu/2020sapporo.html
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 12月10日に開催された土研新技術セミナーin札幌は、録画映像を令和3年1月28日(木)
よりWebで配信されます。寒地交通チームの齊田研究員、耐寒材料チームの遠藤主任研
究員が以下の発表を行います。

土研新技術セミナーin札幌
 日時:令和3年1月28日(木)9:00~2月3日(水)17:00
 開催方法:オンライン配信(YouTube限定公開・録画形式)

【寒地交通チーム】
・冬期路面管理支援システム:齊田研究員

【耐寒材料チーム】
・超音波によるコンクリートの凍害劣化点検技術(表面走査法):遠藤主任研究員

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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら→
  https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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(2020年12月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)

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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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05:「第36回寒地技術シンポジウム」にて発表および技術展示を行いました
 (地域景観チーム) 
→  https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000013.html
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 令和2年11月25日(水)~26日(木)に開催された寒地技術シンポジウムにて、
榎本研究員が発表しました。また、大部主任研究員、笠間研究員、榎本研究員が技術
展示をしました。

開催日 :令和2年11月25日(水)~26日(木)
開催方法:現地およびオンライン開催(会場:札幌コンベンションセンター)
主催  :一般社団法人北海道開発技術センター

発表(11月26日):
・欧州におけるラウンドアバウト修景緑化の事例調査:榎本研究員

技術展示(12月18日まで下記ウェブページより公開されています):
・道路景観向上のための技術支援ツール:大部主任研究員
・北海道の色彩ポイントブック:北海道および積雪寒冷地の道路施設の色彩検討の
手引きについて:笠間研究員
・北海道の道路緑化に関する技術資料(案):榎本研究員
・郊外部で無電柱化を効果的に推進するための『無電柱化ポイントブックシリーズ』
 :大部主任研究員

 技術展示はこちらからご覧ください。(12月18日まで公開)
 寒地技術シンポジウム 技術展示 ウェブページ↓
 http://www.decnet.or.jp/project/ctc/36exhibition.php

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06:「2020年度日本都市計画学会北海道支部研究発表会」で発表&受賞しました
(地域景観チーム) 
→  https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000014.html
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 令和2年11月28日(土)、「日本都市計画学会北海道支部研究発表会」がオンライ
ン形式にて開催され、松田上席研究員と岩田研究員が研究発表しました。
 また、松田上席研究員が優秀賞を受賞しました。昨年に引き続き2年連続の受賞と
なります。

開催日 :11月28日(土)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
主催  :日本都市計画学会北海道支部

研究発表:
・自治体の景観計画からみた観光資源としての道路景観の活用に関する課題:
 松田上席研究員
・高圧送電線の地中化計画および事業手法に関する欧米の事例調査-デンマーク・
 英国・米国の事例から-:岩田研究員

表彰受賞:
優秀賞
・自治体の景観計画からみた観光資源としての道路景観の活用に関する課題:
 松田上席研究員

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07:国際協力機構JICA、経済開発部の「道の駅」勉強会の講師を務めました
(地域景観チーム) 
→  https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000015.html
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 令和2年12月1日(火)、国際協力機構JICAの経済開発部の依頼により、松田上席研
究員が「中南米地域への日本の「道の駅」モデルの導入による地域開発に関する勉強
会」の講師を務めました。
 本勉強会は、本年から開始されたニカラグアにおける日本の「道の駅」の導入によ
る地域開発プロジェクト、及び現在エルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラを対
象に国際協力を行っているOVOP(一村一品活動)について、地域で開発された地場産
品の販売拠点として期待される、日本の「道の駅」モデルの導入に向け、これを支援
するJICA職員及び派遣専門家の技術支援ノウハウの向上を目指して開催されました。
 勉強会には、JICA職員と現地への派遣専門家が参加し、熱心に議論されました。

開催日 :12月1日(月)
開催方法:オンライン開催
主催  :国際協力機構JICA

講義  :
・国際協力を通じた日本の「道の駅」モデルの海外への技術移転に関する基礎知識と
 中南米地域への展開方策:松田上席研究員

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08:土木学会「第16回景観・デザイン研究発表会」で発表しました(地域景観チーム) 
→  https://scenic.ceri.go.jp/news2/archives/000016.html
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 令和2年12月5日(土)~6日(日)に標記発表会がオンライン(Zoom)で開催され、
当チームから笠間研究員と榎本研究員がポスター発表を行いました。また、笠間研究
員と岩田研究員が下記のセッションにて座長を務めました。

ポスター発表:12月5日(土)
・北海道内の自治体における景観まちづくり上の課題と景観法景観計画等の果たすべ
 き役割に関する考察:笠間研究員 
・ラウンドアバウトの機能向上に向けたランドスケープ設計の考察:榎本研究員

座長:
 12月5日(土) 口頭発表セッションB2 ・水辺の空間:岩田研究員
 12月5日(土) 口頭発表セッションA4 ・パブリックスペースのデザイン
                     :笠間研究員

発表会の詳細については、主催者ホームページをご覧下さい。
https://jscedesign.net/conference/2020

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09:土研新技術ショーケース2021in大阪に参加します(耐寒材料チーム)
→  https://www.pwri.go.jp/jpn/about/pr/event/2021/0128/showcase.html
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  1月28日(木)に大阪市の大阪国際交流センターで開催される上記ショーケース
(主催:土木研究所)において、遠藤主任研究員が講演します.

 講演題目
・コンクリート構造物における表面含浸材の適用手法:遠藤主任研究員

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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/

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■道内・国内・海外ニュース
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[海外]
・TRB 100th Annual Meeting (第100回米国運輸研究会議年次総会)
期間:委員会 → 1月5日(火)~8日(金)、1月11日(月)~15日(金)
セッション → 1月21日(木)~22日(金)、1月25日(月)~29日(金)
に仮想イベントで開催予定  
場所:米国・ワシントンD.C.
本論文提出:2020年8月1日 〆切済み

・ISHGD2021(道路幾何設計に関する第6回国際シンポジウム)
  期間:2021年6月23日(水)~6月27日(日)
  場所:オランダ・アムステルダム市
  https://ishgd2020.org/
  アブストラクト提出:2020年7月1日-10月1日
  本論文提出:2020年11月1日-12月1日
  最終論文提出:2021年2月1日-3月1日

・PIARC第16回国際冬期道路会議
 期間:2022年2月8日~11日
 場所:カルガリー(カナダ)
 アブストラクト提出:2020年11月30日
 https://abstracts-calgary2022.piarc.org/en/guidances.htm
  
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■編集後記
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 宇宙航空研究開発機構が小惑星探査機「はやぶさ2」で小惑星「リュウグウ」での着
陸およびサンプルリターンに成功しました。さらに、「はやぶさ2」は、現在、別の小
惑星に向かって、ミッション続行中です。初代「はやぶさ」も絶対絶命の危機から生還
し、「イトカワ」のサンプルを持ち帰りました。達成した事だけを聞いても本当にすご
いことだと思いますし、難解な局面を打破し、成功させた事に、多くの国民が勇気づけ
られたと思います。
 できないと思えることでも解決できる。できないと思ってしまうことが一番いけない
ことだと教えられた気がします。私たちが行っている研究も、ハードルが高い目標であ
ろうと、きっと達成できるという気概をもって日々邁進します!

                 寒地交通チーム 総括主任研究員 平澤匡介
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