寒地土木研究所寒地道路研究グループと地域景観ユニットでは、北海道という積雪寒冷地・広域観光の視点から冬期交通の安全性・効率性の向上や、観光支援を目的としたITS 技術の調査研究を推進しています。
平成21年12月7日(月)、“地域とITS”をテーマに、行政やコンサルタント等の技術者、また大学や他の研究機関の研究者の方々への情報提供と意見交換の場として、「寒地ITS ワークショップ」(兼第28回寒地道路連続セミナー)を開催しました。(主催:寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム)
※ 寒地ITSワークショップの議事次第などはこちら
→ http://www2.ceri.go.jp/news/archives/000529.html
ワークショップでは、北見工業大学社会環境工学科の高橋清准教授から『ITS技術の展開における地域協働の役割と課題』と題して基調講演いただき、当研究所寒地交通チームの高橋総括から『第16回ITS世界会議の概要』、雪氷チームの松澤上席から『寒地ITSへの取組みを振り返る~加治屋安彦さんを偲んで~』と題して報告を行いました。
また、(株)ドーコンの須田様から『札幌でコミュニティサイクルを立ち上げる~その期待と課題~』、網走開発建設部の豊島様から『除雪機械位置情報取得装置を用いた除雪作業の分析と評価~除雪作業の高度効率化に向けた除雪マネジメント~』、札幌総合情報センター(株)の田中様から『次世代ワンセグ放送~マルチワンセグメントサービスの実証実験について』、札幌市の鈴木様から『札幌市公共交通情報提供システム(えきバス・ナビ)について』と題して研究発表が行われました。
当日は、行政機関や研究機関、民間企業から、約100名の参加をいただき、熱心な質疑応答・意見交換が行われました。
 ▲浅野グループ長の開会挨拶 |  ▲北見工業大学 高橋清准教授の基調講演 | |
 ▲高橋総括の報告 |  ▲松澤上席の報告 | |
 ▲(株)ドーコン交通部 須田様の発表 |  ▲網走開発建設部道路一課 豊島様の発表 | |
 ▲札幌総合情報センター(株) 田中様の発表 |  ▲札幌市 市民まちづくり局 鈴木様の発表 | |
 ▲司会を務める地域景観ユニットの松田主任研究員 |  ▲会場の様子 |
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