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5月24日に【北の道リサーチニュース:第32号(2006年5月)】を発行しました。
このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。
皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。
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北の道リサーチニュース:第32号━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【北の道リサーチニュース:第32号(2006年5月)】
"寒地道路のリサーチセンター"
独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第10回北陸道路舗装会議に参加します (寒地交通チーム、寒地道路保全チーム)
02:第33回土木計画学研究発表会(春大会)に参加します
(寒地交通チーム、地域景観ユニット)
03:北海道ITS推進フォーラムで講演します(寒地交通チーム)
04:北海道土木技術会道路研究委員会講演会、兼第16回寒地道路連続セミナーを開催
します(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
05:月報(報文)吹雪環境下での固定式視線誘導柱(矢羽根)の視認性に関する研究
06:月報(報告)第12回PIARC国際冬期道路会議に参加して(前編)~会議の概要~
■関連研究チームニュース
07:「コンクリート工学年次大会2006」((社)日本コンクリート工学協会の主催)
で論文発表します。(寒地構造チーム・耐寒材料チーム)
08:「凍害の予測と耐久設計の現状 ―凍害と耐久性設計研究委員会成果報告会-」
に参加します(耐寒材料チーム)
09:「第49回(平成17年度)北海道開発局技術研究発表会」で北海道開発局長賞を
受賞しました(寒地地盤チーム他)
10:「世界トンネル会議」に参加しました(防災地質チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■道路部ニュース
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01:第10回北陸道路舗装会議に参加します (寒地交通チーム、寒地道路保全チーム)
http://www.dohkenkyo.com/10hokuriku/index.html
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6月6日,7日に新潟市で開催される会議に参加し,3編の論文発表を行います.会議で
は積雪寒冷地における路面の性能(騒音・浸透水・わだち・骨材飛散・すべり抵抗・
凍結抑制等),評価(発注者の要求要件・地域沿道住民及び道路利用者の評価等),
コスト縮減対策,沿道環境保全対策,建設副産物の再生利用,新潟県中越地震等に関
する論文が報告されます.発表論文は次の通りです.
「ランブルストリップスの設置効果と費用便益について」平澤主任研究員
「積雪寒冷地における性能指標値の検討」安倍主任研究員
「ホタテ貝殻粉末のアスファルト舗装材料への適用」上野研究員
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02:第33回土木計画学研究発表会(春大会)に参加します
(寒地交通チーム、地域景観ユニット)
http://www.jsce.or.jp/committee/ip/ip33/index.html
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第33回土木計画学研究発表会(春大会)が6月10日、11日に仙台市で開催されます。
当研究所からは、2編の論文発表を行います。発表論文は次の通りです。
「冬期路面管理支援システム構築に関する実践的研究」高橋総括主任研究員
「北海道の地域特性を考慮した道路構造に関する研究 ~機能に対応した道路設計
の検討~」宗広研究員
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03:北海道ITS推進フォーラムで講演します(寒地交通チーム)
http://www.hokkaido-its.jp/
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5月30日、北海道ITSフォーラム主催の講演会があります。講演会では、寒地交通チー
ムの高橋総括主任研究員が「タクシープローブ調査とその活用について」と題して講
演します。開催要領は以下のとおりです。
主催 : 北海道ITS推進フォーラム
日時 : 平成18年5月30日(火)15:00~17:00
場所 : 札幌市教育文化会館 講堂(札幌市中央区北1条西13丁目)
参加 : 参加料無料(申し込み不要)
□プログラム(題目・講演者・講演順などは変更になる場合があります)
1.開 会
2.講 演・携帯で手軽に始められるプローブパーソン調査(仮称)
東京大学 大学院 工学系研究科 都市工学専攻
助教授 羽藤 英二 氏
(交通工学研究会プローブパーソンデータ研究グループ 座長)
3.講 演・タクシープローブ調査とその活用について
(独)土木研究所 寒地土木研究所 寒地交通チーム
総括主任研究員 高橋 尚人 氏
4.講 演・ITSサービス導入シナリオ策定に関する調査研究
ITS Japan 企画グループ
担当部長 榊原 雅博 氏
5.閉 会
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04:北海道土木技術会道路研究委員会講演会、兼第16回寒地道路連続セミナーを開催
します(寒地道路研究グループ)
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6月21日、北海道土木技術会道路研究委員会講演会、兼第16回寒地道路連続セミナー
を開催します。名古屋大学大学院工学研究科、中村英樹先生に講演いただく予定です。
開催要領は以下のとおりです。
主催: 北海道土木技術会道路研究委員会
共催: 寒地土木研究所
日時: 平成18年6月21日(水) 15時15分~17時
場所: 札幌ステーションホテル(札幌市北区北7条西4丁目)
参加費:無料
開催内容(プログラム):
1.開会 15:15
2.講演 15:20~16:50
「道路交通パフォーマンス向上のための工夫と性能照査型道路設計」
名古屋大学大学院工学研究科 助教授 中村英樹 氏
3.質疑応答 16:50~17:00
4.閉会 17:00
定員:100名(先着順。定員を超える場合は、締め切らせていただくことがあります)
申し込み:所属、氏名、連絡先を明記の上し、FAXにて申し込み
問い合わせ・申込先:(株)ドーコン交通部、太田祐司、高橋泰子
TEL 011-801-1520 FAX 011-801-1521
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■研究紹介
北海道開発土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
くわしくはこちら → http://www3.ceri.go.jp/jouhou.html
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05:月報(報文)吹雪環境下での固定式視線誘導柱(矢羽根)の視認性に関する研究
(雪氷チーム)
http://thesis.ceri.go.jp/center/info/geppou/setuhyo/0005805030.html
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本研究では、矢羽根と自発光式デリニェータとの視認性の差異や仕様(反射材や
色、自発光式については発光方式、累計光度、LED1個当たりの発光光度)の違いに
よる矢羽根の視認性の差異を明らかにするため、吹雪環境下で矢羽根や自発光式デリ
ニェータをモニターに視認させる調査を実施した結果を報告するものである。
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06:月報(報告)第12回PIARC国際冬期道路会議に参加して(前編)~会議の概要~
http://thesis.ceri.go.jp/center/doc/geppou/ceri/00058050701.pdf
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2006年3月27~30日にイタリアのトリノ市とセストリェール村で第12回PIARC国際
冬期道路会議が開催されました。この会議に、道路部(現寒地道路研究グループ)
から12名が参加して10編の論文発表を行いましたので、報告します。
なお、内容が多いため、本編では会議の概要を紹介し、次号では、研究発表の具体
的内容について報告する予定です。
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■関連研究チームニュース
寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している
研究チームからのニュースをお伝えするコーナーです.
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
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07:「コンクリート工学年次大会2006」((社)日本コンクリート工学協会の主催)
で論文発表します。(寒地構造チーム・耐寒材料チーム)
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7月11~13日に新潟朱鷺メッセにおいて、標記年次大会が開催されます。本大会では、
コンクリート技術に係る論文発表に加え、「コンクリートテクノプラザ」(技術紹介)
や「小学生が作るコンクリート in 新潟」(市民参加)、「2004年新潟沖地震」(パ
ネル展)等が企画されています。寒地構造チームからは三田村主任研究員、今野主任
研究員及び岡田研究員が、耐寒材料チームからは田口上席研究員、栗橋研究員及び
遠藤研究員が発表する予定です。
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08:「凍害の予測と耐久設計の現状 ―凍害と耐久性設計研究委員会成果報告会-」
に参加します(耐寒材料チーム)
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6月19日に当研究所講堂において、(社)日本コンクリート工学協会北海道支部主催、
当研究所後援で標記報告会が開催されます。耐寒材料チームから講師として田口上席
研究員が「凍害劣化の評価法」、遠藤研究員が「凍害の診断法」を講演します。
募集人数100名、参加費2000円予定(資料代)、申込締切日6月8日、申込先・問合先
TEL: 011-801-1540、FAX: 011-801-1541(株)ドーコン構造部梅木氏、川口氏です。
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09:「第49回(平成17年度)北海道開発局技術研究発表会」で北海道開発局長賞を
受賞しました(寒地地盤チーム他)
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平成17年度北海道開発局技術研究発表会において、寒地地盤チームの冨澤主任研究員
が発表した「複合地盤杭工法の実用的設計施工法」が北海道開発局長賞を受賞しまし
た。この論文は、地盤改良により増加した地盤のせん断強度を杭設計に反映する設計
法をまとめたもので、コスト縮減に大いに貢献しています。
また、雪氷チーム・地域景観ユニット兼務の松田主任研究員が本年3月まで所属して
いた旭川開建にて発表した「積雪寒冷地における道路情報提供の効果と今後のあり方
について」も同じく北海道開発局長賞を受賞しました。
5月24日に表彰式が行わ れました。
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10:「世界トンネル会議」に参加しました(防災地質チーム)
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4月22~27日に韓国のソウルで標記の国際会議が開催されました。この会議はトンネル
の調査、設計、施工、維持管理に関する技術発展の促進を目的として、各国代表機関
相互の情報交換の場として毎年開催されています。防災地質チームからは伊東上席研
究員、岡崎研究員が説明と発表を行いました。詳細は次のURLで見ることができます。
http://www.ita2006.com/index.asp または
http://www.ita-aites.org/cms/1541.html
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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★ドライブに役立つ情報満載!★
ホームページ「北の道ナビ」に関するトピックスやおすすめ情報などを紹介します。
ぜひアクセスしてみてください。
* ミニアンケート実施中!~「ドライブしたい“みち”は、どんな道ですか?」
アンケートの中間結果を発表!!
→ http://northern-road.jp/cgi-bin/vote/vote.cgi
* 春のドライブシーズン本番! お役立ち情報(北の道ナビ)
→ http://northern-road.jp/navi/info/harudrive.htm
* 道内180市町村のカントリーサインページを最新版に更新(北の道ナビ)!
市町村合併に伴うカントリーサインの変更等がありました
→ http://northern-road.jp/discover/sign/aiueo_all.html
* 北の道ナビ「峠情報」
峠のライブカメラ画像(全12箇所)や、天気予報・降雪時期の目安等の情報あり
→ http://northern-road.jp/navi/index_touge.htm
* 北の道ナビ・メールニュース 2006.04 第7号を発行しました。
メールニュースでは、北海道の道路情報総合案内サイト『北の道ナビ』の季節
に応じたコンテンツの更新や、ドライブに役立つ情報などをお知らせします。
→ http://northern-road.jp/navi/mailnews.htm
* 国道334号知床峠道路情報提供 今日の知床峠(網走・釧路開発建設部)
知床峠の今日の状況をお知らせしています。
→ http://www.a-road.jp/ar/route334/
* ETCワンストップ・サービス in 輪厚PA(東日本高速北海道支社)
5月27日(土)・28(日)に輪厚PA札幌方向にて実施します。
→ http://www.e-nexco.co.jp/local/hokkaido/
* 4/15(土)よりスタンプラリー2006開始!(北海道地区「道の駅」連絡会)
→ http://www.hokkaido-michinoeki.jp/
※北の道ナビは、北海道内の道路情報を総合案内するサイトで、北海道開発局をは
じめとする道内主要道路管理者で構成する「北海道道路情報化研究会」の監修の
もと、(独)土木研究所 寒地土木研究所が運営を行っています。
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・日本雪氷学会北海道支部 研究発表会(平成18年6月16日)
北海道大学 学術交流会館 第一会議室
発表申込〆切 5/31
問い合わせ先 TEL011-272-3540(大槻)
[国内]
・土木計画学研究発表会(平成18年6月10日~11日)
仙台市 東北大学青葉山キャンパス
http://www.jsce.or.jp/committee/ip/ip33/index.html
論文原稿〆切 5/8
・土木学会全国大会(平成18年9月20日~22日)
滋賀県 立命館大学びわこ・くさつキャンパス
http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/index.html
・第26回交通工学研究発表会(平成18年11月1日~2日)
東京都 砂防会館別館3階会議室
http://yukimirai.com/index.html
論文発表申込〆切 5/15
・平成18年度 日本雪氷学会・雪工学会合同全国大会(平成18年11月14日~18日)
秋田市民交流プラザ(ALVE:アルヴェ)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssi/ (日本雪氷学会)
[海外]
・交通シミュレーション国際シンポジウム(2006年9月4日~6日:スイスローザンヌ)
http://ists06.epfl.ch/
・第13回ITS世界会議(2006年10月8~12日:ロンドン)
http://www.itsworldcongress.com/its_1024/home/index.cfm
・第86回TRB年次総会(2007年1月21~25日:ワシントンDC)
http://www.trb.org/
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■編集後記
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寒地土木研究所となって1ヶ月半余りが経過しました。特に、新たに担当するこ
ととなった“地域景観ユニット”、これをうまく始動させるにはどうしたらよいか、
4月は頭を悩ませていました。より良い沿道景観とは・・・?、現場や道路利用者
のニーズは・・・?、寒地土研の強みを生かした研究方法は・・・?と思いは様々
にめぐりましたが、考えてばかりいても何も始まりません。
まずは一歩踏み出そうということで、5月19~21日に富良野で開催された“シー
ニックバイウェイ北海道フォーラム2006”に参加してきました。活動団体の方々の
情熱がひしひしと感じられる活気溢れるフォーラムでした。
「シーニックバイウェイ北海道フォーラム2006in大雪・富良野ルート」に参加しま
した → http://www2.ceri.go.jp/news/archives/000294.html
また、フォーラムでの紹介材料として“ドライブしたい北海道の道”に関するミ
ニアンケートを5/1から北の道ナビで行いました。5/22現在で220名を超える方々に
ご回答をいただいており、“あなたが好きな景色のよい道は?”という自由記述の
問いに対しても、実に多くの方々に書き込みをしていただきました。改めて、北海
道内の道路の景観資源が豊富であることが実感できました。このミニアンケートに
ついては、現在も実施中で中間集計も公表していますので、是非ご覧いただければ
幸いです。
北の道ナビ~ミニアンケート実施中(中間集計も公表中)
→ http://northern-road.jp/navi/
ヨチヨチ歩きではありますが、地域景観ユニットも研究活動をスタートさせまし
た。本ニュースレターの読者の皆様には、これからご指導を仰ぐ場面が何かと多い
と思われますが、どうぞよろしくお願いいたします。
雪氷チーム&地域景観ユニット 上席研究員 加治屋安彦
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寒地道路研究グループHP http://www2.ceri.go.jp/jpn/
案内図 http://www2.ceri.go.jp/annaizu.gif
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