平成19年1月16日に第19回寒地道路連続セミナー兼北海道土木技術会道路研究委員会講演会「北海道の道路構造と交通運用を考える」を開催しました。
平成15年7月の道路構造令の改正等に伴い、地域特性に応じた適切な道路構造の採択や走行環境を考慮した交通運用が求められています。現行の北海道郊外部の一般国道の大半が2車線道路となっていますが、交通安全、サービス水準の観点から改善の余地が残されていると考えられ、これに対し、道路ユーザーへのサービス水準の向上等を目的とし、2+1車線道路構造などの検討が進められているところです。他方、警察庁では、道路交通法による最高速度(高速道路100km/h、一般道路60km/h)の見直しについて、委員会による調査研究も進められています。
セミナーでは、上記委員会の委員も務める首都大学東京大学院都市環境科学研究科の大口敬准教授に「設計速度・実勢速度・規制速度」と題してご講演いただくとともに、北海道大学大学院工学研究科博士課程のスッティパン・タネスゥェンさんに「北海道の道路における制限速度の評価について」と題してご講演いただき、さらに、寒地交通チーム宗広研究員から当研究所の研究内容を紹介させていただきました。
セミナーには、行政機関や研究機関、コンサルタントをはじめとする民間企業などから約150名の方の参加をいただき、熱心な質疑応答・意見交換が行われました。
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セミナーの模様 |
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セミナー受付
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寒地道路研究グループ 小笠原章 グループ長 |
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首都大学東京 大口敬 准教授 |
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北海道大学大学院工学研究科 スッティパン・タネスゥェンさん |
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寒地交通チーム 宗広一徳 研究員 |
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講演の模様
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質疑応答
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寒地交通チーム 浅野基樹 上席研究員 |
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