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7月29日に【北の道リサーチニュース:第82号(2010年7月)】を発行しました。
このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。
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→ http://www2.ceri.go.jp/jpn/mailnews.htm
北の道リサーチニュース:第82号━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【北の道リサーチニュース:第82号(2010年7月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:寒地土木研究所の一般公開を7月2日、3日に開催しました
02:第11回国際アスファルト舗装会議に参加します(寒地道路保全チーム)
03:北海道土木技術会道路研究委員会講演会(兼第30回寒地道路連続セミナー)
「地域医療と道路ネットワーク」を開催します(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
■関連研究チームニュース
04:地域景観ユニットの研究に関する講習会を開催しました(地域景観ユニット)
05:岡山県議会の視察を受けました(地域景観ユニット)
06:「積雪寒冷地コンクリート複合劣化要因研究委員会」活動報告会に参加しました
(耐寒材料チーム)
07:「防災等に関する勉強会」で講師を務めました(防災地質チーム)
08:韓民国国立釜慶大学地質環境研究所との研究協定調印式に出席します
(防災地質チーム)
09:「第45回地盤工学研究発表会」で論文発表します
(寒地地盤チーム・防災地質チーム)
10:「7th International Conference on Ground Improvement Techniques(第7回地盤改良に関する国際会議)」
で最優秀論文賞を受賞しました(寒地地盤チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:寒地土木研究所の一般公開を7月2日、3日に開催しました
→ http://www.ceri.go.jp/contents/ippannkoukai/2010houkoku/index2010.html
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7月2日、3日に当研究所の一般公開を開催しました。「ようこそ!北の土木の新発
見」をテーマに、14の研究チームと2つのユニットが趣向を凝らして研究活動を紹介
しました。また「技術者のための研究説明コーナー」では土木の専門的な技術者から
の質問に詳しく答えるなどの取り組みを行いました。天候にも恵まれ、約1,100名と
多数の皆様にご来場いただき大変ありがとうございました。来年もまた、より多くの
皆様のご来場をお待ちしています。
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02:第11回国際アスファルト舗装会議に参加します(寒地道路保全チーム)
→ http://www.isap-nagoya2010.jp/japanese/info.html
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国際アスファルト舗装協会(ISAP)と日本道路協会(JRA)の共催により,2010年8月1
日より6日まで愛知県名古屋国際会議場において標記会議が開催されます.寒地道路
保全チームは4編の論文発表を行います.
・Long-term Properties of Recycled Asphalt in Cold, Snowy Regions:熊谷
・Pavement Ride Quality Evaluation Based on Heart Rate Variability:石田
・Evaluation of Fatigue Failure Prediction Methodology for Asphalt
Pavement:丸山
・Structural Evaluation of Cold Region Pavement by FWD Test and its
Verification:安部
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03:北海道土木技術会道路研究委員会講演会(兼第30回寒地道路連続セミナー)
「地域医療と道路ネットワーク」を開催します(寒地道路研究グループ)
→ http://www2.ceri.go.jp/news/archives/000550.html
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北海道地方部における医療過疎の深刻化は著しく、無医地区は47 市町村111 地区
にも及んでいるほか(2006 年度北海道保健福祉部資料より)、地方部では専門的な
医師の数が少ないことも課題となっています。このため、北海道内各地から、札幌市
や旭川市等の専門医療機関まで、患者が救急搬送される事例が年々増加しています。
また、北海道では高齢化が全国より早く進行する傾向も見られますが、全ての人に
対し、適切な移動サービスを確保することが強く求められています。患者は、通院並
びに救急搬送による医療サービスを受けるために、道路交通を利用する場合が大半と
なっています。北海道地方部では、道路自体が「生命をつなぐ唯一の線」としての機
能を担っており、地域医療サービスからみた道路ネットワークの適切性を評価するこ
とも強く求められています。本講演会は、「地域医療と道路ネットワーク」をテーマ
として掲げ、行政実務者並びに学識経験者による最新の事例及び研究発表を通じて、
この分野に関する情報交換を行うことを目的として開催するものです。
【開催要領】
日 時: 平成22 年8 月26 日(木) 13 時30 分~16 時00 分
場 所: 寒地土木研究所 講堂(札幌市豊平区平岸1条3丁目1-34)
主 催: 北海道土木技術会道路研究委員会
共 催: (独)土木研究所寒地土木研究所
プログラム:
13:30~13:35 開会挨拶
13:35~14:25 北海道の地域医療(仮題)
北海道保健福祉部医療政策局地域医師確保推進室
14:25~14:55 医療と道路利用・道路整備~人工透析治療の例
寒地土木研究所 総括主任研究員 高橋 尚人
14:55~15:10 休憩
15:10~16:00 道路整備による救急医療改善効果(仮題)
元・国土交通省九州技術事務所長 藤本 昭
16:00 閉会
参加費: 無料
定 員: 70 名程度
申込方法: 参加希望の方は、参加申込用紙(上記URLより入手)に記入し、
FAX でお申し込みください。
FAX: 011-841-9747
問合せ先:(独)土木研究所 寒地土木研究所 寒地道路研究グループ
寒地交通チーム 高橋・宗広
電話:011-841-1738,FAX:011-841-9747
※土木学会認定継続教育プログラム(CPD)対象
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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(2010年7月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです.
・地域景観ユニット:美しく快適な沿道環境の創出などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
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04:地域景観ユニットの研究に関する講習会を開催しました(地域景観ユニット)
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6月30日(水)、帯広開発建設部にて開催した講習会では、「北海道における景観の
重要性と道路景観の向上策」、「ハードからみた道の駅の魅力向上方策について」、
「景観と機能が両立するシェブロンマーカーの設置手法」について、松田総括主任
研究員、南研究員、福島研究員が講師を務めました。
当日は道路関係職員の他、地域振興対策室や他部門の方も多く参加されました。
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05:岡山県議会の視察を受けました(地域景観ユニット)
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7月27日(火)、岡山県議会土木委員会の方々が、社会資本を活用した観光/地域振
興についての知識を深めるため、研究所に来所されました。
視察では、「沿道景観を地域資源ととらえた景観創出」、「ロードツーリズムの振興
に貢献する情報提供と道の駅の魅力向上」について、松田総括主研が講演しました。
当日は、9名の県議会議員の他、県の土木部の職員など13名の方が熱心に聴講され、
その後意見交換を行いました。
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06:「積雪寒冷地コンクリート複合劣化要因研究委員会」活動報告会(主催:日本コ
ンクリート工学協会(JCI)北海道支部)に参加しました(耐寒材料チーム)
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7月22日に寒地土木研究所において、標記報告会が開催され、草間研究員が「積雪
寒冷地における橋梁点検と複合劣化」に関して講師を努めました。
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07:「防災等に関する勉強会」(主催:留萌開建)で講師を務めました
(防災地質チーム)
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7月27日に開催された標記勉強会において、伊東上席研究員が「道路斜面災害あれ
これ」と題して講演しました。
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08:韓民国国立釜慶大学地質環境研究所との研究協定調印式に出席します
(防災地質チーム)
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8月11日に大韓民国釜山市において、標記研究協定調印式が開催されます。寒地土木
研究所からは川村所長、高橋グループ長、防災地質チームからは、伊東上席研究員と
岡崎研究員が出席します。
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09:「第45回地盤工学研究発表会」(主催:地盤工学会)で論文発表します
(寒地地盤チーム・防災地質チーム)
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8月18日~20日に愛媛大学(松山市)で開催される標記発表会において、寒地地盤
チームから9件、防災地質チームから4件の研究成果の発表を行います。
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10:「7th International Conference on Ground Improvement Techniques (第7回
地盤改良に関する国際会議)」(主催:インハ大学ほか)で最優秀論文賞を受賞し
ました(寒地地盤チーム)
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6月23~25日に韓国のソウル市で開催された標記国際会議において、林主任研究員
と梶取研究員が発表した論文が最優秀論文賞に選ばれました。
・真空圧密によって改良された泥炭地盤の二次圧密低減 林主任研究員
・泥炭地盤上の盛土の耐震補強法に関する遠心力載荷模型実験 梶取研究員
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・土木学会平成22年度全国大会 第65回年次学術講演会
期間:平成22年9月1日(水)~3日(金)
場所:北海道大学札幌キャンパス(北海道札幌市北区北8条西5丁目)
→ http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/index.shtml
・第9回日中冬期道路交通ワークショップ
期間:平成22年9月8日(水)~13日(月)
場所:北海道大学札幌キャンパス(北海道札幌市北区北8条西5丁目)
主催:寒地土木研究所,北海道開発技術センター,アジア交通学会
・第26回寒地技術シンポジウム
期間:平成22年12月8日(水)~10日(金)
場所:札幌市教育文化会館(札幌市中央区北1条西13丁目)
主催:(社)北海道開発技術センター
論文申込:7月30日まで(査読論文)、8月25日まで(報告論文)
→ http://www.decnet.or.jp/project/ctc/index.html
[国内]
・第11回国際アスファルト舗装会議(ISAP2010名古屋会議)
期間:平成22年8月1日(日)~6日(金)
場所:名古屋国際会議場(名古屋市熱田区熱田西町1番1号)
主催:(社)日本道路協会,国際アスファルト舗装協会
論文募集は終了
→ http://isap-nagoya2010.jp/japanese/info.html
・第30回交通工学研究発表会
期間:平成22年9月21日(火)~22日(水)
場所:東洋大学 白山第二キャンパス(東京)
主催:(社)交通工学研究会
発表申込は終了
→ http://www.jste.or.jp/
・雪氷研究大会(2010・仙台)
期間:平成22年9月26日(日)~29日(水)
※9月26日(日):公開行事,各種会合
9月27日(月)~29日(水):研究発表,分科会,各種会合
場所:東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
仙台市青葉区国分町3-3-7
主催:(社)日本雪氷学会・日本雪工学会
発表登録は終了
→ http://www.seppyo.org/jcsir2010/
[海外]
・第17回世界ITS会議
期間:平成22年10月25日(月)~29日(金)
場所:韓国・釜山
論文募集は終了
→ http://www.itsworldcongress.kr/
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■編集後記
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7月2~3日に当研究所の一般公開が行われ、今年も多くの方に来ていただきました。
私たちのチームの展示にも親子連れや小学生のグループなどたくさん来ていただき、
中には何度も友達を連れて来てくれた小学生もいて用意した展示物やゲームなどを楽
しんでもらえたようでした。
また、社会人や高齢者の来訪者も多く「北海道の舗装は本州のとどこが違うの?」
といった待ってました的な質問から、「舗装荷重の4乗則は二輪車にも適用できるの
か?」などの想定外のものまで、たくさんの質問を頂いて意外な関心の高さに驚かさ
れました。
何人かの方には「大事な研究ですね。頑張ってください。」などの言葉も頂き、今
後の研究への励みにもなった二日間でした。
寒地道路保全チーム 上席研究員 熊谷政行
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