平成18年6月21日に北海道土木技術会道路研究委員会講演会、兼第16回寒地道路連続セミナーを開催し、名古屋大学大学院工学研究科の中村英樹助教授にご講演いただきました。
先進国としてふさわしい道路交通の質の実現には、道路構造や交通運用上の工夫が必要となりますが、現行の道路計画・交通運用では性能目標が不明確です。そのため、道路階層区分に対応した機能および設計対象交通に対する性能目標水準を事前評価可能な新たな性能照査型道路計画・設計手法論の構築を行うことが求められています。
国土交通省で行っている公募型研究開発である「道路政策の質の向上に資する技術研究開発」において、これらに関する研究が名古屋大学の中村英樹助教授らを中心に行われております。講演では、日本の道路交通の現状再認識、道路交通パフォーマンスの確保に向けての工夫、先進国として相応しい交通の質の実現のために必要な道路構造・交通運用上の課題について紹介がありました。
セミナーには、行政機関や研究機関、コンサルタントをはじめとする民間企業などから約80名の参加をいただき、熱心な質疑応答・意見交換が行われました。
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セミナーの模様 |
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中村英樹助教授
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中村英樹助教授
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講演の模様
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講演の模様
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講演の模様
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質疑応答
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