10月13日(木)～14日(金)に第15回日中冬期道路交通ワークショップを札幌で開催しました。

このワークショップは、日本及び中国北部地域の冬期道路交通に関わる技術者、研究者の相互理解を深め、冬期道路交通に関する技術情報の交換と技術移転を円滑に行うことを目的に開催しているものです。

毎年、日中交互に開催しており、今年は日本側の開催となります。一般社団法人 北海道開発技術センター、東アジア交通学会とともに、寒地土木研究所が主催しています。

寒地道路研究グループからは、寒地交通チームの藤本と雪氷チームの伊東が発表を行いました。

気候や道路環境が異なるため、基本的な設計思想やねらいについて、会議を通じて活発な質疑が行われました。なお、次回は中国・吉林省で開催の予定です。

<発表題目>

• 客観的・統一的な冬期路面管理を促進させる冬期路面改善シミュレータWIRISの開発 (寒地交通T 藤本)

• 北海道における道路防雪林の生長と、下枝の枯れ上がりに伴う課題 (雪氷T 伊東)