寒地土木研究所
【北の道リサーチニュース:第64号(2009年1月)】を発行しました


 1月27日に【北の道リサーチニュース:第64号(2009年1月)】を発行しました。
 このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。

 皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。

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北の道リサーチニュース:第64号

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【北の道リサーチニュース:第64号(2009年1月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:「寒地土木研究所 第1回技術者フォーラム in 室蘭」にて講演します
02:「土木学会北海道支部 平成20年度 年次技術研究発表会」に参加します 
03:「ゆきみらい研究発表会」で発表します
04:「第52回(平成20年度)北海道開発局技術研究発表会」に参加します 
05:「平成20年度 土研新技術ショーケースin 札幌」に出展します
06:「寒地土木研究所現地講習会」を開催しました
07:「平成20年度工種別講習会」で講師を務めました
■研究紹介
 (2009年1月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
■関連研究チームニュース
08:「地盤工学会北海道支部第49回年次技術報告会」で研究成果を発表します
09:「土木学会北海道支部 平成20年度 年次技術研究発表会」で研究成果を発表します
10:「第52回(平成20年度)北海道開発技術研究発表会」で研究成果を発表します
11:「平成20年度工種別講習会」で講師を務めます 
12:「中国遼寧省交通庁視察講習会」で講師を務めました
13:「平成20年度建設事業専門研修会」で講師を務めました
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース

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■寒地道路研究グループニュース
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01:「寒地土木研究所 第1回技術者フォーラム in 室蘭」にて講演します 
 (寒地道路研究グループ,寒地基礎技術研究グループ)
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 平成21年1月27日(火)に室蘭市(ホテル・セピアス)において「環境イニシアティブ
を先導する技術」をテーマに標記フォーラムが開催されます.寒地基礎技術研究
グループと寒地道路研究グループから以下の講演を行います.
・自然由来の重金属汚染対策:伊東(防災地質チーム)
・北海道の地域特性をふまえた美しい沿道景観の形成:松田(地域景観ユニット)
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02:「土木学会北海道支部 平成20年度 年次技術研究発表会」に参加します
 (寒地道路研究グループ)
  http://www2.ceri.go.jp/news/archives/000479.html
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 平成21年1月31日(土),2月1日(日)に北見市(北見工業大学)において標記研究発表
会が開催されます.寒地道路研究グループから4編の論文発表を行います.
・道路上における吹雪時の視程評価に関する研究:武知(雪氷チーム)
・積雪寒冷地における溶融スラグのアスファルト混合物用骨材利用の検討:上野
 (寒地道路保全チーム)
・道路景観における定量評価手法の適用性に関する検討:草間(地域景観ユニット)
・北海道における道路付属施設の引き算による景観向上:三好(地域景観ユニット)
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03:「ゆきみらい研究発表会」で発表します
 (寒地道路研究グループ,寒地基礎技術研究グループ)
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 2月12日から14日まで、富山県高岡市で「ゆきみらい2009in高岡」が開催されます。
ゆきみらいは、克雪・利雪技術の課題や研究、雪に強い街づくり、雪国の自然環境・
歴史・文化の継承など、ハード、ソフト両面にわたる様々な取り組みに対する意見交
換や情報交換、ならびに全国へ雪国の情報発信を行うことにより、雪国の未来を展望
し、地域の活性化を図ることを目的として開催されます。
 2月13日には、雪氷技術の更なる開発・普及のため、技術者等の情報交換や交流の
場としてゆきみらい研究発表会が開催されます。寒地道路研究グループからは、以下
の演題で発表します。
【寒地交通チーム】
・プローブ技術を活用した冬期道路交通及び冬期道路管理の評価に関する研究:高橋
・冬期路面すべり抵抗モニタリングシステムの開発・試行について:徳永
【雪氷チーム】
・すり抜け現象を伴う雪崩の積雪特性と対策効果:松下
・ベーン試験器による積雪の剪断強度測定手法の開発:布施(道央支所)
【耐寒材料チーム】
・コンクリート実構造物のスケーリング劣化に関する検討:内藤
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04:「第52回(平成20年度)北海道開発局技術研究発表会」に参加します 
 (寒地道路研究グループ)
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 平成21年2月25日(水),26日(木)に札幌コンベンションセンターで標記発表会が開
催されます。寒地道路研究グループからは以下の論文発表を行います.
【寒地交通チーム】
・北海道の2車線道路における緩衝分離構造の検討について:平澤
・2車線道路の設計と運用の合理性を考慮した性能向上方策:宗広
・すべり抵抗値活用による冬期路面管理技術の高度化に関する研究:徳永
・冬期路面管理における路面状態の定量的計測技術について:舟橋
・防滑材の飛散対策に関する基礎的研究 ―海外における事例紹介と室内基礎試験―
:佐藤
・精糖残渣(ライムケーキ)を利用した防滑材の散布試験について:秋元
・ランブルストリップスの施工技術を活用した注意喚起手法の開発:武本
・凍結防止剤の室内凍結試験について-凍結防止剤の種類、濃度及び温度と氷の凍結
状態との関係-:宮本(道央支所)
・交通事故対策区間の合理的な選択手法に関する一考察:高田(道央支所)
・融氷特性を考慮した凍結防止剤の選定手法に関する一考察:熊谷(道央支所)
【雪氷チーム】
・道北地方の国道防雪林の現状と課題について:下道(道北支所)
・北海道における効果的な道路情報提供手法の提案:緒方
・疎密の異なる道路防雪林の視程改善効果:山田
・すり抜け現象を対象とした雪崩対策技術資料案の作成について:伊東
・ベーン試験器を用いた簡易な積雪安定度調査手法の提案について:布施(道央支所)
【寒地道路保全チーム)】
・空港舗装における冬期路面対策に関する検討:安倍
・予防的修繕を考慮した舗装修繕計画策定支援システムの開発:丸山
・舗装の予防的修繕工法に関する調査検討:金子
・コスト縮減を考慮したバスレーンのカラーポーラスアスファルト舗装に関する検討
 千葉
・積雪寒冷地におけるアスファルト再生骨材の品質管理手法について:上野
【地域景観ユニット】
・北海道の地域特性を考慮した道路整備に関する研究-道路景観の視点による北海道
 環境イニシアティブの推進に向けて-:松田
・道の駅の休憩場所としての魅力向上の重要性について:高田尚人(道央支所)
・北海道の道路景観の魅力に影響する要素と景観評価について:三好
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05:「平成20年度 土研新技術ショーケースin 札幌」に出展します
 (寒地道路研究グループ)
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 土研新技術ショーケースは社会資本整備に携わる幅広い技術者を対象に、共同開発
者と協力し、土木研究所開発技術の紹介と当該開発技術の個別技術相談を行うもので
す。2月25,26日に札幌コンベンションセンターで開催するこの催しに、寒地交通
チームから「路面すべり抵抗モニタリングシステム」、雪氷チームから「高盛土に対
応した新型防雪柵」,地域景観ユニットから「路側式案内標識の提案」を出展します。
どうぞお立ち寄りください。
※詳しくは「土木研究所ホームページ」に後日掲載します。
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06:「寒地土木研究所現地講習会」を開催しました
 (寒地道路研究グループ・寒地基礎技術研究グループ)
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 11月から2月にかけて,北海道開発局開発建設部の要望に基づいた現地講習会が全道
各地で開催されています.寒地基礎技術研究グループと寒地道路研究グループは以下
の講習会で講師を務めました.
11/28 室蘭開発建設部
・不良土対策と盛土の品質管理について:佐藤(寒地地盤)
・自然由来の重金属を含む岩石ずりの取扱い上の留意点:田本(防災地質)
・舗装の維持修繕対策について:丸山,金子(道路保全)
12/9 石狩川開発建設部
・樋門の劣化と補修事例:内藤(耐寒材料)
12/11 小樽開発建設部
・冬期路面管理の高度化を目指した技術開発について:高橋(寒地交通)
・明色アスファルト混合物等を用いたトンネル内舗装の修繕工法について:丸山(道路保全)
12/25 釧路開発建設部
・構造物補修・耐震補強について:三田村(寒地構造)
・道路防雪林の造成と維持管理:伊東(雪氷)
・景観の見方と北海道における道路景観の向上方策:三好(地域景観)
1/20 留萌開発建設部
・地域特性を考慮した効果的かつ効率的な交通事故対策:平澤(寒地交通)
・道路防雪林の造成と維持管理:伊東(雪氷)
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07:「平成20年度工種別講習会」で講師を務めました
(寒地道路研究グループ,寒地基礎技術研究グループ)
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12月から3月にかけて、北海道開発局の道路技術職員を対象に技術力向上を目的とし
て、各チームによる工種別講習会が開催されています。寒地基礎技術研究グループと
寒地道路研究グループは12月および1月に以下の講習会で講師を務めました.
・法面工・土工について 12月17日旭川、1月8日帯広、1月19日留萌:佐藤(寒地地盤)
・重金属について 12月19日網走:岡崎、田本(防災地質)
・コンクリート劣化調査について、凍害・塩害について
  12月19日滝川:林田(耐寒材料)、1月22日室蘭:吉田(耐寒材料)
・道路防雪林の造成と維持管理 12月25日釧路,1月20日留萌:伊東(雪氷)
・舗装の維持修繕 1月9日帯広:丸山(寒地道路保全)
・軟弱地盤の基礎と施工管理のポイント 1月9日稚内:林(寒地地盤)
・耐震補強について 1月23日苫小牧:三田村、吉田(寒地構造)

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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します。
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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 (2009年1月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです.
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
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08:「第49回年次技術報告会」(主催 地盤工学会北海道支部)で研究成果を発表し
ます (寒地地盤チーム、防災地質チーム)
http://www.jiban.or.jp/organi/shibu/hokkaido/informations/2008Informations
/081015Branch_Convention/H20announce.htm
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1月29日,30日に北見工業大学で開催される標記報告会で10編の研究成果を発表し
ます。
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09:「平成20年度年次技術研究発表会」(主催 土木学会北海道支部)で研究成果を
発表します。(寒地基礎技術研究グループ)
 http://www.jsce.or.jp/branch/hokkaido/_contents/active/h21/090115/index.htm
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1月31日,2月1日に北見工業大学で開催される標記発表会で10編の研究成果を発表
します。
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10:「第52回(平成20年度)北海道開発技術研究発表会」で研究成果を発表します。
 (寒地基礎技術研究グループ)
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2月25,26日に札幌コンベンションセンターで開催される標記報告会で12編の研究
成果を発表します。
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11:「平成20年度工種別講習会」で講師を務めます (寒地基礎技術研究グループ)
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北海道開発局の道路技術職員を対象に技術力向上を目的として、各チームによる工
種別講習会が開催されます。2月および3月の予定は以下のとおりです(日程は変更と
なる場合があります)。
【寒地構造チーム】
・耐震補強について 3月2日網走:三田村,佐藤
【耐寒材料チーム】
・コンクリート劣化調査について、凍害・塩害について
2月16日小樽:内藤,12月17日釧路:遠藤
【寒地地盤チーム】
・軟弱地盤について 2月6日札幌,2月16日小樽:林
・構造物基礎工について 2月2日函館,2月16日釧路:冨澤
【防災地質チーム】
・重金属について 2月2日函館:岡崎,田本
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12:「中国遼寧省交通庁視察講習会」(主催 北海道開発技術センター)で講師を務め
 ました (寒地構造チーム)
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 12月18日(木)に開催された標記視察講習会において、三田村主任研究員が、積雪
寒冷地における橋梁鋼床版の補強工法について講師を務めました。
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13:「平成20年度建設事業専門研修会(主催 北海道開発協会,建設協会)で講師を
 務めました (耐寒材料チーム)
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 1月に小樽・網走・稚内で開催された標記研修会において、「積雪寒冷地における
コンクリートの耐久性向上について」について講師を務めました。各担当者は以下の
とおりです。1月23日小樽:遠藤、1月23日網走:内藤、1月27日稚内:吉田

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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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◆冬のドライブ情報はこちらから!
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・冬の安心ドライブチェック!→お役立ち情報はこちら
 → http://northern-road.jp/navi/info/fuyudrive20.htm

・帯広広尾自動車道 幸福IC~中札内ICの供用開始について(北海道開発局)
 → http://www.ob.hkd.mlit.go.jp/hp/osirase/press/pdf/douro20003.pdf

・北海道の「道の駅」に新しく1駅が登録されました(道の駅連絡会)
 流氷街道網走が新たに登録されました。
 → http://www.hokkaido-michinoeki.jp/index.htm

・高速道路でおトクーポン!千歳へLet's Goキャンペーン!!(千歳観光連盟)
 高速道路を利用して千歳に行くと、4つの割引クーポン券がまとめてもらえます!
 → http://www.1000sai-chitose.or.jp/etccgo.htm

・北の道ナビ「峠情報」
 峠のライブカメラ画像(全14箇所)や、天気予報・降雪時期の目安等の情報あり
 冬の峠では、降雪や路面凍結にご注意ください。
 → http://northern-road.jp/navi/index_touge.htm

・冬道運転ガイド(北の道ナビ)
 雪国ならではの冬道特有の情報や知識をお伝えします、知って安心、安全ドライブ
 → http://www.northern-road.jp/navi/info/drive.htm

・北海道エリア高速道路気象情報(NEXCO東日本)
 北海道の高速道路の路面状況、天気(降雪量等)の予測を行っています。
 → http://yukimichi.driveplaza.com/

・北海道地区道路情報~国道・道道の通行止め情報を提供~
 お出かけ前にライブカメラ画像をチェック(北海道開発局)
 → http://info-road.hdb.go.jp/

・気をつけて!高速道路ヒヤリマップ<北海道地域>(NEXCO東日本)
 → http://safety.driveplaza.com/map/map_hokkaido.html

・安全に冬道をドライブするために
(石狩地方道路防災連絡協議会・空知地方道路防災連絡協議会)
 → http://www.sp.hkd.mlit.go.jp/mental/index.html

・シーニックバイウェイ北海道~各ルートのおすすめポイント
(シーニックバイウェイ支援センター)
 → http://www.scenicbyway.jp/


※ 北の道ナビは,北海道内の道路情報を総合案内するサイトで,北海道開発局を
はじめとする道内主要道路管理者で構成する「北海道道路情報化研究会」の監修のも
と,(独)土木研究所 寒地土木研究所が運営を行っています.

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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・土木学会北海道支部 平成20年度年次技術研究発表会
 期間:平成21年1月31日~2月1日
 場所:北見工業大学,北見市公園町165番地
 論文募集は終了
 → http://www.jsce.or.jp/branch/hokkaido/_contents/active/h20/080926/index.htm

[国内]
・ゆきみらい2009in高岡 (ゆきみらい研究発表会)
 期間:平成21年2月12~14日(研究発表会は13日)
 場所:ウイング・ウイング高岡,富山県高岡市
 論文募集は終了
 → http://www.city.takaoka.toyama.jp/kensetsu/0902/yukimirai/index.html

[海外]

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■編集後記
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 1年で最も寒い時期を迎えました。地球温暖化の進展が懸念される中、この冬の北
海道はどうかというと、気象庁の報道では12月の平均気温は平年差がプラス1.8℃と
かなり高く、1月も20日までのアメダス地点の期間平均気温のデータでは、かなりの
地点で平年差がプラス2℃以上となっており、気温の高い状態が続いています。気温
が高いことは、北国に住む者にとって、生活する上では大変助かることではあります
が、地球温暖化による異常気象が心配されます。
 地球温暖化と異常気象の関連については、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)
の評価書によると、「温暖化すると暑い日や強い降水が増え、熱帯低気圧(台風や
ハリケーン)も数は減るが風力などが強大になる」と予測されていますが、個々の特
定の現象を温暖化と直接結びつけるのは現在のところ非常に難しいと言うことです。
 昨年は低気圧の発達に伴う激しい吹雪により2月に長沼町近郊で、4月には根釧地方
で大規模な吹雪災害が発生しました。今年も降雪による交通機関の乱れなどが起こっ
ていますが、大規模な災害が起きないことを願いたいものです。

                    寒地交通チーム 上席研究員 葛西 聡
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         寒地道路研究グループHP http://www2.ceri.go.jp/jpn/
         案内図 http://www2.ceri.go.jp/annaizu.gif
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