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【北の道リサーチニュース:第190号(2019年7月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2019年7月26日

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【北の道リサーチニュース:第190号(2019年7月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第39回交通工学研究発表会で発表します(寒地交通チーム)
02:ITSセミナー in オホーツクのパネリストを務めました(寒地交通チーム)
03:第12回寒地開発に関する国際シンポジウムで発表しました(雪氷チーム)
■研究紹介
04:(報文)札幌市内の国道網を対象とした交通状態別事故リスクの空間的評価
(寒地交通チーム)
05:(報文)樹林景観に関する既往知見を活用した河道内樹林伐採手法の検討
(地域景観チーム)
06:(技術資料)アスファルト廃材の盛土材料としての有効利用
(寒地構造チーム)
■関連研究チームニュース
07:国土交通大学校の研修「景観・屋外広告物行政[良好な景観による地域活性化]」
で講師を務めました。(地域景観チーム)
08:浦臼町産業観光推進グランドデザインフォーラムで講師を務めました。
(地域景観チーム)
09:日本コンクリート工学年次大会2019(札幌)のコンクリートテクノプラザ2019に
展示しました。
(地域景観チーム)
10:北海道開発局の道路構造物管理実務者研修で講師を務めます。
(耐寒材料チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:第39回交通工学研究発表会で発表します(寒地交通チーム)
  → http://www.jste.or.jp/Event/happyo39_web.pdf
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 8月6日(火)~7日(水)、日本大学駿河台キャンパスで開催される第39回交通工学研究
発表会で以下の論文を発表します。
 ・減速路面表示が走行速度の低下に及ぼす効果に関する実証分析:四辻研究員

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02:ITSセミナー in オホーツクのパネリストを務めました(寒地交通チーム)
  → http://www.its.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/seminar/
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 令和元年7月1日(月)13時~17時45分に亘り、北見工業大学において、本セミナー
が開催されました。寒地交通チームからは、宗広主任研究員が第3部パネルディスカ
ッション「オホーツクの恵みを活かす次世代モビリティ」のパネリストを務めました。
 主催:東京大学生産技術研究所次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)
 共催:北見工業大学
 後援:北海道、北見市、北海道開発局網走開発建設部、北海道ITS推進フォーラム、
    国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所

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03:第12回寒地開発に関する国際シンポジウムで発表しました(雪氷チーム)
  →http://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000042.html
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 6月17日~19日、フィンランド共和国オウル市で「第12回寒地開発に関する国際シ
ンポジウム」が開催され、雪氷チームから以下の研究発表を行いました。
 ・高橋上席研究員:インターネットによる吹雪時の視程予測提供実験について
 ・松下主任研究員:指数分布を用いた降雪イベントの頻度に関する評価
 ・櫻井研究員:道路構造物に利用される亜鉛めっき鋼板へのフェムト秒レーザーに
よる撥水性付与技術
 ・大宮研究員:複数の気象要素を用いた吹雪発生条件の推定

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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら→
https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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04:(報文)札幌市内の国道網を対象とした交通状態別事故リスクの空間的評価
(寒地交通チーム)
  →https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/64083/
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 本稿では、交通状態別事故リスクの空間的評価の方法を開発し、札幌市内の国道網
を対象にして季節別・時間帯別のリスク評価にその方法を適用した結果を報告する。

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05:(報文)樹林景観に関する既往知見を活用した河道内樹林伐採手法の検討
(地域景観チーム)
  →https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/64080/
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 本報文では、樹木が景観に与える影響とその要因を造園分野の既往研究から整理し
た。また、それらの知見を河道内樹林の部分的な保全や間引き伐採など景観向上につ
ながる伐採手法へ適用する方法を考察した。

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06:(技術資料)アスファルト廃材の盛土材料としての有効利用
(寒地構造チーム)
  →https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/64085/
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 アスファルト廃材により試験盛土を行い、施工性、安定性、変状などを調査した。
その結果、盛土の沈下量と締固め度、天端温度の関係が明らかになり、アスファルト
廃材を盛土材として有効利用できる可能性を見出した。

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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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07:国土交通大学校の研修「景観・屋外広告物行政[良好な景観による地域活性化]」
で講師を務めました。(地域景観チーム)
  → https://www.col.mlit.go.jp/
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 7月1日(月)~12日(金)、国土交通大学校(東京都小平市)で実施される研修
「景観・屋外広告物行政[良好な景観による地域活性化]」で講師を務めました。
・「公共事業における景観検討と評価手法」:笠間研究員
 本研修は、国土交通省、自治体等の職員を対象に、12日間に渡り景観・屋外広告物
行政に関する基本知識、幅広い意識とビジョン、最新の専門知識の修得を図ることを
目的に行われ、45名が参加しました。

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08:浦臼町産業観光推進グランドデザインフォーラムで講師を務めました。
(地域景観チーム)
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6月25日(火)、浦臼町役場で開催された浦臼町産業観光推進グランドフォーラム(主
催:浦臼町、浦臼町産業観光推進グランドデザイン推進協議会)で講演の講師及びパ
ネルディスカッションのパネリストを務めました。なお、本フォーラムに先立ち、現
地を視察し、既存の「道の駅」とつるぬま公園の活用方策などについて技術指導を行
いました。
 ・話題提供「浦臼町の交流拠点の可能性」:松田上席研究員
 ・パネルディスカッション:
   パネリスト
    浦臼町産業観光グランドデザイン推進協議会 会長 伊藤 克典
    浦臼町産業観光グランドデザイン推進協議会 副会長 斉藤 浩司
    寒地土木研究所 地域景観チーム 上席研究員 松田 泰明
   コーディネーター
    (株)グローカルデザイン代表 酒本 宏
 なお、開催の様子は、以下からご覧いただけます。
  → http://scenic.ceri.go.jp/news/archives/000400.html

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09:日本コンクリート工学年次大会2019(札幌)のコンクリートテクノプラザ2019に
展示しました。
(地域景観チーム)
  → https://confit.atlas.jp/guide/event/jci2019/top
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 7月10日(水)~12日(金)、札幌コンベンションセンターで開催された日本コンク
リート工学年次大会2019(札幌)のコンクリートテクノプラザ2019に寒地土木研究所
がブース展示を行いました。
 このうち、地域景観チームは、当チームが参加する函館湾岸価値創造プロジェクトG
RHABIPの活動の一つである、函館の歴史や市民の暮らしに密接な関係を持つ「コンク
リート」の埋もれた価値を掘り起こす「函館コンクリート物語」を紹介しました。
 さらに、地域景観チームで検討・提案した函館の「コンクリート」に関する多種多
様な歴史資源をつなぐパンフレット「函館土木・産業遺産フットパス」を配布し、多
くの方にご来場いただきました。
 ・「函館コンクリート物語」:榎本研究員
 GRHABIPの活動については、以下からご覧いただけます。
  → http://grhabip.jp/
 「函館土木・産業遺産フットパス」パンフレットは、以下からダウンロードいただ
けます。
  → http://scenic.ceri.go.jp/pamphlet2.htm

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10:北海道開発局の道路構造物管理実務者研修で講師を務めます(耐寒材料チーム)
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  ・橋梁初級Ⅰ:野々村研究員(8/28)

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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・第80回応用物理学会秋季学術講演会
 期間:令和元年9月18日(水)~9月21日(土)
 場所:北海道大学
 投稿:〆切済
 https://meeting.jsap.or.jp/

・寒地技術シンポジウム
 期間:令和元年11月27日(水)~11月29日(金)
 場所:札幌市教育文化会館
 投稿:査読概要(~7/17)、報告概要(~9/6)
 http://www.decnet.or.jp/project/ctc/

[国内]
・第39回交通工学研究発表会
 期間:令和元年8月6日(火)~7日(水)
 場所:日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館
 投稿:〆切済
 http://www.jste.or.jp/Event/

・令和元年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:令和元年9月3日(火)~5日(木)
 場所:香川大学幸町キャンパス
 投稿:〆切済
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/

・雪氷研究大会(2019・山形)
 期間:令和元年9月8日(日)~9月11日(水)
 場所:山形テルサ、山形大学 小白川キャンパス
 投稿:〆切済
 https://sites.google.com/view/2019jcsir/

・水文・水資源学会2019年度研究発表会
 期間:令和元年9月11日(水)~9月13日(金)
 場所:千葉工業大学津田沼キャンパス
 投稿:〆切済
 http://www.cr.chiba-u.jp/jshwr2019/index.html

・日本気象学会2019年度秋季大会
 期間:令和元年10月28日(月)~31日(木)
 場所:福岡国際会議場(福岡県福岡市博多区)
 投稿:〆切済
 https://www.metsoc.jp/meetings/2019a

・第33回日本道路会議
 期間:令和元年11月7日(木)~8日(金)
 場所:都市センターホテル
 投稿:〆切済
 https://www.japan-road-association.jp/Conferences

・第60回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型)
 期間:令和元年11月29日(金):プレ研究発表会
    11月30日(土)~12月2日(月):研究発表会
 場所: 富山大学五福キャンパス及び富山県内各市町村会場
 http://www.jsce-ip.com/conference/index.html?id=30
論文概要の登録:7月26日(金)締切
 論文投稿:10月4日(金)締切

・第17回ITSシンポジウム2019
 期間:令和元年12月12日(木) ~13日(金)
 場所:石川県地場産業振興センター 本館
 投稿:査読(~5/31)、査読無(~8/19)
 http://www.its-jp.org/event/its_symposium/17th2019/

[海外]
・2019日中冬期道路交通ワークショップ
 期間:令和元年9月26(木)日~29日(日)
 場所:遼寧省(中国)

・第26回PIARC世界道路会議
 期間:令和元年10月6日(日)~10日(木)
 場所:アブダビ(アラブ首長国連邦)
 投稿:〆切済
 http://www.road.or.jp/international/pdf/abudhabi_japanese.pdf

・第99回TRB(米国運輸交通会議)年次総会
 期間:2020年1月12日(日)~1月16日(木)
 場所:米国ワシントンD.C.
 http://www.trb.org/AnnualMeeting/AnnualMeeting.aspx
 本論文投稿:2019年8月1日(木)締切

・第100回アメリカ気象学会年次大会
 期間:2020年1月12日(日)~1月16日(木)
 場所:米国マサチューセッツ州ボストン
 アブストラクト投稿:2019年8月1日(木)締切

・第6回国際ラウンドアバウト会議
 期間:2020年5月17日(日)~5月20日(水)
 場所:米国モントレー市Conference Hotel

・ISHGD2020(道路幾何設計に関する第6回国際シンポジウム)
 期間:2020年6月28日(日)~7月1日(水)
 場所:オランダ・アムステルダム市
 https://ishgd2020.org/
 アブストラクト提出:2019年6月1日(土)締切
 本論文提出:2019年10月1日(火)締切

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■編集後記
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 6月28、29日に当研究所の一般公開を開催しました。2日間合計で1,243名の方にお越
しいただきました。ありがとうございました。寒地交通チームでは路面すべり測定車、
模型、パネル等の展示を行いましたが、子供受けはイマイチだった気がします。子供達
に興味を持ってもらうためには、印象に残る展示内容が必要だと感じました。
                    寒地交通チーム上席研究員 佐藤 昌哉
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