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【北の道リサーチニュース:第175号(2018年4月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2018年5月 1日

5月1日に【北の道リサーチニュース:第175号(2018年4月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

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編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第175号(2018年4月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:「寒地土木研究所構内の千島桜について
02:第55回土木計画学研究発表会・春大会で発表します(寒地交通チーム)
03:日本雪氷学会北海道支部研究発表会で発表します。(雪氷チーム)
04:人事異動情報(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
05:(報文)暫定2車線区間におけるワイヤロープ式防護柵の導入可能性について
 (寒地交通チーム)
■関連研究チームニュース
06:JICA研修関係者のためのネットワーク強化ミーティング」に参加しました
 (地域景観ユニット)
07:寺澤研究員が土木学会北海道支部の「奨励賞」を受賞しました(寒地構造チーム)
08:「第64回構造工学シンポジウム」で発表しました(寒地構造チーム)
09:「土木学会北海道支部技術賞」を受賞しました(寒地地盤チーム)
10:日本地球惑星科学連合2018年大会で発表します(防災地質チーム)
11:物理探査学会第138回(平成30年度春季)学術講演会で発表します
 (防災地質チーム)
12:第21回応用力学シンポジウムで発表します(耐寒材料チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:「寒地土木研究所構内の千島桜について
→ http://www.ceri.go.jp/contents/sakurakoukai/h30index.html
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 寒地土木研究所構内に生育している千島桜につきましては、開花時期にあわせて
構内を開放し、これまで多くの皆様に楽しんでいただいておりますが、今年もまた
千島桜を見ていただくため、構内を開放することとしております。
なお、構内開放の期間、時間等は以下のとおりですので、来訪者の方々のご協力
をお願いいたします。

1 構内開放の期間 : 平成30年4月26日(木)から平成30年5月2日(水)まで
   ※土日祝日も開放します

2 構内開放の時間 : 午前9時00分から午後6時00分まで

3 開放範囲 : 構内の精進川沿い(誘導員の指示に従ってください。)
   ※千島桜の保護のため根元付近への立ち入りはご遠慮願います。

4 その他 : 夜間のライトアップはございません。
   ※ペットの同伴はご遠慮ください。
   ※飲食は禁止しております
   ※当日は、構内が大変混み合うことが予想されますので、公共交通機関でお越し
    くださいますよう、ご協力をお願いいたします

お問い合わせ先 : 寒地土木研究所 管理課
電話 : 011-841-1624
FAX : 011-832-5662
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02:第57回土木計画学研究発表会・春大会で発表します(寒地交通チーム)
→ http://www.jsce-ip.com/conference/index.html?id=27
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 6月9日(土)~10日(日)に、東京工業大学で標記の研究発表会が開催されます。
寒地交通チームからは、以下の研究発表を行います。

・自動運転車の走行を考慮したラウンドアバウト構造・管理に関する基礎実験
 :宗広主任研究員
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03:日本雪氷学会北海道支部研究発表会で発表します。(雪氷チーム)
http://www.seppyo.org/hokkaido/news/2018conf
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 5月11日(金)~12日(土)において、(公社)日本雪氷学会北海道支部
の研究発表会が北海道大学学術交流会館で開催されます。
 この発表会に雪氷チームから2件の発表を行います。

・「レーザー誘起表面ナノ周期構造を利用した道路構造物における落雪対策に関する
  研究」:櫻井研究員
・「片切土における吹きだまりの発達過程と吹雪量の関係-2017 年度冬期における
  弟子屈町での観測事例-」:武知研究員
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04:人事異動情報(寒地道路研究グループ)
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この度、寒地道路研究グループに新たに3名が加わりましたので、各々から一言
ご挨拶申し上げます。

寒地交通チーム 宮本修司 主任研究員
 留萌開発建設部から移動してきた宮本です。寒地交通チームでの勤務は、14年ぶり
で通算3回目となります。留萌開発建設部の前には、推進室と支所で7年間勤務して
いました。研究をするのは久しぶりとなりますが、どうかよろしくお願いします。
 
雪氷チーム 高橋丞二 上席研究員
 北海道開発局から雪氷チームに異動となりました。研究所には23年ぶりで籍を置く
ことになり身の引き締まる思いです。行政経験や道路を管理する立場での現場経験を活
かしながら、雪氷災害の軽減のため努力していきます。
よろしくお願いします。

雪氷チーム 金子学 主任研究員
 雪氷チーム→江差道路事務所→道北支所→雪氷チームと、再び(実際は三度)吹雪を
担当することになりました。最新の研究成果を吸収しつつ、現場や研究支援等の多様な
経験を活かして、研究を進めて行きたいと思います。よろしくお願いいたします。
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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05:(報文)暫定2車線区間におけるワイヤロープ式防護柵の導入可能性について
 (寒地交通チーム)
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 本研究では、高規格幹線道路暫定2車線区間の中央帯にワイヤロープ式防護柵の導入
を検討するため、暫定2車線区間の道路構造を試験道路で再現し、大型車のすれ違い走
行試験や試験参加者の主観評価を行った。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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06:JICA研修関係者のためのネットワーク強化ミーティング」に参加しました
 (地域景観ユニット)
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 4月13日(金)、JICA北海道主催の標記ミーティングがJICA北海道ブリーフィングル
ームで開催され、岩田研究員がグループ討議に参加しました。
 本ミーティングには、JICA北海道関係者をはじめ、研修の受託機関や講師など50名
が参加し、今後の研修をより良くしていくためのアイデアについて話題提供やグルー
プ討議が行われました。
 JICA北海道では年間約50の研修コースを実施しており、その研修の一つである「中
米統合加盟国向け、道の駅による道路沿線地域開発コース」について、本研修コース
のリーダーである地域景観ユニットの松田総括主任研究員と、岩田研究員が、研修全
般の講師や技術指導に携わる予定です。
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07:寺澤研究員が土木学会北海道支部の「奨励賞」を受賞しました(寒地構造チーム)
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平成30年1月27日(土)に北海道大学で開催された土木学会北海道支部平成29年度年
次技術研究発表会において、当チームの寺澤研究員が支部奨励賞を受賞しました。
これは上記において発表した論文「地震時の桁衝突に伴う橋梁下部工応答特性に関す
る解析的検討」が土木工学に関する学術および技術の進歩発展に寄与すると評価され
たものです。
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08:「第64回構造工学シンポジウム」で発表しました(寒地構造チーム)
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平成30年4月21日(土)、22日(日)に東京工業大学で開催された第64回構造工学シ
ンポジウムで、当チームの山澤研究員が「落石防護擁壁の耐衝撃挙動に関する重錘衝撃
実験」と題して発表しました。
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09:「土木学会北海道支部技術賞」を受賞しました(寒地地盤チーム)
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→http://jiban.ceri.go.jp/news/news180426_01.html
平成30年4月23日(月)に開催された土木学会北海道支部総会において、「経済的な
軟弱地盤対策工法(グラベル基礎補強併用低改良率地盤改良)の開発」(研究担当:
橋本聖主任研究員)が土木学会北海道支部技術賞を受賞しました。
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10:日本地球惑星科学連合2018年大会で発表します(防災地質チーム)
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→ http://www.jpgu.org/meeting_2018/SessionList_jp/detail/H-TT19.html
平成30年5月20日(日)~24日(木)に幕張メッセ国際会議場・国際展示場で標記大会が
開催されます。本大会は、世界中から地球惑星科学の研究者や学生が集う研究大会で
す。多くの口頭発表やポスター発表、招待講演やスペシャルレクチャーなどが、研究
テーマ毎に数件~十数件の発表からなる190の「セッション」と呼ばれるまとまりで行
われます。防災地質チームからは、以下の論文発表を行います。

・トンネル坑内における浅部岩盤と比抵抗分布の調査事例:岡﨑主任研究員
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11:物理探査学会第138回(平成30年度春季)学術講演会で発表します(防災地質チーム)
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→ http://www.segj.org/committee/gyouji/programView/viewProgram.php?event_id=71
 平成30年5月27日(日)~29日(火)に早稲田大学国際会議場で標記講演会が開催されま
す。本講演会は、物理学的・化学的地下探査によって、土木事業等における地盤の浅部か
ら深部の可視化、地質性状を解釈するための技術の向上とその発展や普及を図ることを目
的として年2回開催されており、今回で138回目を迎えます。防災地質チームからは、以下
の論文発表を行います。

・比抵抗とP波速度によるトンネルの漏水を生じさせやすい地質性状の検出の試み
 :岡﨑主任研究員
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12:第21回応用力学シンポジウムで発表します(耐寒材料チーム)
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→http://www.jsce.or.jp/committee/amc/jam/jam_sympo2018.html
 5月19日(土)~20日(日)に名古屋市の名城大学天白キャンパスで開催される第21
回応用力学シンポジウム(主催:土木学会 応用力学委員会)において,耐寒材料チー
ムの林田主任研究員がポスター発表を行います.

・凍害を受けたRC床版の押し抜きせん断耐力に関する実験的および解析的検討
 :林田主任研究員
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・日本雪氷学会北海道支部研究発表会
 期間:平成30年5月11日(金)~12日(土)
 場所:北海道大学 学術交流会館 第1会議室
 発表申込:平成30年4月11日(水)
 http://www.seppyo.org/hokkaido/

・平成30年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:平成30年8月29日(水)~31日(金)
 場所:北海道大学札幌キャンパス
 講演申込期間:平成30年3月1日(木)~4月2日(月)

・雪氷研究大会(2018・札幌)
 期間:平成30年9月9日(日)~12日(水)
 場所:北海道科学大学(札幌市手稲区)
 研究発表申込:平成30年6月11日(月)正午から6月25日(月)正午まで
 https://sites.google.com/site/2018jcsir/

[国内]
・気象学会2018年度春季大会
 期間:平成30年5月16日(水)~19日(土)
 場所:つくば国際会議場
 講演申込〆切済(オンライン)
 http://www.metsoc.jp/topics/meetings/2018s

・第57回土木計画学研究発表会・春大会
 期間:平成30年6月9日(土)~10日(日)
 場所:東京工業大学(大岡山キャンパス)
 概要締切済
 本論文締切:平成30年4月27日(金)
 http://www.jsce-ip.com/conference/index.html?id=27

・気象学会2018年度秋季大会
 期間:平成30年10月29日(月)~11月1日(木)
 場所:仙台国際センター
 http://www.metsoc.jp/meetings/2018a

・第16回ITSシンポジウム2018
 期間:平成30年12月13日(木)~14日(金)
 場所:同志社大学 今出川校地 寒梅館
 投稿〆切 査読あり 5月31日(木)
      査読なし アブスト〆切8月20日(月)、論文〆切11月16日(金)
 http://www.its-jp.org/event/its_symposium/16th2018/

[海外]
・五大陸交通安全会議(Road Safety on Five Continents)
 期間:平成30年5月16日~18日
 場所:韓国済州島
 論文〆切済み

・第19回SIRWEC国際道路気象会議
 期間:平成30年5月30日~6月1日
 場所:スモレニツェ(スロバキア共和国)
 アブストラクト提出〆切:平成30年3月31日
 http://www.sirwec2018.sk/

・第25回ITS世界会議
 期間:平成30年9月17日~21日
 場所:コペンハーゲン(デンマーク)
 論文〆切済み
 https://itsworldcongress.com/

・国際雪科学ワークショップ(ISSW2018)
 期間:平成30年10月7日~12日
 場所:インスブルック(オーストリア共和国)
 アブストラクト提出〆切:平成30年4月23日
 http://www.issw2018.com/en/
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■編集後記
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 寒地交通チームの実験の本番である冬が終わりました。春からは、実験結果の整理・
分析、論文執筆・発表、講習会・講演会、技術指導などが主な仕事になります。研究成
果の最大化が研究所の目標なので、これらの活動も重要です。
 新年度になり、人事異動によって体制も変更になりますが、今年度も引き続きよろ
しくお願いします。


              寒地交通チーム上席研究員 佐藤 昌哉
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