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北海道土木技術会 道路研究委員会 講演会(兼 第41 回寒地道路連続セミナー)「災害に強い北海道の道路ネットワークを考える講演会」を開催します

寒地道路研究グループ : 2016年1月 5日

 国土交通省では、東日本大震災の経験を踏まえ、これまでの3便益によるB/Cでは十分に評価できない、地震・津波に対する道路の防災機能を評価する手法を導入している。北海道では、地震・津波の他、有珠山・樽前山などの火山噴火、近年多発傾向にあるゲリラ豪雨、そして、積雪寒冷地特有の雪害(豪雪・暴風雪)等の災害発生が懸念されているところです。

 このうち、雪害については、道内の気象特性を踏まえ、ハード・ソフトの両面から研究開発が進められてきています。近年では暴風雪災害により死者が発生しており、その重要性が増してきています。

 本講演会では、広域道路ネットワークの防災機能からみた道路網整備評価手法の考え方や適用事例を紹介していただくとともに、近年の雪害発生傾向とこれに対応するハード・ソフト対策について紹介していただき、災害に強い北海道の道路ネットワーク構築に向けた方向性を考えるものです。

【開催概要】

■日時 平成28年1月20日(水) 15:00~17:00

■場所 北海道大学 学術交流会館 (札幌市北区北8西5  011-706-2141)

■主催 北海道大学大学院 北方圏環境政策工学専攻 社会基盤計画学研究室

    北海道土木技術会 道路研究委員会

    国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所

■プログラム

15:00 開会

15:10~16:00  今後の事業評価の検討の方向性(仮題)

           東京大学大学院 工学系研究科 特任助教 柳沼 秀樹氏

(質疑応答 16:00~16:10)

16:10~16:50  近年の大雪・暴風雪の発生傾向と雪害対策に関わる研究開発について(仮題)

           国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所 雪氷チーム

上席研究員 松澤 勝氏

(質疑応答 16:50~17:00)

 17:00 閉会

■参加費: 無料

■参加申込み/問合せ先

参加ご希望の方は、1月13日(水)までに、参加申込書に必要事項をご記入の上、FAXまたはE-mailにてお申し込みください。

申し込み・問合せ先:道路研究委員会事務局 (株)ドーコン 交通事業本部内

担当  内藤 利幸/山本 純江/太田 隆文

TEL 011-801-1520  FAX 011-801-1521

Email:mail@dourokenkyu.gr.jp

講演会開催案内.pdf

土木学会認定継続教育プログラム(CPD)対象

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