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1月29日に【北の道リサーチニュース:第76号(2010年1月)】を発行しました。
このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。
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→ http://www2.ceri.go.jp/jpn/mailnews.htm
北の道リサーチニュース:第76号━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【北の道リサーチニュース:第76号(2010年1月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:ゆきみらい研究発表会で発表します(寒地道路研究グループ)
02:第53回(平成21年度)北海道開発技術研究発表会で発表します
(寒地道路研究グループ)
03:NEXCO東日本様との舗装技術交流会を開催しました (寒地道路保全チーム)
■研究紹介
■関連研究チームニュース
04:「とかち道の駅利用推進協議会勉強会」にて講演します(地域景観ユニット)
05:ゆきみらい2010in青森で発表します(地域景観ユニット)(耐寒材料チーム)
06:第53回(平成21年度)北海道開発局技術研究発表会で発表します
(地域景観ユニット)
07:第53回(平成21年度)北海道開発局技術研究発表会で発表します
(寒地基礎技術研究グループ)
08:「北海道土木技術会トンネル技術研究会」で発表します。
(防災地質チーム)
09:「斜面防災とグラウンドアンカーに関する技術講習会」で講演します。
(防災地質チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:ゆきみらい研究発表会で発表します(寒地道路研究グループ)
→http://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/B00097/k00360/yukimiraiaomori/
kennkyuuhappyou/top.html
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平成22年2月19日(金),青森市でゆきみらい研究発表会が開催されます.
本発表会は,調査研究を行う技術者と住民やNPOといった様々な人々を結びつけ,雪
に関する様々な情報を紹介・発信していく場として開催され,市民・行政・研究機
関等が行っている様々な取り組み,調査研究・活動等に関しての論文発表と会場参
加者が一体となった議論を行います。
寒地道路研究グループからは,以下の論文を発表します.
寒地交通チーム
・すべり抵抗値を用いた冬期路面の定量的評価の試行について 徳永主任研究員
・精糖残渣(ライムケーキ)を活用した新たなすべり止め材の散布効果について
大日向研究員
雪氷チーム
・吹き止め式防雪柵の視程改善評価に関する調査について 伊東主任研究員
・すり抜け現象のメッシュ取付による対策効果について 松下研究員
・防雪林の生育不良と土壌の関係について 上田研究員
・道路案内標識の着雪及び落雪発生の気象条件 坂瀬研究員
寒地道路保全チーム
・路肩グルービングを用いた凍結路面対策の効果 布施研究員
・積雪寒冷地における排水性舗装に関する一考察 吉井研究員
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02:第53回(平成21年度)北海道開発技術研究発表会で発表します
(寒地道路研究グループ)
→http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/gijyutu/giken/h21_pre_intra/53gaiyou.pdf
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平成22年2月23日(火)~25日(木)までの3日間,札幌第1合同庁舎及び北海道開
発局研修センターにて,標記技術研究発表会が開催されます.本技術研究発表会は,
北海道開発事業に係る諸問題に関する調査,研究等の成果を発表することにより,
技術等の向上とその普及を図ることを目的として毎年開催しており,今回で53回目
を迎えます.寒地道路研究グループからは,以下の論文を発表します.
寒地交通チーム
・2車線道路におけるワイヤーロープ式防護柵の導入可能性の検討 平澤主任研究員
・ラウンドアバウトの基本性能確認試験 宗広主任研究員
・冬期路面管理サービスの性能評価手法の構築に関する研究 徳永主任研究員
・冬期路面すべり抵抗モニタリングサイトの構築について 切石研究員
・精糖残渣(ライムケーキ)を活用した冬期路面対策について 大日向研究員
・北海道の一般国道における冬期交通事故の形態について 高田研究員
・工作物衝突事故の発生原因と対策に関する検討 武本研究員
雪氷チーム
・北海道の地域特性を考慮した雪崩対策に関する技術資料の作成について
中村総括主任研究員
・傾斜板による道路案内標識への着雪対策の効果について 坂瀬研究員
寒地道路保全チーム
・路肩グルービングを用いた凍結路面対策の効果 布施研究員
・積雪寒冷地における排水性舗装に関する一考察 吉井研究員
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03:NEXCO東日本様との舗装技術交流会を開催しました (寒地道路保全チーム)
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1月27日にNEXCO東日本株式会社北海道支社と第7回舗装技術交流会を開催しました.
本会は両者の寒冷地舗装技術に関する技術研究について情報交換し,今後の業務に
役立てることを目的として毎年開催しているものです.NEXCO東日本から12名,当
チームから8名,北海道開発局から1名(オブザーバ)が参加し,活発な議論を行いま
した.
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■研究紹介
寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します。
くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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(2010年1月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:美しく快適な沿道環境の創出などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
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04:「とかち道の駅利用推進協議会勉強会」にて講演します(地域景観ユニット)
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2月10日(水)十勝支庁において、標記勉強会が開催されます。この勉強会におい
て、「道の駅の魅力向上について」をテーマに松田主任研究員が講演を行います。
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05:ゆきみらい2010in青森で発表します(地域景観ユニット)(耐寒材料チーム)
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「雪崩抑制効果と環境に配慮した切土道路のり面の考え方」(横山博之)
「積雪寒冷地における再生粗骨材の
コンクリート工場製品への適用に関する検討」(下谷裕司)
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06:第53回(平成21年度)北海道開発局技術研究発表会で発表します
(地域景観ユニット)
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「沿道の緑の維持管理に関する意識について
―地域住民および道路管理者を対象とした意識調査―」(上田真代)
「国際競争力の高いロードツーリズムの振興に向けて」 (高田尚人)
「社会資本整備における良好な景観形成の社会的効果について(第1報)」(三好達夫)
「地域資源を活用したフットパスに関する考察」(鳥谷部寿人)
「切土道路のり面への樹木導入事例調査報告
-切土道路のり面の樹林化①-」 (吾田洋一)
「切土道路のり面への中低木導入の重要性と適用樹種選定
-切土道路のり面の樹林化②-」 (横山博之)
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07:第53回(平成21年度)北海道開発局技術研究発表会で発表します
(寒地基礎技術研究グループ)
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寒地基礎技術研究グループからも、北海道開発局技術研究発表会で発表いたします。
寒地構造チーム 1編、耐寒材料チーム 5編、寒地地盤チーム 2編
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08:「北海道土木技術会トンネル技術研究会」で発表します。(防災地質チーム)
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2月26日に北大学術交流会館において標記研究会が開催され、下記の内容で発表
します。
「自然由来の重金属類を含む掘削ズリの取扱いと今後の対応について」
:田本研究員(防災地質チーム)
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09:「斜面防災とグラウンドアンカーに関する技術講習会」で講演します。
(防災地質チーム)
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1月28日にTKP札幌ビジネスセンターにおいて標記講習会が開催され、下記の内容
で講演します。
「北海道における斜面災害について」:伊東上席研究員(防災地質チーム)
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビニュースは、4月号より「北の道ナビ」HPの新着情報への案内に変わ
りました。トップページの新着情報にこれまで同様、ナビニュースの内容が掲載され
ています。
北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 → http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・土木学会北海道支部 平成21年度年次技術研究発表会
期間:平成22年2月2日(火),3日(水)
場所:札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1)
http://www.jsce.or.jp/branch/hokkaido/_contents/active/h21/091105/index.htm
※論文募集は終了
[国内]
・ゆきみらい研究発表会
期間:平成22年2月19日(金)
場所:青森市文化会館
※論文募集は終了
・第11回国際アスファルト舗装会議(ISAP2010名古屋会議)
期間:平成22年8月1日(日)~6日(金)
場所:名古屋国際会議場(名古屋市熱田区熱田西町1番1号)
主催:(社)日本道路協会,国際アスファルト舗装協会
→ http://isap-nagoya2010.jp/japanese/info.html
※論文募集は終了
[海外]
・第89回TRB年次総会
期間:平成22年1月10日(日)~14日(木)
場所:アメリカ・ワシントンD.C.
→ http://www.trb.org/AnnualMeeting2010/Public/AnnualMeeting2010.aspx
※論文募集は終了
・第15回SIRWEC国際道路気象会議
期間:平成22年2月5日(金)~7日(日)
場所:カナダ・ケベック
→ http://www.sirwec.org/
※論文募集は終了
・第13回PIARC国際冬期道路会議
期間:平成22年2月8日(月)~11日(木)
場所:カナダ・ケベック
→ http://www.aipcrquebec2010.org/
※論文募集は終了
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■編集後記
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平成21年の北海道の交通事故死者数は、前年より10人少ない218人となり、
昭和25年以降最も少なくなりました。都道府県別では、227人の愛知県に次いで
ワースト2位となり、平成17年からのワーストワン返上が続いています。各種の交
通安全対策の実施をはじめとして、様々な要因により、ここ10年でみると交通事故
死者数はほぼ減少傾向で推移しており、10年前と比べると6割近くも減少していま
す。
そのような中で、平成21年の大きな特徴として、65歳以上の高齢者の死者数が
111人と半数以上となったことがあげられます。高齢化社会の更なる進展が見込ま
れている北海道においては、高齢者が安全に移動できる社会づくりが交通事故死者数
の削減の観点からも必要なものと思います。
寒地交通チーム上席研究員 葛西聡
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