ITS(高度道路交通システム)の様々な取り組みの1つに、自動車の走行情報を収集して道路交通状況の把握を行う『プローブ情報システム』があります。走行情報を収集・提供する自動車として、稼動率が高い商用車(バス、タクシー、トラック等)が注目され、各地で実証実験が行われています。
また、政府の「新たな情報通信技術戦略」の中に、グリーンITSを支える基盤として「プローブ情報の集約・活用の効果検証」が盛り込まれ、関係省庁・団体での活動が始まっています。
このような背景のもと、より多くの方にプローブ情報活用の現状と今後について理解を深めていただくため、下記のとおり講演会を開催しました。
講演会では、産・官・学によるプローブ共通基盤の確立に向けた取り組み、札幌圏等でのプローブ情報を利用した燃費改善・CO2削減効果の検証・道路交通の評価など、プローブ情報活用の多様な取り組みの講演がありました。
講演会には、約80名の方に参加をいただきました。ありがとうございました。
| セミナーの模様 |
|  | |  | | 開会挨拶 北海道大学中辻教授 | | 特定非営利活動法人ITS Japan 常務理事 高橋 勝 氏
| |  | |  | | 株式会社デンソー ITS開発部 主任部員 水野 一男 氏 | | 寒地土木研究所 主任研究員 宗廣 一徳 氏 | |  | |  | | 質疑の模様 | | 講演会場の模様 |
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