寒地土木研究所
第14回寒地道路連続セミナー(舗装技術講演会)を開催しました


 2006年3月27日(月)、北海道開発土木研究所において、第14回寒地連続セミナー(舗装技術講演会)を開催しました。この舗装技術講演会は、北海道土木技術会舗装研究委員会との共催で行いました。
 講演では中国の華南理工大学の張教授から「中国の高速道路建設と舗装技術の現状について」と題して講演を頂きました。中国の交通事情の特徴としては、トラックの過積載車両が多く、全体の70%を越え、舗装体に相当なダメージを与えるため舗装の破損原因の大きな要因となっている旨の説明がありました。また、降雨による舗装体の破損もあり、表層から3層を改質アスファルト混合物で対策工として実施している事例も紹介されました。中国の配合設計方法については、日本で実施されているマーシャル安定度試験による配合設計が一般的であると紹介されました。
 北海道開発土木研究所からは、維持管理研究室の丸山主任研究員から「寒冷地に使用されるアスファルト混合物の特徴と表層混合物の変遷について」と題して、講演致しました。
 今回の講演会では、76名が聴講し、熱心な意見交換が行われました。


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▲張教授の講演状況(左)、丸山主任研究員の講演状況(右)


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▲講演会の状況(左)、講演会の状況(右)


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