【北の道リサーチニュース:第185号(2019年2月)】を発行しました
寒地道路研究グループ : 2019年2月27日
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【北の道リサーチニュース:第185号(2019年2月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
02:サハリン国立大学主催の日本セミナーで発表します(寒地交通チーム)
03:ゆきみらい2019in新庄で発表等を行いました(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
04:(報文)スマートフォンを用いた冬期歩行空間転倒危険度の評価に関する一検討
(寒地交通チーム)
05:(技術資料)ラウンドアバウトにおける自動走行車両混入に関する走行実験につ
いて(寒地交通チーム)
■関連研究チームニュース
06:「平成30年度 北海道建設技術職員専門研修」で講師を務めました
(地域景観ユニット)
07:キルギス共和国の「道の駅」セミナーで講師と技術指導を行いました
(地域景観ユニット)
08:第34回北方圏国際シンポジウムで発表しました(地域景観ユニット)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
→ パソコン版 http://northern-road.jp/navi/touge/fubuki.htm
スマートフォン版 http://northern-road.jp/navi/touge/sp/fubuki.htm
携帯電話版 http://time-n-rd.jp/fubukiadmin/kmap/
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寒地土木研究所では、今冬もインターネットサイト「吹雪の視界情報」の運用と、
吹雪の視界情報メール配信を昨年11月22日から開始しています。
合わせて、吹雪状況を投稿していただくボランティア「北の道サポーター」を募集
しています。詳しくはこちらを御覧ください。
→ http://www.ceri.go.jp/contents/date/file/301112.pdf
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02:サハリン国立大学主催(協力:在ユジノ・サハリンスク日本総領事館)の日本セ
ミナーで発表します(寒地交通チーム)
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サハリン国立大学主催の日本セミナーにおいて、宗広主任研究員が3月12日・13日に
「寒冷地の道路建設」と題し、講演を行います。
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03:ゆきみらい2019in新庄で発表等を行いました(寒地道路研究グループ)
→ http://www2.ceri.go.jp/news3/archives/000021.html
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2月7日(木)~8日(金)に新庄市でゆきみらい2019in新庄が開催され、寒地道路研
究グループからシンポジウムへパネリストとしての参加、研究発表会における発表、
見本市での技術展示を行いました。
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら→
https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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04:(報文)スマートフォンを用いた冬期歩行空間転倒危険度の評価に関する一検討
(寒地交通チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/63751/
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本研究ではスマートフォン搭載センサにより冬期の転倒危険箇所を検出する手法の
開発および検証を行い、その結果加速度センサで歩行加速度を計測することで危険箇
所検出に利用可能な情報が得られることが示唆された。
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05:(技術資料)ラウンドアバウトにおける自動走行車両混入に関する走行実験につ
いて(寒地交通チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/63760/
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ラウンドアバウトが普及しつつある中、世界的に自動走行システムの取組みが進ん
でいる現状をふまえ、仮設のラウンドアバウトで自動走行車の混在が一般ドライバー
に与える影響を把握するための被験者実験を行った。自動走行車混入時における一般
車両の運転挙動及び主観評価の結果を報告する。
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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06:「平成30年度 北海道建設技術職員専門研修」で講師を務めました
(地域景観ユニット)
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1月24日(木)~25日(金)、アスティ45にて北海道主催の標記研修が行われ、
高橋主任研究員が「無電柱化の現状と北海道における技術開発について」と題した講
義の講師を務めました。
本研修では、北海道建設部所属技術職員114名を対象に道路事業や河川事業などに
関する講義が行われ、地域景観ユニットからは、国内外の無電柱化の現状や課題、無
電柱化の更なる推進に向けた手法などについての講義を行いました。
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07:キルギス共和国の「道の駅」セミナーで講師と技術指導を行いました
(地域景観ユニット)
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2月4日(月)~2月7日(木)の4日間、国際協力機構(JICA)の「キルギス国における道
路付帯施設に関する調査団」に、松田総括主任研究員と岩田研究員が参加し、セミナ
ー講師や現地での技術指導などを行いました。
本調査団は、キルギスにおける日本の「道の駅」モデルを導入した道路沿線の地域
開発を目的に、日本からは、寒地土木研究所地域景観ユニットの2名のほか、シーニ
ックバイウェイに詳しい北海道開発技術センターの専門家2名も参加し、現地での調査
成果を踏まえ、現地政府関係者(3省庁と世界銀行、自治体、NGO)およびJICAキル
ギス事務所が取り組むべきアクションプランを提案しました。
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08:第34回北方圏国際シンポジウムで発表しました(地域景観ユニット)
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2月17日(日) ~20日(水)に、紋別市にて「第34回北方圏国際シンポジウム『オホ
ーツク海と流氷』: 34th International Symposium on the Okhotsk Sea & Polar
Oceans, 2019」が開催され、太田特別研究監から以下の研究発表を行いました。
海外の参加者から日本の無電柱化の現状について質疑を受けるなどの情報交換を
行いました。
・「Technical issues on undergrounding of utility cables to improve the rural
landscape in Hokkaido(北海道における田園景観向上のための無電柱化の技術的課題
)」:太田特別研究監
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
(掲載はありません)
[国内]
・平成31年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
期間:平成31年9月3日(火)~5日(木)
場所:香川大学幸町キャンパス
http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/
[海外]
・International Symposium on Mitigation Measures against Snow Avalanches
and Other Rapid Gravity Mass Flows
(雪崩その他急速重力流の緩和策に関する国際シンポジウム)
期間:平成31年4月3日(水)~4月5日(金)
場所:北アイスランド シグルフィヨルズル
http://snow2019.is/
・第15回世界交通会議(WCTR)
期間:平成31年5月26日(日)~31日(金)
場所:ムンバイ(インド)
査読論文:〆切済み
査読無し論文:〆切済み
http://www.wctrs-conference.com/
・ISCORD 第12回寒地開発に関する国際シンポジウム
期間:平成31年6月17日(月)~19日(水)
場所:オウル(フィンランド)
論文概要〆切:〆切済み
http://www.ril.fi/en/events/iscord-2019.html
・第26回PIARC世界道路会議
期間:平成31年10月6日(日)~10日(木)
場所:アブダビ(アラブ首長国連邦)
概要〆切:〆切済み
http://www.road.or.jp/international/pdf/abudhabi_japanese.pdf
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■編集後記
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先日、山形県新庄市で開催された第31回ゆきみらい研究発表会に参加してきました。
参加当日は朝から雪が積もっており、駅周辺の道路では車道中央や歩道の脇から水を流
して雪を溶かしていました。東北地方などで散水消雪が行われていることは知っていま
したが、見るのは初めてでした。
冬は気温が氷点下なのが当たり前の北海道では道路に水を撒くなんて考えられません
が、地域の条件に合ったすごい克雪技術だと感じました。
ただ、歩くときに水はねが気になります。
寒地交通チーム上席研究員 佐藤 昌哉