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第40回寒地道路連続セミナー「近年の暴風雪と減災への取り組み」を開催しました
雪氷チーム : 2015年11月27日
2015年11月26日寒地土木研究所講堂において、
第40回寒地道路連続セミナー「近年の暴風雪と減災への取り組み」を開催しました。
防災業務に携わる専門技術者など87名の参加をいただきました。
セミナーでは4名の方から講演をいただきました。
札幌管区気象台の前田潔史様から「北海道における昨冬の気象と気象情報の活用」
と題して、気象台で発表している気象警報や注意報の発表タイミング、
平成25年8月から設定された特別警報の発令事例についてご講演いただきました。
北海道開発局の河上聖典様から「北海道開発局における冬期の道路交通確保に向けた取り組み」
と題して、近年の通行止め発生状況や除雪体制、除雪技術動向についてご講演いただきました。
雪氷チームの國分研究員からは「吹雪視界情報提供の取り組み」と題して、
吹雪時の視界情報の提供内容および利用者アンケート結果についての報告がありました。
雪氷チームの渡邊研究員からは「路側設置型防雪策の開発」と題して、
新型吹き払い柵の開発に向けた実地試験結果等について報告がありました。
会場では、多くの方から質問やコメントがあり、活発な議論が行われました。
寒地土木研究所では、今後も研究テーマに関わるセミナーを随時開催してゆきたいと
考えています。またのご参加をお待ちしています。