平成19年7月25日(水)~27日(金)の3日間、第4回日中舗装技術ワークショップが北海道大学学術交流会館で開催しました(写真-1)。
日中舗装技術ワークショップは、日本、中国の両国の研究成果を互いに発表し、議論することで、両国の舗装工学が抱える技術的問題点の解決に寄与することを目的に、開催されています。
ワークショップでは、舗装材料、舗装構造に関する解析、および舗装マネジメント等に関する発表が31件ありました。
寒地道路研究グループからは、2名が発表しました。丸山主任研究員は、「Alligator Cracking in Bibi New Test Road and Fatigue Failure Characteristic of Asphalt mixtures」と題して、現道における疲労ひび割れ調査と室内での曲げ疲労試験結果を用いた舗装の疲労寿命に関する研究成果を報告しました(写真-2)。安倍主任研究員は「Applicability of Open-graded Asphalt Mixtures for Traffic Safety on Snowy/icy Winter Roads」と題して排水性舗装等の開粒度舗装を冬期路面対策として用いて実施した場合の適用効果について報告しました(写真-3)。