| 第7回 日本・スウェーデン道路科学技術ワークショップに参加しました |
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平成24年10月17日~19日に、スウェーデン国ルレオ市で「第7回日本・スウェーデン道路科学技術ワークショップ」が開催されました。今回は、冬期道路メンテナンスとITSに関するディスカッション、およびテクニカルツアーが行われました。当研究所は、日本側ホスト機関の一員として、寒地道路研究グループの3名がこのワークショップに参加しました。
開会式では、スウェーデン道路庁や国土交通省国土技術政策総合研究所の基調講演が行なわれました。
寒地道路研究グループからは、冬期道路メンテナンスのセッションで寒地交通チームの徳永主任研究員が「冬期道路摩擦モニタリングシステムの開発と活用」、雪氷チームの原田研究員が「日本の積雪寒冷地における冬期気候の変動傾向」について発表を行いました。なお、寒地交通チームの渡邊上席研究員(現札幌開発建設部次長)が座長を務めました。このセッションでは、スウェーデン側からITSを利用した冬期メンテナンス等の発表が行われ、活発な議論が交わされました。
閉会式では、寒地交通チームの渡邊上席研究員が、冬期道路メンテナンスのセッションのサマリー(総括)を行いました。
本ワークショップは、国土交通省国土技術政策総合研究所、(独)土木研究所、スウェーデン道路庁、スウェーデン運輸交通研究所の間で締結された「日瑞道路科学技術協力の実施に関する取り決め」に基づくもので、2年毎に両国で交互開催されているものです。

▲セッション座長を務める渡邊上席研究員

▲徳永主任研究員の発表

▲原田研究員の発表
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