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【北の道リサーチニュース:第186号(2019年3月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2019年3月27日

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【北の道リサーチニュース:第186号(2019年3月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
02:「ラウンドアバウトを活用したまちづくり」セミナー(第43回寒地道路連続セミ
ナー)を開催します。(寒地交通チーム)
03:第38回地域産学官と技術士との合同セミナーで講演を行いました(雪氷チーム)
04:日立財団「倉田奨励金」の贈呈式に参加しました(雪氷チーム)
■研究紹介
05:(報文)札幌市内における冬期条件を考慮した旅行時間信頼性分析(寒地交通
チーム)
06:(技術資料)切土道路に発生する吹きだまりの発達過程に関する調査事例(雪氷チ
ーム)
■関連研究チームニュース
07:日本都市計画学会支部「都市地域セミナー」でコーディネーターを務めました
(地域景観ユニット)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
→ パソコン版 http://northern-road.jp/navi/touge/fubuki.htm
  スマートフォン版 http://northern-road.jp/navi/touge/sp/fubuki.htm
  携帯電話版 http://time-n-rd.jp/fubukiadmin/kmap/
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 寒地土木研究所では、今冬もインターネットサイト「吹雪の視界情報」の運用と、
吹雪の視界情報メール配信を昨年11月22日から開始しています。
 合わせて、吹雪状況を投稿していただくボランティア「北の道サポーター」を募集
しています。詳しくはこちらを御覧ください。
→ http://www.ceri.go.jp/contents/date/file/301112.pdf

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02:「ラウンドアバウトを活用したまちづくり」セミナー(第43回寒地道路連続セミ
ナー)を開催します。(寒地交通チーム)
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 「ラウンドアバウトを活用したまちづくり」セミナー(第43回寒地道路連続セミナ
ー)を開催します。
 主催:上ノ国町、国土交通省北海道開発局函館開発建設部、寒地土木研究所
 後援:北海道警察函館方面本部、外
 開催日:2019年5月9日(木)
 場所:上ノ国町総合福祉センタージョイ・じょぐら(上ノ国町字大留100)

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03:第38回地域産学官と技術士との合同セミナーで講演を行いました(雪氷チーム)
→ http://www.ipej-hokkaido.jp/event/data/190225.htm
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 2月25日(月)日本技術士会主催の標記セミナーが行われ、高橋上席研究員が「
深層学習による吹雪視程障害の検知」と題した講演を行いました。

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04:日立財団「倉田奨励金」の贈呈式に参加しました(雪氷チーム)
→ http://www.hitachi-zaidan.org/topics/topics059.html
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 3月1日(金)、2018年度(第50回)日立財団「倉田奨励金」の贈呈式が
経団連会館で開催され、雪氷チームの大宮研究員が参加しました。
 倉田奨励金は自然科学分野あるいは自然科学と社会科学の融合分野で基礎的・応用
的研究を行う研究者に研究助成金が交付されるものです。
研究テーマ:気象3要素から降雪量を把握するための手法構築

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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら→
  https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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05:(報文)札幌市内における冬期条件を考慮した旅行時間信頼性分析(寒地交通
チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/63830/
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 本研究では、タクシーGPSデータの活用による冬期条件を考慮した旅行時間信頼性
について、月毎、曜日毎、天候別、日降雪量の別により分析を行った。結果として、
対象道路区間においては、日降雪量の増加に伴い、旅行時間信頼性が大きく低下する
ことがしめされた。
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06:(技術資料)切土道路に発生する吹きだまりの発達過程に関する調査事例
(雪氷チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/63832/
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 本資料では、切土道路に発生する吹きだまりの予測手法について検討する
ため、片切土道路で吹雪による吹きだまりの発達過程について調査し気象条
件との関係について分析を行ったので、その結果を報告する。

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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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07:日本都市計画学会支部「都市地域セミナー」でコーディネーターを務めました
(地域景観ユニット)
→ http://www.cpij-hokkaido.jp/seminar.html
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 平成31年2月28日(木)、TKP札幌ビジネスセンターにて標記セミナーが開催され、
地域景観ユニットの松田総括主任研究員が本セミナーにおける鼎談のコーディネータ
ーを務めました。
 このセミナーは「鉄道遺産・鉄道資産を生かしたまちづくり」と題し、新しく整備
される道の駅にSL車両を保存してまちづくりを考える安平町と、往年の「特急おお
ぞら」の車両保存を支援する、北海道鉄道観光資源研究会のクラウドファンディング
の取組からまちづくりを考えるもので、約50名の市民や関係者の参加がありました。

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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/

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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・日本雪氷学会北海道支部 研究発表会
 期間:平成31年5月10日(金)~11日(土)
 場所:北海道大学学術交流会館
 発表〆切:4月10日(水)
 http://www.seppyo.org/hokkaido/

[国内]
・日本気象学会2019年春季大会
 期間:019年5月15日(水)~18日(土)
 場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
 発表:〆切済み
 https://www.metsoc.jp/meetings/2019s

・第59回土木計画学研究発表会・春大会
 期間:2019年6月8日(土)~9日(日)
 場所:名城大学 ナゴヤドーム前キャンパス
 講演申込:〆切済み
 http://www.jsce-ip.com/conference/index.html?id=29

・平成31年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:平成31年9月3日(火)~5日(木)
 場所:香川大学幸町キャンパス
 発表〆切:4月1日(月)
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/

・第33回日本道路会議
 期間:平成31年11月7日(木)~8日(金)
 場所:都市センターホテル
 発表申込:5月31日(金)〆切
 https://www.japan-road-association.jp/Conferences

・第17回ITSシンポジウム2019
 期間:平成31年12月12日(木) ~13日(金)
 場所:石川県地場産業振興センター 本館
 発表申込: 5月31日(金)(査読あり〆切)、8月19日(月)(査読無し〆切)
 http://www.its-jp.org/event/its_symposium/17th2019/

・雪氷研究大会(2019・山形)
 期間:平成31年9月8日(日)~9月11日(水)
 場所:山形テルサ・山形大学 小白川キャンパス
 発表申込:6月10日(月)~6月24日(月)
 https://sites.google.com/view/2019jcsir/
 

[海外]
・International Symposium on Mitigation Measures against Snow Avalanches
 and Other Rapid Gravity Mass Flows
 (雪崩その他急速重力流の緩和策に関する国際シンポジウム)
 期間:平成31年4月3日(水)~4月5日(金)
 場所:シグルフィヨルズル(アイスランド)  
 http://snow2019.is/

・TRANSOILCOLD2019(Transportation Soil Engineering in Cold Regions)
(寒冷地における交通地盤に関する国際会議)
 期間:2019年5月20日(月)~23日(木)
 場所:サンクトペテルブルグ(ロシア)
 査読論文:〆切済み
 http://conf-geotech.wixsite.com/transoilcold2019

・第15回世界交通会議(WCTR)
 期間:平成31年5月26日(日)~31日(金)
 場所:ムンバイ(インド)
 査読論文:〆切済み
 査読無し論文:〆切済み
 http://www.wctrs-conference.com/

・ISCORD 第12回寒地開発に関する国際シンポジウム
 期間:平成31年6月17日(月)~19日(水)
 場所:オウル(フィンランド)
 論文概要〆切:〆切済み
 http://www.ril.fi/en/events/iscord-2019.html

・第26回PIARC世界道路会議
 期間:平成31年10月6日(日)~10日(木)
 場所:アブダビ(アラブ首長国連邦)
 概要〆切:〆切済み
 http://www.road.or.jp/international/pdf/abudhabi_japanese.pdf
  
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■編集後記
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 北海道では2月に強い寒気が流れ込み、各地で最低気温が更新されましたが、2月下旬
からは例年より早く雪解けが進んでおり、早々に積雪0になった地域が続出している旨
の報道もよく目にします。
 このまま春になるのかも・・・、と思ってしまいがちですが過去を振り返ると3月末
から4月にかけて発生した暴風雪により立ち往生が発生した事案もあり、まだまだ災害
発生に対して気を緩めるのは早すぎる!と気を引き締め直しているところです。(もち
ろん、何もないことが一番よいのですが。)
 年度末の成果報告書や成果の取りまとめ、年度替わりの準備、委員会資料の準備など
バタバタした日々が続きますが、穏やかな春の訪れと緑あふれる素敵な景観の中を走り
回る日が来ることを糧にしながら、頑張ります。

                    雪氷チーム上席研究員 高橋 丞二

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